イカスミうどんのレシピ・作り方 【 パスタマシーン使用 】イカスミをねりこんでいるので服が汚れる心配なし

うどん

イカスミをねりこんだ自家製うどんの作り方を書いています。

パスタマシーンをつかうことで、ご自宅でおいしいイカスミの風味あふれるうどんを楽しめます。

イカスミをうどんにねりこんでいるので、イカスミがハネて服が汚れる心配はありません。

パスタマシーンをつかい、お家で楽々と生地をのばし、幅のそろったうどんに切っています。

イカスミうどんを作る工程

  1. 材料を計量する
  2. イカスミと粉をまぜる
  3. 生地をパスタマシーンでのばす
  4. 生地をパスタマシーンで切る
  5. イカスミうどんの出来上がり

イカスミうどんの材料(2人分)

  • 中力粉:200g(中力粉がなければ、強力粉と薄力粉を半々でまぜると代用できる)
  • イカスミ:4g
  • 水:80g
  • 塩:2g
  • 打ち粉:適量

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

イカスミうどんの作り方【 写真あり 】

材料を計量する

中力粉:200g、塩:2gをはかり、ボウルにいれ、イカスミもいれておく。

イカスミはペーストになっている商品をつかった。新鮮な生のイカのイカスミを使うと風味はさらによくなる。

イカスミの香りが好きな人は、イカスミを多めにいれるとよい。

イカスミと粉をまぜる

水:80gをボウルにいれ、材料をまぜあわせる。まぜはじめは粉と水が手につきやすいので、さいばしやゴムベラで材料をまぜあわせるとよい。

粉と水分をまぜあわせるだけのお手手のような形状をしている調理器具をつかい、スムーズにスピーディーにまぜた。

中力粉ぜんたいがシットリとし、3mm~5mmほどの小さい粒になるまでまぜる。

両手をつかい、シットリした粉を一つの塊にまとめる。ボウルに粉をおしつけていくと、生地が一つにまとまっていく。

まとめた生地を寝かせることで、生地ぜんたいに水がいきわたり、コシがうまれる。乾燥させないようサランラップにつつみ、30分~2時間ほど生地を寝かせる。

粉のまぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台にとりだす。大理石のようになっている。

パスタマシーンに通る厚みになるまで、めん棒や手をつかい生地をのばす。3mmほどの厚みになればパスタマシーンに生地を通すことができる。作業中に生地が手や作業台にくっつくときは、生地に打ち粉をふる。

パスタマシーンの設定は、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせ生地をのばしていく。

パスタマシーンのダイヤルを調整しながら、生地を2倍ほどの長さにのばす。2倍ほどに伸びた生地を折りたたみ、もう1度生地をのばす。

生地をのばす、折りたたむ、生地をのばす、この作業を繰りかえしていると、生地がどんどん滑らかになり、のどごしもよくなり、コシもでる。

うどんの生地を足で踏む作業をパスタマシーンがしているわけだ。

なめらかになった生地をお好みの厚みにのばし、食べやすい長さに切り、打ち粉をしておく。何度も何度ものばした生地はなめらかになり色は真っ黒になっている。極上のなめらかな黒いシルクのようである。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイドをセットする。そのうえに打ち粉をした生地をのせる。

カッターにハンドルをいれ、ハンドルをくるくる回すと、アッというまに生地が麺状になって落ちてくる。

うどんをすぐにゆでないときは、キッチンペーパーをしいた密閉容器にいれて冷蔵庫にいれ保存しておく。1~2日をメドに食べきる。

生地を切る動画

イカスミうどんを食べる

イカスミうどん100gにたいして、1~2リットルほどの水を鍋にいれ沸騰させる。ボコボコと沸騰したお湯に、イカスミうどんをいれゆでる。

使っている中力粉や太さ厚みでゆでる時間はかわってくるので、イカスミうどんのゆで加減を時々チェックする。お好みのゆで加減になれば、イカスミうどんをザルにあげる。

イカスミうどんを冷水で洗い、ぬめりをとる。温かいうどんで食べるときは、ふたたびお湯にイカスミうどんをいれ温めなおす。

ぷりっとした切口。黒々としたうどんの表面は、光を反射している。ほのかに香るイカスミの風味。

イカスミうどんの出来上がり。

イカスミうどんは、大根おろしとの色の相性がよい。黒い夜空に浮かぶ、やんわり、ふんわり白い雪か雲のようである。すこしのめんツユをたらす。

真っ白の大根おろしをからめがなら、イカスミうどんをすする。イカスミうどんはつるりとした歯ざわり、噛むとムニっとした食感。もにゅもにゅと噛んでいると、うどんの内側から、まるでイカがスミを勢いよく吐くようナ風味、旨味、滋味があふれてくる。

イカスミの風味を大根の清涼な風味で洗い流す。

黒光しているイカスミうどんを器にもりつける。

トロロ汁をまわりに流しこむと、白い雲海に浮かんだ黒い大地のようである。

ズズッいとトトロ汁と一緒に、イカスミうどんをすする。海の幸と山の幸のマリアージュ。白黒つけれないうまさが、饂飩と混沌が器のなかにはある。

イカスミうどんを作り食べた感想【 まとめ 】

イカスミうどんは、ふつうのうどんの作り方とほぼ同じ、水と一緒にイカスミをくわえるだけです。

イカスミをねりこむことによって、イカスミの香りと風味をうどんの内側に封じ込めることに成功しました。ねりこまれたイカスミは服にハネることもありません。白い服をきて、イカスミを楽しめますよ。

イカスミ好きには挑戦してもらいたい、イカスミうどんです。

【亀城庵】

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