この記事は、小麦グルテンを使い、うどんのコシを強めたうどんの作り方を描いています。
タピオカ粉を使ったうどんは、冷凍できるよいレシピなのですが、売っている冷凍うどんに比べるとコシがちょっと弱いんですよね。
冷凍うどんの王『カト◯チのさぬきうどん』のようなコシ、ノドゴシを目指した冷凍うどんを作りました。
小麦グルテンを使ったパスタを作ったとき、コシがでるなと感動したとき、頭に”ピコン”とアイディアが浮かびました。
「小麦グルテンを使ったら、うどんのコシを強めれるんじゃないか」と。
冷凍うどん|材料|2~3人分
※水に塩を溶かしておくと作業しやすい。
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
冷凍風うどんの作り方
- 材料を計量する
- 粉類をボウルにいれ、塩水と混ぜていく
- 粉をひと塊の生地にし、生地を寝かせる
- 生地を伸ばし、切っていく
- うどんを湯がき、冷凍すれば冷凍うどん完成
材料を計量する
粉類の分量を計量し、ボウルにいれます。
2~5gは上限してOK。10g~20gの誤差はNG
作業にはいるまえに、水に塩をいれ、溶かしておくとキレイに混ぜれます。
粉に塩水をくわえる
「小麦グルテン」は、一気に塩水をくわえると、大きい塊になってしまいます。
塩水をくわえるときは、すこ~しづつ加えましょう。
塩水をくわえる作業は、上記の写真に写ってる道具を使っています。
道具の穴から塩水をいれると、道具の下の穴からポタポタと水がおち、大きい塊にならないんです。
あとは道具をくるくる回していると、粉類と塩水を混ぜれます。
粉類をまとめ、生地を寝かす
道具をつかって、粉類と塩水をまぜたあとは、手をつかい粉類をまとめ、ひと塊の生地にします。
粉類がまとまらないときは、少しづつ水をくわえ生地をまとめあげましょう。
まとめた生地を乾燥しないように、サランラップやビニール袋で包み、生地を1時間ほど寝かせます。
パスタマシーンで生地をのばし、切る
生地をのばす
寝かせた生地を、二つに切り分けます。
小麦グルテンを使った生地は、非常にかたいので少量ずつ作業すると楽です。
作業してない生地は、乾燥しないようにサランラップやビニール袋にいれておきましょうね。
パスタマシーンにはいる薄さまで、麺棒で生地をのばします。
パスタマシーンは、一番厚い生地ができるダイヤルにあわせ、何度も何度も生地をのばしましょう。
何度も生地をのばすと、生地がしっとりナメらかな表面になってきます。
生地がしっとりナメらかになれば、お好みの太さに生地をのばしましょう。
生地を切る
小麦グルテンを使った生地は、切った箇所がすぐにくっつきます。
念入りに、打ち粉を振っておきましょう。
パスタマシーンに「カッター」と「ガイド」をセット。
冷凍うどんの太さに近い、4mmカッターで生地を切りました。
パスタマシーンの詳しい生地はコチラ
うどんをすぐにゆでないときは、キッチンペーパーをしいた密閉容器にいれて冷蔵庫にいれ保存しておく。1~2日をメドに食べきる。
うどんをゆで、冷凍する
うどんをゆでる
たっぷりのお湯で「うどん」を湯がく。
使っている粉、水分量、湯がく時間は変わります。うどんの湯がき具合を確認しながら湯がきましょう。
「ちょっと硬いかな」ぐらいの硬さでOK
湯がいた「うどん」を水でヌメりと熱を”しっかり”とりましょう。冷凍しなくても、うどんはすぐに食べれますよ。
姪ちゃんに味見してもらいました。
姪「甘くておいしいウドン、後味がゴーヤ」
うどんを冷凍する
保存容器にサランラップをひき、うどんをいれていきます。
うどんをいれるコツとして、キチキチにいれず”ふわっ”と保存容器にいれてあげましょう。
四角い保存容器をつかえば出来上がりも、売ってる冷凍うどんに近い仕上がりになります。
冷凍したウドンを食す
冷凍したウドンをとりだす、どうです、売ってる冷凍うどんにソックリじゃないですか(そーでもねーよ)という声も聴こえてきそうですが。
沸騰したお湯に、冷凍うどんを放り込み、うどんがほぐれたら出来上がりです。
湯がきたての「うどん」と違いがわからないほど、”ぷりんぷりん”なコシ、”とるぅんとるぅん”なノドゴシ、うどん、ウドン、饂飩。
あとは好きなように、うどんを食べてや。
うどんレシピ紹介しとくね♪
うどんにのっけるだけレシピ
鴨をつかった、ちょっと上等なレシピはコチラ
ほかの配合はどうなの??
小麦グルテン20%・タピオカ粉20%で作ってるけど、配合率を変えたらどうなるの。
「はい、ほかの配合率も試しています。」
食べた感想も書いておきます。
小麦グルテン10%~20%配合:タピオカ配合0%
小麦グルテン10%~20%配合はうどんのコシはでますが。
ノドゴシがタピオカ粉いりに比べると弱く、うどんの表面が”ザラっ”としています。
小麦グルテン30%~50%配合
小麦グルテンの配合率が30%をこえると、小麦の匂いがキツくなりウドンというよりパスタに変身。
さらに30%~50%は非常に麺にする作業がむずかしい。生地が硬く、のばしてものばしてもすぐ元に戻ります。
さらに50%はガムというより、ゴム。素うどんとして食べれないレベルの硬さ。
小麦グルテン30%以上配合するときは、うどんではなく、パスタとして食べましょう。
小麦グルテン10%:タピオカ粉10%|タピオカ粉20%
【 小麦グルテン10%:タピオカ粉10%or20% 】紹介したレシピに1番近い配合ですが。
コシ・ノドゴシともに紹介したレシピより一段劣ります。
タピオカ配合率20%は、ノドゴシはいいのですが、コシが少ないですね。コシをだすには、小麦グルテン20%が必要。
冷凍うどんを作った感想【まとめ】
うどんに小麦グルテン・タピオカ粉をいれたことにより、市販品に負けないコシをだすことに成功。
冷凍しておき、サっと湯がいたらすぐ食べれるのも料理が楽になりました。
うどんの保存期間は、2週間~1ヶ月ほどで食べきってくださいね。
「タピオカ粉」も「小麦グルテン」作るなんてメンドくせーよて、あなたにオススメなのはカ◯キチさん。
【亀城庵】
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