カニのトマトクリームソースを、生パスタに練りこむ方法を書いている記事です。生パスタを食べるとカニの香りと濃厚な味を楽しめます。
え、カニなんて姿形も見えないのに、カニの香りがする。と、ビックリさせることができます。
さらにカニ缶や、カニカマを追加すると、かに、カニ、蟹三昧。
濃厚なカニの味を楽しめる、生パスタの作り方を書いていきます。
カニソース練りこみ生パスタの調理工程
- カニソースと粉を混ぜ、生地を作る
- 生地をのばす
- 生地を切る
- カニソース練りこみ生パスタの出来上がり
カニソース練りこみ生パスタの材料(2~3人分)
- カニのトマトクリームソース:150g
- デュラムセモリナ粉:150g
- 強力粉:150g
- 水:適量
- 打ち粉:適量
粉の分量は、ソース重量の2倍と考えてください。
80gのソースであれば、160gの粉を用意。ソースが120gであれば、240gの粉を用意します。生地がまとまらないときは、水を少しずつ足し調整してください。
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
カニソース練りこみ生パスタの作り方【写真あり】
ソースと粉を混ぜる
ボウルにデュラムセモリナ粉:150gと強力粉:150gをいれる。
カニソース:150gをぐにゅ~と搾りだし、ボウルにいれる。
ソースと粉の混ぜはじめは、菜箸やゴムベラで混ぜると、指にくっつかずに混ぜることができるヨ。
粉と水分を混ぜるだけの調理器具を使っているよ、混ぜるだけの調理器具だけど、混ぜることにかんしては性能ピカイチ、お手手で混ぜるように楽々と粉と水分を混ぜてくれるんだ。
粉全体が3mm~5mmほどの粒になれば、手をつかい、粉をこすりあわせ、粒を少しずつ大きくしていく。粉全体が3mm~5mmの粒にならないときは、少しずつ水をくわえ、粉全体が粒になるように調整する。
粉ぜんたいがマッシュポテトのようになれば、手のひらをつかい、ボウルに押しつけながら大きい塊にしていく。少しずつ1つの塊になってくる。
まとまってきた生地を、ちょいちょいと粘土細工のように丸くしてやる。
生地が乾燥しないように、サランラップでぴっちり巻き、1~2時間ほど生地を寝かす。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
生地をのばす
寝かせた生地を、作業台にとりだす。生地がめん棒や作業台にくっつくときは、打ち粉をふると生地がくっつかなくなる。
手やめん棒でのばす。かなり硬い生地になっており、一気に生地をのばす作業をすると疲れちゃう。
そんなときは、細かく切り分ける。4つに切りわける。のばす作業をしない生地は、乾燥しないようにサランラップでくるんでおく。生地を寝かすときに使ったサランラップを再利用すると、エコですぞ。
4つに切りわけた生地を、めん棒で5mmほどまでのばす。パスタマシーンの設定は一番ぶ厚い生地ができるダイヤルにあわせる。
ハンドルをくるくる回し、生地をのばす。
ダイヤルを操作し、どんどん薄くしていく。長さが2倍ほどになった生地を折りたたむ。そしてもう1度パスタマシーンでのばす。薄くのばす、折りたたむ、薄くのばす、この作業を3~5回繰り返すと生地が滑らかになってくる。生地が滑らかになれば、のばし作業終了。
あとの3枚も滑らかにのばす。
生地と生地を重ねる。
重ねた2枚の生地を、パスタマシーンに通すと、あら不思議。
1枚の立派な生地になったよ。お好みの太さまでのばす。
残った2枚も重ね、パスタマシーンに通し、1枚の生地にする。
食べやすい、お好みの長さに生地を切る。乾燥とくっつき防止に打ち粉をふっておく。
生地をのばす作業は終了。
生地のばし方参考動画
生地を切る
パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセットする。パスタマシーンの上にのばした生地をのせる。
カッターにつけた、ハンドルをくるくる回すと、アッというまに。
生パスタが出来ました。パスタがくっつかないように、打ち粉をふっておく。
生パスタは作りたてを食べるよりも、1~2日ほど寝かしてから食べると、シコシコ感とコシが強くなる。
密閉容器にキッチンペーパーをひき、生パスタをいれ、冷蔵庫で寝かす。キッチンペーパーをいれないと、生パスタからでる水分で、ビチャビチャになっちゃうよ。
生地を切る参考動画
カニソース練りこみ生パスタを食べる
1~2リットルの水を沸騰させ、生パスタをゆでる。お湯に塩をいれる必要はないよ。
5~10分ほどでゆで、生パスタの硬さをチェックし、お好みの硬さになれば、お湯から引き上げる。
あとは普通の生パスタと食べ方は一緒。
やや赤みががった黄色。カニ甘い芳醇な香り。生パスタを食べると、ツルンとした食感、プルンプツンとした噛みごたえ。
カニのねっとりしたクリミーな香り、トマトのグルタミン酸の効果か、どこまでも広がっていきそうな旨味。
生パスタとしては、カニソース練りこみ生パスタは濃厚な味ですが、カニソースを直接かけて食べたほうが濃厚でした。ソースを直接舌にのせたほうが、ダイレクトに味を感じるんでしょうね。
トマトソースをかけ、ソースの旨味をおぎなうと、カニのゆったりした風味を感じることができるパスタになる。トマトソースと生パスタに練りこまれたトマトの成分の二乗。トマト×トマト=うまいゾ。
生卵2個にカニ缶をドバッといれ、フライパンでトロトロに焼き、カニソース練りこみ生パスタにかけてやる。
トロトロの卵と、ホロホロしたカニの身が絡みついている生パスタを食べる。卵の甘さと、カニの濃厚な味が口の中で混ざりあう。
ちょっとお安いカニ缶を使ったので、カニの身がドコにあるか分からなかった。ほぼ卵の味だった。
カニの身をがっつり感じたい。そんなときは、カニカマの燻製をトッピング。
カニのがっしりした身、燻製の香りがぷわぁ~んと香る。
カニのカルボナーラといったところだろうか。カニボナーラ!!どこを食べてもカニ、かに、蟹三昧。
カニソースを練りこんだ生パスタに、カニクリームソースをかけちゃう。
Wカニさんだよ、とっても濃厚なカニの味が横にヨチヨチ大行進。ちょっとネットリ濃い気もしてくる。
カニソース練りこみ生パスタを作って食べた感想【まとめ】
カニソースを生地に練りこむのは、パスタマシーンを使えばカンタンに練りこむことができました。
カニソースを練りこんだ生パスタは、カニの香りと味、トマトの旨味、クリームの濃厚な味を楽しめます。
トマトソース、卵とカニ缶をかけたり色々なソースをかけると、ソースの味だけではなく、生パスタからもカニの香りと味を楽しむことができるのが、カニソース練りこみ生パスタ。
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