この記事は、蕎麦に海苔をねりこみ、海苔の香りがする蕎麦のレシピ・作り方を書いています。
海苔を水に漬けふやかし、蕎麦粉とねりあわせます。その後パスタマシーンで生地をのばし切りました。
海苔を蕎麦にかける必要がない蕎麦です。海苔好きのかたは追い海苔をし、さらに海苔感を楽しみましょう。
海苔蕎麦の材料
- そば粉:120g
- 強力粉:80g
- 水:80g
- 打ち粉:適量
- 海苔:適量
海苔は好きなだけ海苔をいれてください。ただし大量にいれすぎると、蕎麦にならないのでご注意を。
蕎麦の配合は6割です。そば粉の割合を増やすと、蕎麦を作るのはむずかしくなります。
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
海苔蕎麦の作り方【 写真つき 】
海苔を水につけておく
海苔を細かくしておき、水:80gにつけておく。
パリパリの海苔のままだと粉と混ぜにくい。
『 ごはんですよ! 』をお使いになってもおいしいかもしれませんよ。
粉と海苔、水を混ぜる
そば粉:120gと強力粉:80gをボウルにいれる。
海苔をつけておいた水:80gもボウルに注ぎいれる。陰と陽の勾玉にも見えてくる。
粉と水を混ぜあわせる。手で混ぜはじめてもいいが、ゴムベラやさいばしで混ぜあわせると、手に粉がくっつかず楽に作業できる。
蕎麦の水回し専用の器具で粉と水を混ぜあわせた。専用の道具などで楽にスピーディーに混ぜあわせることができる。
粉ぜんたいがしっとりし、粉が3~5ミリほどの粒になるまで混ぜあわせる。3~5ミリほどの粒にならないときは、水を追加でいれる。
3~5ミリほどの粒になれば、そば粉が手にくっつきにくい。両手をつかいそば粉をまとめていく。そば粉をのばしたり、押しつけているとまとまってくる。
形をととのえ混ぜ作業終了。パスタマシーンで製麺するので、ヘソダシをする必要はない。
水回しと粉のまとめ方参考動画
生地をのばす
作業台に生地をだし、パスタマシーンも設置しておく。
生地に打ち粉をふり、めん棒や手をつかいパスタマシーンに通せる薄さまで生地をのばす。目安としては、5mm以下になるようにのばす。
パスタマシーンのダイヤルの設定は、1番ぶ厚くのばせるダイヤルに合わせておく。
パスタマシーンのハンドルを回し、生地をパスタマシーンに通しのばす。3~4倍ほどの長さになって生地がでてくる。
のびた生地をパタンと二つに折りたたむ。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。のばす、折りたたむ、のばす、この作業を5回ほどくり返すと生地が滑らかになり、蕎麦のコシもしなやかにつよくなる。
滑らかになった生地をお好みの薄さにまでのばす。打ち粉をふり、食べやすい長さに切っておく。
蕎麦生地のばし方参考動画
生地を切る
パスタマシーンにカッター(生地を麺にするパーツ)とガイド(生地を固定するパーツ)をセットする。
薄くのばした生地の先端をカッターにあわせる。ガイドのうえに生地をおく。
カッターのハンドルをくるくると回す。生地がカッターをとおり、蕎麦になって落ちてくる。手や器で海苔蕎麦をうける。
すべての生地をカッターにとおし海苔蕎麦にしあげる。すぐにゆでないときは、蕎麦がくっつくので打ち粉をふっておく。
パスタマシーンで蕎麦を作る参考動画
海苔蕎麦をゆでて食べる
海苔蕎麦100gにたいして、お湯1リットルから2リットルを用意する。蕎麦がくっつかないように、さいばしで軽くかき混ぜる。
ボコボコとお湯がわくほどの強火力で、海苔蕎麦をゆでる。ふきこぼれそうな時は、水をいれるか、火力を落とすとよい。
粉の種類や蕎麦の太さ、お湯の温度の違いでゆで時間は変わる。おおよそ1~5分ほどで蕎麦はゆであがる。お湯から海苔蕎麦をひきあげる前に、ゆで加減をチェックしよう。
冷水で海苔蕎麦を洗い、ヌメリを落とし海苔蕎麦をしめる。
海苔蕎麦の水分を切り、器に盛りつける。見た目は田舎蕎麦のような色。
めんつゆに海苔蕎麦をつけすする。つるんとした食感。噛むとほのかに、かんばしい海苔の香りがする。
海苔好きなかた、海苔を細かく切るのがメンドくさいかたにオススメしたい海苔蕎麦。
温かい蕎麦で食べると、さらに海苔の香りが湯気の向こうに漂えど沈まず。
海苔蕎麦を作って食べた感想【 まとめ 】
海苔を細かくちぎり、水につけておく、ふつうの蕎麦の作り方にひと手間くわえるだけで海苔蕎麦は作れました。
できた海苔蕎麦は、冷たい蕎麦でも温かい蕎麦、どちらでも食べることができます。
海苔蕎麦の色は田舎蕎麦のように黒い。蕎麦からは、ふわっと海苔の香りが。
海苔好きなかたにオススメの海苔蕎麦。海苔蕎麦はあまり売っていません。であるならば、お家でそばを打つしかないのです。
パスタマシーンを使えば、麺の厚さ、太さが均等の蕎麦を作れます、素人さんでも。
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