「段ボール」「燻製したい食材」【 スモークウッド 】と、チョトだけ器具が必要ですが、100均でそろう器具がほとんどです。
【 スモークウッド ] の基礎知識、【 スモークウッド 】をつかった燻製方法を紹介さしてもらいます。
スモークウッドとは?
スモークウッドとは、粉状にした木材を、植物性の樹脂で1本の木材のように固め燻製を作る時に煙を出すための固形燃料として加工された燻煙材である。
引用元:ウィキペディア
「お香」や「線香」のように、【 スモークウッド 】に火をつけると、長時間にわたり煙を出します。
【 スモークウッド 】が出す煙により、食材を燻製します。
【 スモークウッド 】に火をつけるだけで、燻製できるので燻製初心者でも失敗がすくないです。
スモークウッドの長所・短所
スモークウッドの長所
- 熱源が不要
- 食材に火をとおさず、燻製できる
- 燻製時間の管理が楽
熱源が不要
食材を燻製する素材として【 スモークウッド 】の他に「スモークチップ」があります。
「スモークチップ」は「スモークチップ」に火をつけるだけでは、燻製できず、「コンロ」「炭」などの熱源が必要になってきます。
【 スモークウッド 】に火をつけると、火が消えることなく煙を出しつづけ燻製します。
食材に火をとおさず燻製できる
【 スモークウッド 】しか熱源がないので、食材に火をとおさずに燻製できます。
スモークサーモンや刺身、半熟卵など食材に火をとおさずに、燻製したいなら【 スモークウッド 】での燻製がオススメ。
燻製時間の管理が楽
【 スモークウッド 】の説明書に、火をつけると煙を出す時間が書かれています。
1時間だけ燻製したければ、【 スモークウッド 】を半分だけつかうと、1~2時間の燻製ができます。
つかわなかった【 スモークウッド 】は湿気ないように、保存してくださいね。
煙はモクモクでるので、屋外で燻製するか。
屋内でする場合は、換気扇の下、窓をあけて燻製してくださいね。
スモークウッドの短所
- 温燻・熱燻するには熱源が必要
- スモークウッドだけでは1つの煙の匂い
温燻・熱燻するには熱源が必要
おおまかに「温燻」は60℃~80℃「熱燻」は80℃~100℃の温度で燻製します。
【 スモークウッド 】からしか熱がでないので、60℃以上にするのはむずかしいです。温度があがらないのが長所でもあり短所になります。
「温燻」「熱燻」燻製をしたいときは、「コンロ」「炭」などの熱源が必要です。
スモークウッドだけでは1つの煙の匂い
燻製は1つの煙の匂いだけでなく、いろいろな煙の匂いをブレンドしたほうが香りがよいです。
「スモークチップ」はかんたんに香りをブレンドできますが、【 スモークウッド 】だけでは1つの煙の香りしかだせません。
「スモークウッド」のうえに「スモークチップ」「ピートスモークパウダー」をのせることで、香りをプラスできます。
スモークウッドの使い方|段ボール|燻製方法
- 燻製したい食材を用意する
- 段ボール燻製器に食材をセットする
- スモークウッドに火をつけ、段ボール燻製器にいれる
- スモークウッドから煙がでなくなると、燻製完了
段ボールはでかいほうが温度管理しやすいで。
燻製したい食材を用意する
【 スモークウッド 】はいろいろな食材を燻製できます。
食材の表面を乾燥させておくと、【 スモークウッド 】の煙の香りが食材にキチンとうつりやすいです。
「干物ネット」「冷蔵庫」「吸水シート」で食材の表面を乾燥させましょう。
スモークウッド燻製|食材|注意事項
【 スモークウッド 】をつかった燻製は温度がひくいので、生でたべれる食材は燻製が終わればそのまま食べれますが、「加熱用食材」はかならず燻製が終わったあと「フライパン」「電子レンジ」で食材に火をとおしてください。
食材に雑菌が増えないよう、食材をあつかうときは、「消毒する」「手を洗う」「清潔なゴム手袋をつかう」など対策をとりましょう。
記事で燻製する食材
- ソーセージ
- チーズ
- 干物
- 半熟卵
半熟卵をつくった機械はコチラ。
段ボール燻製器に食材をセットする
煙は上にあがりますので、食材は【 スモークウッド 】より上に設置します。
段ボール燻製器に長い棒を通し、100均で購入したBBQ用の網に食材をのせています。
燻製したあとの器具はベトベトになりますので、「燻製専用の網」「食材をセットする器具」を用意しましょう。
スモークウッドに火をつけ、段ボール燻製器にいれる
【 スモークウッド 】燻製したい時間を計算してわり、【 スモークウッド 】に火をつけ、段ボール燻製器の中にセットし1時間ほど燻製します。
【 スモークウッド 】は熱を出していますので、耐熱容器の上にセットしてくださいね。段ボールにちょくせつ設置はNGです。
燻製の途中で、【 スモークウッド 】の火が消えないように、キチンと火がついたか確認しましょう。
設置場所もペタッと設置するのでなく、すこし【 スモークウッド 】をうかせ設置すると火が消えにくいです。
スモークウッドから煙がでなくなると、燻製完了
「スモークウッド」が燃えつき、煙がでなくなると燻製終了です。
燻製がおわれば、すぐに食べれますが、1~2時間ほど食材を外気にさらし煙を落ちつかせると”もっと”おいしくなります。
食べるまえに、燻製した食材に火をとおすと、燻製の香りがキッチンにひろがります。
スモークウッドを使って段ボール燻製器で燻製をした感想【まとめ】
【 スモークウッド 】はホームセンターや通販で購入できます。
燻製に必要な道具も、特殊な道具は必要ありませんでした。100均でそろいます。
【 スモークウッド 】に火をつければ、【 スモークウッド 】が燻製をしてくるんです。
食材のお金をのぞけば、3000円ほどで燻製の機材はそろいました。お財布にやさしい。
燻製に興味あるけど、「お金かかりそう」「むずかしそう」とかんがえている”あなた”にオススメできる「スモークウッド」をつかった燻製方法です。
モクモク燻製生活はじめましょう!
じぶんで作った燻製はおいしいで。
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