塩レモンでつくるササミジャーキー レモンの風味と酸味がする、さっぱりとしたササミジャーキー お店で買うことのできない味をご家庭で。

スモークチップ

塩レモンをつかったササミジャーキーの作り方を書いています。ふつうのササミジャーキーの味に飽きた人にオススメです。

レモンの香りと酸味があり、さっぱりとしたお味のササミジャーキーです。

スモークチップと段ボールをつかい燻製にしました。スモークチップ以外の燻製につかう道具は、100均でそろえました。

塩レモンの作り方はこちら。

塩レモン風ササミジャーキーの調理工程

  1. ササミを塩レモンに漬ける
  2. 塩レモンを洗いながす
  3. ササミを乾燥させる
  4. ササミをスモークチップで燻す
  5. 塩レモン風ササミジャーキーの出来上がり

スモークチップとは、木材などを乾燥させ、細かく砕きチップ状にした商品です。

スモークチップを熱すると、よい香りの燻煙がモクモクとたちのぼります。

スモークチップで燻製するには、熱源が必要です。電気コンロやガスコンロ、炭などの熱源を用意しましょう。

スモークチップは、高温で燻製します。燻製がおわったあと、食材に火をとおす必要がないのがスモークチップの特徴です。

塩レモン風ササミジャーキーの作り方【 写真あり 】

ササミのすじ取り

ササミの白いすじの先に、ちょいっと包丁で切れ目をいれ、キチンペーパーですじをつかむ。

包丁の背をゴシゴシとうごかし、ササミのすじをとる。

記事のために、すじをとっていますが、ふだんはメンドくさいのでとっていません。

塩レモンにササミを漬ける

ササミを漬ける塩レモンの分量は、ササミの重量の10%。

ササミが100gであれば、塩レモンは10g。ササミが500gであれば、塩レモンは50g。

塩レモンだけでもおいしいササミジャーキーができる。そこに、ザラメと日本酒、ローリエをくわえ爽やかと甘さ、旨味をくわえる。

唐辛子や黒胡椒でピリっとさせるのもおいしいですゾ。

ビニール袋をしっかりと結び、ビニール袋のうえからササミをもみもみする。破れないようにゆっくりモミモミしよう。

冷蔵庫で1~2日ほど寝かす。思い出したときでいいので、たまにモミモミしてあげるとよい。

ササミを乾燥させる

塩レモンに漬け込んだササミを冷水で洗い、塩レモンをとりのぞく。

塩レモンの皮があたっていた部分は凹み、色も白く変色している。ちょっとグロい。

キッチンペーパーで、ササミ表面の水気をふきとる。

ササミを乾燥させる方法は、天日干しの干しネットを使う方法、冷蔵庫にそのままいれる方法など乾燥方法はいろいろとある。

天候に影響されずに、食材を乾燥させることができるフードドライヤーでササミを乾燥させた。

ボタンをポチっとおし、40度で2時間ほどササミを乾燥させる。

2時間後カチカチに乾燥したササミ。いよいよ燻製作業にうつる。

ちょくちょくレモンが写りこんでいるのは、塩こうじササミジャーキーと一緒に燻製したので写真の見分けがつくように置いている。料理にはまったく関係ないのでご安心を。

燻製の準備

燻製に必要な道具
  • 熱源:電気コンロを使用。炭火、ガスコンロでも代用できる
  • スモークチップ
  • 耐熱容器(スモークチップをいれる容器)
  • 段ボール
  • 金網
  • 長い燃えない棒

段ボールの上部に棒をさす。ササミを金網におき、長い棒のうえにソッとおく。

段ボール下部に熱源をおき、耐熱容器を熱源のうえにのせる。耐熱容器にスモークチップを三掴みほどいれる。1時間ほど燻製することが可能だ。

燻製準備はできた。なれてくると10分ほどで燻製準備ができる。

熱源のちがいはあるが、燻製中は80度~120度ほどの温度まであがる。小さい段ボールでは燃える可能性がある。なるべく大きいサイズの段ボールをつかうとよい。

ササミを燻す

熱源に火をいれ、スモークチップから煙がでてきたのを確認し、燻煙がなるべく逃げないように、段ボールのフタをしめる。

燻製中の温度は、80度~110度ほどを目安に火力をたかめたり、火力をおとしたり調整しよう。

80度以下でササミジャーキーを作ると、なかまで火が通っていない可能性がある。お腹がいたくならないよう80度以上でササミを燻そう。

段ボールから煙がでなくなったのを確認し、段ボールのフタをあける。

スモークチップは燃え尽きていても熱をもっているので、水をかけたり、火消壺にいれ消火しておこう。

燻された直後のササミジャーキーの燻煙はおちついておらず、すっぱい。そこで干しネットにいれ、1~2時間ほどササミジャーキーを風にあてると、燻煙がおちつきよい香りになる。

塩レモン風ササミジャーキーを食べる

燻煙の香りだけでなく、どこかスッとした爽やかな香りがするササミジャーキー。

表面はかたくカチカチになっている。ササミを縦にゆっくり力をいれさく。

しっとりしている内側。レモンの香りがぷ~んとする。見た目はチクワのようにも見える。

ぐにぐにと噛む。レモンの風味が口のなかを吹きぬける。ササミの味はさっぱりしている、そこにレモンの酸味のおかげでさらにサッパリ。いくらでも食べられそうな塩レモンササミジャーキーとなっている。

ササミジャーキーは、高タンパク食品なのでダイエットの味方にもなりますが、食べすぎると太るかもしれませんゾ。

ちょっとパンチがほしいときは、辛いソースや黒胡椒をきかせるとよい。

なにかの風味や香り、味に似ているなと考えていました。この商品ですね。

塩レモン風ササミジャーキーを作って食べた感想【 まとめ 】

ササミを塩レモンで漬けた、塩レモンササミジャーキー。

レモンの風味と酸味を楽しめるササミジャーキーができました。さわやかサッパリした味のササミジャーキーです。

ササミは高たんぱく質食品、ダイエットの味方。ササミはさらにお安い食品、お財布の味方。一石二鳥。ニワトリなだけに。

段ボールと熱源、スモークチップが必要になりますが、一度スモークチップを買えば何度も燻製をすることができますよ。

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