ビーツのピューレねりこみ生パスタレシピ・作り方 真っ赤な生パスタ 大地の香りがする生パスタ【パスタマシーン使用】

パスタ

この記事は、ビーツのピューレをねりこんで作る生パスタのレシピを書いています。

鮮やかな赤色の生パスタです。パスタからは、大地の香りがしてきます。食べる点滴と言われるビーツをねりこんだ栄養満点の生パスタです。

パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。

ビーツ生パスタの調理工程

  1. ビーツのピューレを作る
  2. ビーツのピューレと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
  3. 生地をパスタマシーンでのばす
  4. 生地をパスタマシーンで切る
  5. ビーツ生パスタの出来上がり

ビーツ生パスタの材料(2~3人分)

  • デュラムセモリナ粉:100g
  • 強力粉:100g
  • ビーツ:100g
  • 水:適量
  • 塩:2g
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 打ち粉:適量

ビーツは生のビーツを使いました。缶詰や真空パックされているビーツでも作れます。

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

ビーツ生パスタの作り方【 写真あり 】

ビーツのピューレを作る

ビーツをお湯で柔らかくなるまで煮る。小さく切ると栄養が逃げそうだったので丸のまま煮た。

保温調理鍋にいれ4時間ほど放置する。

ビーツが芯まで柔らかくなったのを確認する。ビーツの皮をむく。

ミキサーなどで100gのビーツをつぶしピューレにする。

ビーツのピューレと粉、ほかの材料と混ぜあわせる

デュラムセモリナ粉:100gと強力粉:100g、塩:2g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。

ビーツのピューレもボウルにいれ粉などと混ぜあわせる。

最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。

粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。

粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。5mmほどの粒状にならないときは、水をボウルに追加でいれる。

手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。

真っ赤なスポンジのような、海綿体のようなさわり心地の生地。

1時間ほど生地を寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。

パスタ生地の混ぜ方参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。

すこし水分がおおかったのか生地が作業台にくっついたので打ち粉をふる。ラズベリーをねりこんだクッキーのように見える生地を5mmほどになるまでのばす。

パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2~3倍になる。

2~3倍になった生地をペタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3~5回すると、生地がなめらかになる。

生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセット。

打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。

カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。

すべての生地をカッターに通す。ビーツ生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。

生パスタは製麺したてを食べるよりも、寝かせてから食べたほうがコシがよくなる。密閉容器にキッチンペーパーを敷きつめ、ビーツ生パスタを半日ほど寝かせる。

生地を切る参考動画

ビーツ生パスタを食べる

生パスタ:100gに、沸騰したお湯1~2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。

お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。

ゆで時間の目安は3分~8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。

ビーツ生パスタをゆでたあとのお湯はオレンジ色に。

オリーブオイルをいれたフライパンにニンニクと唐辛子をいれゆっくりと炒める。ゆでたビーツ生パスタをフライパンにいれ混ぜあわせる。清涼な香りのする乾燥パセリをふる。

ニンニクのあの強烈な香りに負けない、土地のパワー、ガイアの香りが、畑に沈む洛陽のような赤い生パスタからたちのぼっている。血のようなドロッとした豊穣な大地の香り。畑の土が口にはいったときのような、すこし泥くさい風味。ほどよいビーツの風味を愉しめる生パスタ。

トロトロの菜ノ花のようなスクランブルエッグを赤いビーツ生パスタにのせる。

タンパク質スコアの高い卵。そして飲む点滴と言われるビーツ。二組の組合せは栄養的に優れているだけでなく、赤と黄色のコントラストが眼を愉しませてくれる。ちょっとした絵画のようにも見えてくる。

ビーツ生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】

ビーツのピューレをねりこんだ生パスタは、ビーツそのものといった赤色。そしてビーツの風味を愉しめる生パスタでした。

ビーツをピューレにする調理工程がふえるだけです。あとは普通の生パスタの作り方と同じように作れます。

飲む点滴と言われるビーツ。パスタにすることで食べやすくなり、健康にもキクかもしれない生パスタです。

健康にいいビーツ生パスタですが、あまり売られていません。であるならば、お家で飲む点滴を作るしかありません。

不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。

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