たこ焼きの燻製【たこ焼きの新たなスタイル】燻煙が香る御馳走!!

スピード燻製

たこ焼き燻製の作り方を書いています。

たこ焼きを燻製するわけではありません。なぜたこ焼きをそのまま燻製にしないのか。本文の一番最初に書いておきますネ。とっても面白くアタフタした結果になりました。

ではたこ焼き燻製とは。たこを燻製にしてから、たこ焼きにいれています。

たこを燻製することによって、たこ焼きが御馳走に大変身。たこの燻製は失敗が少なく初心者むけのレシピです。

御馳走たこ焼き燻製の作り方を書いていきます。

たこ焼きをダイレクト燻製した結果

たこ焼きを焼きあげ、紙皿におきます。

透明なカップをかぶせました。チューブがついていますね。なんでしょうか。

チューブの先には、カンタンに燻製できる調理器具が見えます。スモークチップに火をつけると燻製できるようです。かんたんに燻製できるんですね。さっそく燻製してみましょう。

煙がモウモウとでてきて、ドーム内は真っ白。内部の様子はまったくわかりません。

スティーヴン・キングのアンダー・ザ・ドームを思い浮かべますね。

見た目は変化ありませんが、燻製の香りはプンプンしています。

燻製の色をつけるには、食材の表面を乾燥させると燻製の色がつきやすいのですが、たこ焼きの表面を乾燥させていないので色づきが悪いのでしょう。カピカピのたこ焼きを食べたくないので、そのまま燻製しました。

ふだんは燻製が終わった食材を、風にあて燻煙の香りを落ちつかせるのですが、カピカピのたこ焼きを食べたくないので、すぐに食べようと思います。

ソースをかけ、かつおぶしと青のりをかけいただきます。

にがい、すっぱい、口の中で煙が暴れまわる。ソースの味もタコの味もあったもんじゃない。しみじみとマズい。

燻製が終わった食材は、風にあて燻煙を落ちつかせる。燻製の大原則でした。

たこ焼きをそのまま燻製するときは、カピカピに乾燥させてから燻製にし、燻製が終わったあとは風にあてたほうがいいでしょう。

たこを燻製にし、たこ焼きを作る方法を書いていきます。

たこを燻製にして、たこ焼きを作る

たこを脱水する

魚屋さんで茹でたタコを買いましょう。てきとうな大きさに切りわけます。

脱水シートにタコを並べ、水分を吸収し、乾燥させます。タコの水分がぬけ、旨みがギュっと濃縮されたうまい身になりますよ。

脱水シートにつつみ、冷蔵庫で6時間ほど寝かします。

たこを燻製する

水分を抜いたタコと、たこ焼きにかけるソースを金網のうえにおきます。

ソースも一緒に燻製にすることで、香りのよいソースに仕上げる作戦です。

燻製につかうのは段ボールとスモークウッド。スモークウッドは火をつけるだけで燻製できる初心者さんむけの燻製グッズ。

段ボールの上部に二本の棒をとおし、たことソースをのせた金網を木の棒の上におきます。

耐熱容器のうえにスモークウッドをおき、スモークウッドに火をつけます。

スモークウッドから煙がでてきたのを確認してから、段ボールのフタをしめましょう。

あとはスモークウッドがお香のように煙をだし、燃えつきるまで燻製してくるんです。

スモークウッドが燃えつき、煙がでなくなったのを確認してから、金網をとりだします。

たこに燻製の色がしっかりついていますね。ソースは色の変化はわかりませんが、燻煙の香りはキチンとついていました。

燻製のおわったタコを干し網にいれ、風にあてておきます。ソースはサランラップを貼り、ソースが乾燥しないようにしておきました。

たこ焼きを作る

たこ焼きの作り方はコチラの記事でくわしく書いています。

たこ焼きに使う具材は、燻製したタコと生地、ネギ、紅しょうが、天かす、油を用意しました。

鉄板に油をひき、生地を流しいれ、燻製たことネギ、紅しょうがをポチョンポチョンと生地にいれていきます。

はみ出してもいいじゃない、天かすをぐわぁ~とたっぷりフリカケる。

生地のまわりが白くなってきたら、コロコロ、クルンクルン、まるめてやり、球体にしていきます。ちょっとぐらい崩れても大丈夫大丈夫。

器にたこ焼きを盛りつけましょう。

燻製したソースをぬり、かつお節と青のり、マヨネーズをかけていただきます。お好みの調味料をかけてくださいね。

燻製たこ焼きを食べた感想

あつあつのたこ焼きに燻製したソースをぬることで、スモーキーな香りがたちあがる。ビールを用意しておいてよかった。

削りたてのかつお節も負けるものかと、ボクも燻製(焙乾)されているんですよ、とかつおのホンワカした香りがする。

ふ~ふ~してから、たこ焼きを半分かじる、猫舌なのヨ、熱いの苦手なのヨ。ひとくちかじると、スモーキーフレーバーが、たこ焼きのなかから呼ばれて飛びでてジャジャジャ~ン。

ふつうのたこ焼きはソースの香りしかないが、燻製たこ焼きはソースの香り以上に、燻製の香りが嗅覚をガツンと刺激する。

燻製されたタコはドッシリした味になっている。ふつうのタコは軽自動車だとすれば、燻製されたタコは戦車。

水分が抜けているので、生地がなくなったあとも口のなかにタコがのこることがおおい。タコの内部からあふれ出る、あまく複雑な味を楽しめる。

ビールを飲みながら燻製たこ焼きを食べたが、チューハイやハイボールで口の中をさっぱりさせながら、燻製たこ焼きを食べるのも楽しいだろう。

燻製たこ焼きは、一口食べると燻製の香りがし、タコの味が濃厚になっているたこ焼き。

燻製たこ焼きを作って食べた感想【まとめ】

たこ焼きをダイレクトに燻製にすると、おいしくないです。

ですので、タコのほうを燻製にし、たこ焼きにいれると燻製の香りとドッシリしたタコの味を楽しめるたこ焼きができました。

タコは燻製にしなくても、脱水シートでタコの水分を抜くだけも、味の濃いぃたこ焼きを作れそうです。

たこ焼きを作るときは、タコを脱水するだけでワンランク上のたこ焼きのできあがり。

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