ホップエキスをねりこんだ麺の作り方・レシピ 優秀なハーブのホップをねりこんだ麺【 パスタマシーン使用 】

中華麺

この記事は、ホップエキスをねりこんで作る麺の作り方を書いています。

ホップはビールだけでなくハーブとしても使われてきました。不眠やホルモン、増毛効果もあると言われています。

ホップからエキスを抽出して麺にねりこんだ健康になるかもしれない麺です。

パスタマシーンを使い楽々製麵しました。

ホップ麺の材料(2~3人分)

  • 強力粉:200g
  • 乾燥ホップ:適量
  • 水:80g
  • 塩:4g
  • かんすい:2g
  • 打ち粉:適量

乾燥ホップをたっぷりつかい濃いホップエキスをつくれば、ホップの香りと健康効果の高い生パスタになります。

かんすいはいれなくてもOK。また、かんすいのかわりに食用重曹がつかえます。

強力粉を中力粉にかえるとウドンになります。

この記事を読み、ひとつの麺の作り方をマスターすれば、二種類の麺を作れるようになるのです。なんとお得な記事なのでしょうか。

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

ホップ麺の調理工程

  1. ホップエキスを抽出する
  2. ホップエキスと粉、水、その他の材料を混ぜる
  3. 生地をパスタマシーンでのばす
  4. 生地をパスタマシーンで切る
  5. ホップ麺の出来上がり

ホップ麺の作り方【写真あり】

ホップエキスを抽出する

乾燥ホップを茶袋にれ、お湯で煮つめホップのエキスを抽出する。

熱々のまま使うと、コシの素になるグルテンが作られない可能性がある。常温になるまで冷やす。

ホップを長い時間水に漬けエキスを抽出する方法もある。

お好みの方法でホップのエキスを抽出しよう。

ホップエキスと粉、水、その他の材料を混ぜる

強力粉:200gと水:80g、塩:4g、かんすい2gをボウルにいれる。

ホップエキス:80gもボウルにそそぎいれる。あまったホップエキスは飲むとよい。

粉と水を混ぜるときに、手で混ぜはじめると粘土状になった生地が手にくっついてしまう。そこで菜箸やゴムベラで粉と水を混ぜると、粉が指にくっつかないのでイライラしない。

粉と水分を混ぜあわせるためだけの専用調理器具で混ぜあわせたよ。専用調理器具なので、赤くはなく、緑だけど3倍はやく混ぜあわせられる?

粉と水をボウルのなかで円を描くように混ぜあわせていく。ボウル内の粉が、3mm~5mmほどの粒になるまで混ぜる。粉ぜんたいが3mm~5mmほどの粒にならないときは、水を少しずつ追加し混ぜあわせる。

3mm~5mmほどの粒になれば、手にくっつきにくい。両手をつかい、粉をボウルにおしつけたり、おりたたんだりしていると粉がまとまってくる。

ひと塊にまとってきたら、形をまるく整え生地を寝かす。寝かしているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをまいておく。

1~2時間ほど冷暗所で生地を寝かす。寝かすことで、生地ぜんたいに水分がまわりコシと弾力がうまれる。

粉と水分の混ぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台にとりだす。パスタマシーンも設置しておく。

生パスタマシーンにはいる薄さになるまで、めん棒や手で生地をのばす。目安として、5mmほどになるまでのばす。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉をふる。

パスタマシーンに通すと、生地の長さは2~3倍になってでてくる。2~3倍に長くなった生地をペタンと二つ折りにする。

生地をのばす→折りたたむ→のばす。この作業を3~5回ほど繰り返していると、生地の表面が滑らかになってくる。

生地が滑らかになれば、お好みの薄さまで生地をのばす。食べやすい長さに生地を切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を麺状にする道具)とガイドをつける。5mm幅に切るカッターを選ぶ。お好みのカッター幅をチョイスしよう。

生地ぜんたいに打ち粉をふり、パスタマシーンに生地をのせる。

カッターに装着したハンドルをくるくると回すと、生地が麺状になって落ちてくる。落ちる場所を清潔にしておくか、パットをおいたり、地面に落ちないように手でうけとめる。

すべての生地を麺状にする。麺どうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。

生麺は切ってすぐに食べるよりも寝かせてから食べたほうが滑らかになり、コシもよくなる。キッチンペーパーをしいた密閉容器に麺をいれ冷暗所で半日ほど寝かせる。

パカリと大きく開くフタ。作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。

生地を切る参考動画

ホップ麺を食べる

麺:100gにたいして、1~2リットルのお湯を用意する。沸騰したお湯に麺をいれゆでる。

ボコボコと泡がでているお湯に注意しながら、麺をいれゆでる。ゆで時間は火力や麺の太さなどで変わる。目安として3分~7分ほど。ゆで加減をチェックしてから、お湯から引き上げる。

鶏がらスープに醤油や麺つゆ、塩をいれ味をととのえた温かいスープに麺をいれ、具材をトッピング。

ぷるぷると太めのホップ麺。ほんのりとしたホップの香り、乾燥したお茶の葉と西洋の清涼なハーブを混ぜたようなホップの香り。かんすいの硬い香りを、ホップはやわらげている。ホップの香りと風味だけでは、ビールのような苦味はまったくない。

ホップ麺をお箸でつかむ、がっしりとした重さを感じつつすする。ごっつりした見た目に反して、つるり、くるり、ひらりと口のなかにすべりこむホップ麺。噛んでみると、コシの強さはある。しかし、かんすいだけで作ったときとの差は、誤差だと思われる、ちょっとだけで強くなっているような気がする。

麺のコシを強くし、ホップの香りをたのしむためには、ホップエキスをもっと濃く煮だす必要があったのかもしれない。

辛くないラー油バーソーをのせ、台湾まぜ麺風にもホップ麺はつかえる。写真を確認してから、麺が写っていないことに気づく。混ぜ混ぜすると、ホップ、ステップ、ジャンプし、ホップの香りは空に消えていく。

あとには、おいしいまぜ麺だけが残る。ホップの香りは死して麺を残す。

ホップ麺自家製麺を作って食べた感想【 まとめ 】

ホップエキスをいれて麺を作ったところ、ホップの香りはすこしありました。麺のコシが強くなったか、どうかは誤差です。ほんのちょっぴり強くなっている気がします。

もっともっと、ホップエキスを濃く抽出すれば、コシが強くなるのかもしれません。

ホップの香りと風味は、麺を作る邪魔をしていません。かんすいの香りをゆるめる効果がありました。なんといってもホップは不眠対策やホルモンバランスを整えてくれたり、増毛効果があったり、体にうれしい効能があると言われています。ホップ麺を食べると健康になるかも。

ホップエキスを、ねりこんだ麺はあまり視かけません。であるならば、お家で作るしかありません。

パスタマシーンをつかうことで、幅と太さがそろった麺を作れます。パスタマシーン1台でお家が製麺所。

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