かたくり粉いり蕎麦の作り方・レシピ お手軽に蕎麦のコシを強く、表面を滑らかにしてくれる【 パスタマシーン使用 】

蕎麦

この記事は、かたくり粉を混ぜて作る蕎麦の作り方を書いています。

かたくり粉を混ぜるだけで、お手軽に蕎麦のコシが強くなり、さらに、蕎麦の表面もなめらかになります。

ぼそぼそとした蕎麦が嫌いなひと、コシが強くなめらかな蕎麦を作りたいひとは是非かたくり粉を混ぜてください。

パスタマシーンを使い楽々と製麵しました。

かたくり粉蕎麦の材料(2~3人分)

  • 蕎麦粉:100g
  • 中力粉:80g
  • かたくり粉:20g
  • 水:80g
  • 打ち粉:適量

蕎麦粉の割合をふやすと、蕎麦の香りはよくなります。しかし、生地のあつかいがむずかしくなります。5割ほどから蕎麦作りになれていくとよいでしょう。

かたくり粉をたくさんいれすぎると、生地がまとまらない可能性があります。いれすぎには注意してください。

中力粉を10割にすればウドンに、強力粉10割にすればラーメンに、デュラムセモリナ粉と中力粉を混ぜれば生パスタになります。ひとつの記事を読むだけで、4つの麺を作れるようになるお得な記事です。

強力粉と薄力粉を混ぜると中力粉のかわりになります。お好みの粉の配合を探してください。

使っている打ち粉の記事はコチラ。

かたくり粉蕎麦の調理工程

  1. かたくり粉と粉、水を混ぜる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. かたくり粉蕎麦の出来上がり

かたくり粉蕎麦の作り方【写真あり】

かたくり粉と粉、水を混ぜる

蕎麦粉:100gと中力粉:80g、水80gをボウルにいれる。

かたくり粉:20gをボウルにくわえる。

粉と水を混ぜあわせる。手で混ぜはじめてもいいが、ゴムベラやさいばしで混ぜあわせると、手に粉がくっつかず楽に作業できる。

蕎麦の水回し専用の器具で粉と水を混ぜあわせた。専用の道具などで楽にスピーディーに混ぜあわせることができる。

粉ぜんたいがしっとりし、粉が3~5ミリほどの粒になるまで混ぜあわせる。3~5ミリほどの粒にならないときは、水を追加でいれる。

3~5ミリほどの粒になれば、そば粉が手にくっつきにくい。両手をつかいそば粉をまとめていく。そば粉をのばしたり、押しつけているとまとまってくる。

形をととのえ混ぜ作業終了。パスタマシーンで製麺するので、ヘソダシをする必要はない。

水回しと粉のまとめ方参考動画

生地をのばす

作業台に生地をだし、パスタマシーンも設置しておく。

生地に打ち粉をふり、めん棒や手をつかいパスタマシーンに通せる薄さまで生地をのばす。目安としては、5mm以下になるようにのばす。

パスタマシーンのハンドルを回し、生地をパスタマシーンに通しのばす。3~4倍ほどの長さになって生地がでてくる。生地をパタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。のばす、折りたたむ、のばす、この作業を5回ほどくり返すと生地が滑らかになり、蕎麦のコシもしなやかにつよくなる。

滑らかになった生地をお好みの薄さにまでのばす。打ち粉をふり、食べやすい長さに切っておく。

蕎麦生地のばし方参考動画

生地を切る

パスタマシーンにカッター(生地を麺にするパーツ)とガイド(生地を固定するパーツ)をセットする。

薄くのばした生地の先端をカッターにあわせる。ガイドのうえに生地をおく

カッターのハンドルをくるくると回す。生地がカッターをとおり、蕎麦になって落ちてくる。手や器で蕎麦をうける。

すべての生地をカッターに通す。すぐにゆでないときは、蕎麦がくっつくので打ち粉をふっておく。

また乾燥しないようにサランラップをまいたり、密閉容器にいれておくとよい。

パスタマシーンで蕎麦を作る参考動画

かたくり粉蕎麦をゆでて食べる

蕎麦100gにたいして、お湯1リットルから2リットルを用意する。くっつかないように、さいばしで軽くかき混ぜる。

ボコボコとお湯がわくほどの強火力で蕎麦をゆでる。ふきこぼれそうな時は、鍋に水をいれるか、火力を落とすとよい。

粉の種類や蕎麦の太さ、お湯の温度の違いでゆで時間は変わる。おおよそ1~5分ほどで蕎麦はゆであがる。蕎麦をお湯からひきあげる前に、ゆで加減をチェックしよう。

蕎麦を冷水で洗い、ヌメリを落とし表面をしめる。

蕎麦の角は、丸みをおびているが、ピンッとはりつめた緊張感をもつ。蕎麦のうえに、蕎麦をのせられる。そして、下の蕎麦がくずれない。それほどのシッカリとした蕎麦。

水をはじきかえすような滑らかさ。水そのものといった蕎麦の表面。つるりとお箸から逃げだしかねない蕎麦。

滑らかな蕎麦は、ちゅるりと口のなかにすべりこむ。空気をまとったように軽い。すすりおわる瞬間の蕎麦のはしっこは、ちゅるりんぱと跳ねる。

蕎麦をかむと、蕎麦というよりも細い中華そばを噛んだような弾力とコシあり。ただし、噛んだ蕎麦からは、ほんわかとした蕎麦の風味がもれだす。

もちろん温かいお汁にいれて食べることもできる。かえしをお湯でわったお汁に、かたくり粉蕎麦をいれた。

しっかりとした弾力とコシのあるかたくり粉蕎麦は、のびにくい。温かいお汁のなかで、だらけることなく滝にうたれる修行僧のようにピンシャンとしている。

かたくり粉蕎麦を作って食べた感想【 まとめ 】

かたくり粉をすこし混ぜるだけで、劇的に蕎麦の弾力とコシは強くなります。

さらには、蕎麦が滑らかになります。

かたくり粉をねりこんだ、弾力とコシが強く、滑らかな蕎麦はあまり売られていません。

であれば、お家でお蕎麦をこね、打つしかありません。

パスタマシーンで製麺することで、素人でも蕎麦の太さと幅がそろった蕎麦を作ることができます。

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