【段ボールで燻製】スモークサーモンレシピ・作り方【スモークウッド使用】アトランティックサーモンフィレは最高、至高、正義。

スモークウッド

肉の生ハム、魚のスモークサーモン。冷燻の二大巨頭の1つ。スモークサーモンの作り方と燻製方法を書いています。

スモークサーモンを作るのむずかしいんじゃない?

スモークサーモンを作るうえで注意するポイントはありますが、キチンと調理作業をこなせばスモークサーモンは作れます。

この記事ではスモークサーモンの作り方燻製方法注意するポイントを書いています。

スモークサーモンの調理工程

  1. ソミュール液をつくる
  2. サーモンをソミュール液に1日つける
  3. サーモンを乾燥させる
  4. サーモンを燻製する
  5. スモークサーモン完成

スモークサーモン調理の流れをおぼえておくと、スムーズに作業できます。

調理方法は「必要なもの」「気をつけるポイント」の説明のあとに書いてあります。

スモークサーモンの材料と燻製に必要なもの

材料

  • サーモン
  • 塩・砂糖・水
  • スキな香辛料

香辛料はなくても、スモークサーモンは作れます。

燻製に必要なもの

  • スモークウッド
  • 段ボール
  • 段ボールより長い棒
  • サーモンをのせる金網
  • スモークウッドに着火する器具
  • スモークウッドを設置する器具

スモークウッドを使った、段ボール燻製器方法

段ボール燻製器|スモークウッドを使った燻製方法はこちらの記事で書いています。

燻製あると便利なもの
  • 温度計
  • 脱水シート

温度計

温度計はなくてもスモークサーモンを作れますが、温度計があると、段ボール燻製器の内部温度がわかりスモークサーモン作りに失敗する可能性が大幅にへります。

脱水シート

脱水シートはサーモンを乾燥させる作業でつかいます。脱水シートがなくても冷蔵庫でサーモンを乾燥させれますが、脱水シートをつかうと乾燥時間を短縮できます

スモークサーモン作りで気をつけるポイント

  • 清潔・消毒
  • 乾燥
  • 温度管理

清潔・消毒

スモークサーモンは燻製はしますが、生にちかい食品です。スモークサーモンの調理をおこなうときは、衛生管理に気をつかいましょう。

スモークサーモンの調理時はサランラップをひいたり、ゴム手袋をはめ、ウォッカをいれたスプレーボトルで消毒してから調理にとりかかっています。

度数の高いアルコールであれば、なにを使っても大丈夫です。いろいろ試した結果ウォッカが一番クセがありませんでした。

ゴム手袋・調理用消毒液は100均で手にはいります。

乾燥

「スモークサーモン」作り失敗する理由として、【 乾燥不足 】があげられます。

サーモンをソミュール液から取りだし、サーモンをシッカリ乾燥させずに燻製すると、煙の匂いがサーモンにシッカリとつきません。ボヤけたような苦い煙の匂いになってしまいます。

「スモークサーモン」作り失敗しないポイントは「サーモンをキッチリ乾燥させる」です。

温度管理

スモークサーモンは濃厚でねっとりしたうまみ、シットリした食感が特徴です。

燻製時に60℃ぐらいまでなら大丈夫ですが、60℃以上をこえるとシットリした食感が失われます。

スモークウッドをつかって燻製するので、60℃以上になる可能性はひくいでしょう。

温度計で段ボール燻製器内部の温度をチェックしておくと、失敗する可能性はグ~ンと低くなります。

スモークサーモンの作り方 燻製方法【 写真あり 】

スモークサーモン|作り方|燻製|調理工程復習
  1. ソミュール液をつくる
  2. サーモンをソミュール液に1日つける
  3. サーモンを乾燥させる
  4. サーモンを燻製する
  5. スモークサーモン完成

ソミュール液をつくる

ソミュール液材料
  • 水:200g
  • 塩:20g
  • 砂糖10g
  • スキな香辛料(記事では、黒胡椒・グローブ・ローリエを使用しています)

フライパンにソミュール液の材料をすべていれ、中火にかけます。

塩・砂糖がすべて溶けたら、火をとめ、冷ますとソミュール液の出来上がりです。

サーモンをソミュール液に1日つける

サーモンをビニール袋にいれ、ゆっくりとソミュール液をビニール袋に注ぎいれます。冷蔵庫にいれ1日サーモンを寝かします。

気がむいたときでいいので、サーモンのはいっているビーニル袋をひっくり返してあげると味がシッカリつきます。

常温に冷ましたソミュール液をつかってくださいね。ソミュール液が熱いとサーモンに火がとおりバサバサになってしまいます。

サーモンを乾燥させる

ビニール袋からサーモンをとりだし、サッとサーモンに水をかけ香辛料をとりのぞきます。

サーモンの表面の水を、キッチンペーパーで軽くふきとります。

脱水シートの上にサーモンをおき、脱水シートでサーモンをくるみ、冷蔵庫でサーモンを寝かします。

半日後、1日後、2日後と合計3回脱水シートをとりかえました。

脱水シートをとりかえるたびに、サーモンの身から水分がぬけツヤツヤになり、ドッシリした身になってきます。

ふだんの刺身も食べる前に脱水シートを使うと、刺身の水分がぬけ美味しくなりますよ。

サーモンを燻製する

燻製準備

段ボール燻製器のなかに、スモークウッドを設置する器具をセット。100均のステンレスの皿でも大丈夫ですよ。

段ボール燻製器の上部にサーモンをのせる金網をセットできるように、長い棒を段ボールにさしこみます。

金網のうえにサーモンをのせ燻製準備ができました。

スモークウッドからモクモク煙がでるので、調理は屋外でおこなうのがオススメ。

燻製の煙で、近所に迷惑をかけないよう気をつけましょう。

燻製方法

スモークウッドに火をつけ、煙がでているかキチンと確認しましょう。スモークウッドは煙がでたと思っても、スグに火が消えるときがあるので注意してください。

あとはスモークウッドを段ボール燻製器のなかに置けば、スモークウッドがサーモンを燻製してくれます。

燻製がおわった直後のサーモンは煙の匂い・エグみがキツいので、1~2時間冷蔵庫にいれ煙の匂い・エグみをおちつかせると美味しいスモークサーモンになります。

燻製中の温度

AM9:00
PM15:00

スモークウッド1本つかい、9:00~15:00まで燻製しました。

9:00の時点で10℃、燻製中は最高温度が40℃まであがりました。

日中の温度は18℃でした。スモークウッド1本で20℃ちかくあがっています。

こちらの記事の明太子の燻製と同時に燻製しました。

スモークサーモン完成

シットリした身、サーモンの旨みをギュッと濃縮されたスモークサーモンの出来上がり。

サラダやパン、パスタと一緒に自分で作った美味しいスモークサーモンをたべましょう。

スモークサーモンは冷蔵庫で保存し、2週間をメドに食べきっています。

スモークサーモンを作って食べた感想【 まとめ 】

  • 清潔・消毒
  • 乾燥
  • 温度管理

スモークサーモンの調理中に気をつけるポイントは「清潔・消毒」「乾燥」「温度管理」の3つです。

調理時間は長いですが、スモークサーモンは作ることができます。

段ボールとスモークウッド、その他100均でそろう器具で作る、スモークサーモンの作り方を紹介さしてもらいました。

燻製に挑戦してみたいかた、燻製初心者を卒業したいかたにオススメのレシピです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました