長芋をいれた蕎麦の作り方を書いています。長芋をすりおろし、粉と混ぜあわせて作ります。
令和で一番売れた乾麺そば『とびきりそば』を買って食べたんですよ。「とびきりおいしかった。」
『とびきりそば』の原材料を見てみると、『山芋』が含まれているのを確認できました。山芋をいれたら、おいしい蕎麦を作れるのでは。山芋はなかなか手にはいらないので、長芋をいれた蕎麦を作りました。
長芋をいれることで、水で作った蕎麦と比べると、つるつるした食感がアップし、コシの強い蕎麦を作れました。
パスタマシーンをつかい、生地をのばし、生地を切り、蕎麦に仕上げています。
長芋いり蕎麦の材料
- そば粉:100g
- 強力粉:100g
- 長芋:60g
- 水:適量
- 打ち粉:適量
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
長芋いり蕎麦の作り方【写真つき】
材料を計量する
長芋をすって、長芋:60g計量しておく。
そば粉:100gと強力粉:100gをボウルにいれる。
長芋と粉を混ぜる
粉をいれておいたボウルに、長芋:60gをいれる。
長芋と粉の混ぜはじめは、菜箸やゴムベラを使うと手にくっつかず楽に作業できるヨ。
粉と水を混ぜるためだけに、作られた調理器具を使っている。手のようになっており、非常に混ぜやすい調理器具。麺づくりにかかせない相棒。
粉全体がしっとりし3mm~5mmの粒になれば、手を使い粉をまとめていく。しっとり粒状にならないときは、ちょっとずつ水をくわえてやる。
ギュッギュッとボウルにおしつけると、生地をまとめやすい。手のひらをつかい、生地がしっとりするまでグイグイこねてやる。
しっとりした生地を、ちょろちょろと形を整える。
まとめた生地を乾燥しないように、サランラップで包み、1時間ほど生地を寝かせる。
蕎麦生地をのばす
寝かせた生地を作業台にとりだす。生地が手やめん棒にくっつくときは、打ち粉をふってやると、くっつかなくなる。
手をつかい蕎麦生地を、5mmほどまで平らに伸ばす。
パスタマシーンに蕎麦生地をとおし、どんどん蕎麦生地をのばす。
パスタマシーンの詳しい記事はコチラ
長くのばした蕎麦生地を、二つに折りたたみ、もう1度パスタマシーンにかける。
のばす、折りたたむ、のばす作業を蕎麦生地がしっとりしてくるまで、3~5回繰りかえす。
お好みの薄さに蕎麦生地をのばし、蕎麦生地を食べやすい長さに切っておく。
蕎麦生地をパスタマシーンでのばす動画
蕎麦生地を切り、麺にする
パスタマシーンにカッター(生地を切るパーツ)とガイドをセットする。
くっつかないように蕎麦生地に打ち粉をふり、パスタマシーンの上にのせ、カッターにとりつけたハンドルをくるくる回すと、蕎麦生地があっというまに麺状になって落ちてくる。
蕎麦どうしがくっつかないように、打ち粉をふっておく。
蕎麦生地をパスタマシーンで切る動画
長芋いり蕎麦をゆでて食べる
1リットル~2リットルほどの水を沸かし、長芋いり蕎麦をゆでる。
蕎麦粉のちがいや蕎麦の細さ、お湯の温度のちがいで、蕎麦がゆであがる時間は違うので、蕎麦をあげるまえに、蕎麦を一本食べ、蕎麦のゆで具合を確認しましょう。
ゆでた蕎麦を冷水にいれ、蕎麦のヌメリをとる。
冷たい蕎麦でいただくときは、水気をよくきり器に盛りつけ食べる。
温かい蕎麦でいただくときは、もう1度蕎麦をお湯で温めてから、器にもりつけアツアツの蕎麦を頂く。
すぐに蕎麦をたべないときは、クッキングペーパーで蕎麦をくるみ、サランラップで巻いておくと乾燥せずに保存できる。
冷やし蕎麦
五割そばとくらべるとツルンとしており、ノドゴシがよくなっている。
蕎麦を噛んだときの歯ごたえは、ブツとした食感ではなくプツンとした食感。
長芋の滋養がありそうな味があり、麺つゆだけでもおいしく食べるれますが、いろいろな蕎麦の薬味を足しても色々な味の変化を楽しめます。
とろろ蕎麦
長芋をいれてるうえに、さらに長芋をたらしてやる。長芋を2倍摂取できる蕎麦。
黄身をポチョンといれてやると、雲からお月さまが顔をだしている月見そば風になる。
風邪をひいてるときに、食べると元気もりもり、体調が復活するかも。
長芋いり蕎麦を作り食べた感想【まとめ】
長芋を蕎麦に練りこむことで、蕎麦の表面がツルっとし、ノドをつる~っと通っていくノドゴシ。食感は歯でプリっと噛み切れる蕎麦になっています。
長芋をおろすのが、すこし手間ですが水で作ったときと比べると、長芋を使ったほうが、長芋の風味を楽しめるおいしい蕎麦を作れます。
香りの高いよい蕎麦粉を使うときは、水だけで作ったほうが蕎麦の香りを楽しめるでしょう。
水と長芋、使いわけると蕎麦生活に選択肢がふえ、おいしい蕎麦を楽しめる可能性が高まります。
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