タピオカ粉いり自家製蕎麦の作り方【 パスタマシーン使用 】タピオカ粉をいれるだけで、ぷりんとハジけるコシ、つるつるしこしこなノドゴシの蕎麦を作れる

蕎麦

タピオカ粉をいれた蕎麦の作り方を紹介しています。

タピオカ粉をいれるだけで、ぷりんとハジけるコシ、つるつると滑らかなノドゴシの蕎麦を作ることができました。

生地を伸ばす、生地を切り麺状にする作業には、パスタマシーンを使いました。

タピオカ蕎麦の材料

  • そば粉:100g
  • 強力粉:80g
  • タピオカ粉:20g
  • 水:100g
  • 打ち粉:適量

そば粉のいれる量を増やすと蕎麦の香りはよくなるでしょう。しかし生地をコネたり、生地をのばしたり、生地を切る作業が大変になります。

蕎麦を作るのに慣れるまでは、そば粉の割合は50%ほど。つまり5割そばで、蕎麦作りの練習をすることをオススメします。

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

タピオカそばの作り方【 写真つき 】

粉と水を混ぜる

そば粉と強力粉、タピオカ粉を計量しボウルにいれる。

水:100gを用意し、粉をいれたボウルに半分:約50gの水をいれる。最初から手をつかい粉と水を混ぜると、指に粘土状になった粉がくっつく。そこで菜箸やゴムベラで混ぜるとくっつかず楽に作業できる。

粉と水を混ぜるためだけの調理器具をつかい混ぜあわせる。手のような形になっており、粉と水を効率よく楽々と混ぜることができる。

少しづつ水をボウルにいれながら、かき混ぜる。

ボウルの粉が、3mm~5mmほどの粒になるまで水をくわえる。水は100gと書いたが、粉ぜんたいが3mm~5mmほどの粒になればよい。

水を100gをいれなくても、粒ぜんたいが3mm~5mmの粒になれば水をいれる必要はない。100gの水をいれても粒にならないときは、水を追加する。

ボウルの粉が3mm~5mmほどの粒状になれば、手で粉をひとつの塊にまとめていく。粒状になれば粉は、あまり手にくっつかない。

粉をボウルに押しつけたり、伸ばしたり、折り曲げたりしていると、生地がしっとりとしてくる。

しっとりした生地を一つの塊にまとめる。パスタマシーンで伸ばすので、ブッ恰好でもかまわない。

生地をのばす

まとめた生地を作業台におく。パスタマシーンも作業台にセットする。

手やめん棒をつかい、パスタマシーンに通すことができる薄さになるまで生地をのばす。手やめん棒に、生地がくっつくときは打ち粉を生地にふるとよい。

パスタマシーンを操作し、一番厚くのばすことができる設定にダイヤルをあわせる。

のばした生地をパスタマシーンに通す。薄くのばされた生地の長さは2~3倍ほどになる。

のばされた生地を二つにペタンと折りたたむ。折たたんだ生地をパスタマシーンにふたたび通す。

生地をのばす、二つに折りたたむ、生地をのばす。この作業を4~5回ほど繰り返すと生地がしっとりと滑らかになってくる。

滑らかになった生地をお好みの薄さになるまでのばし、お好みの蕎麦の長さに切る。生地に打ち粉をふっておく。

蕎麦生地のばし方参考動画

生地を切る

生地をのばすことができれば、蕎麦の完成まではあと少し。

パスタマシーンにカッター(生地を麺にするパーツ)とガイド(生地を固定するパーツ)をセットする。薄くのばした生地の端をカッターにあわせ、ガイドのうえに生地をおく。

カッターのハンドルをくるくると回し、ゆっくりと生地を送りだしていくと、生地が麺状になって落ちてくる。

蕎麦をまとめ、蕎麦がくっつかないように打ち粉をふっておく。

タピオカ蕎麦をすぐに食べるときは、すぐにお湯でゆがくとよい。あとで食べるときは、キッチンペーパーで蕎麦を巻き、その上からサランラップでピッチリと巻くと乾燥しにくい。冷蔵庫で1日、冷凍庫で一週間ほどは保存できる。あまり長時間保存すると、蕎麦がブツブツと切れやすくなる。

パスタマシーンで蕎麦を作る参考動画

タピオカ蕎麦をゆでて食べる

タピオカ蕎麦100gにたいして、お湯1リットルから2リットルを用意する。

ぼこぼこと沸騰したお湯にタピオカ蕎麦をいれる。蕎麦がくっつかないように菜箸などでソッとかき混ぜる。

粉の種類や蕎麦の太さ、お湯の温度の違いで、ゆで時間は変わる。おおよそ1~5分ほどで蕎麦はゆであがる。お湯から蕎麦をひきあげる前に、ゆで加減をチェックしよう。

ゆでた蕎麦を冷水にいれ、キュッと蕎麦をしめる。冷水でシメることで、蕎麦のヌメりをとれ、つるりとしたノドゴシになる。

冷たい蕎麦で食べるときは、水気をよく切り、そのまま器に盛り付ける。

冷やされた蕎麦をめんつゆに漬け、一気にすする。タピオカ蕎麦はちゅるんツルツルと口のなかに入っていく。いつもは蕎麦を噛むのだが、このタピオカ蕎麦は飲むことができる。タピオカ蕎麦を噛んでみると、ボソッとした食感のS極とN極ぐらい両極端の噛み応えになっている。まるでマリオが飛ぶように、ば~いんとした跳ねるようなコシがある。長芋をいれた蕎麦もコシはでたが、タピオカ蕎麦は、それ以上のコシ。

タピオカ粉をいれることで、蕎麦の表面はちゅるちゅる滑らかになり、跳ねるようなコシがでる。コシの強い蕎麦が好きな人は、家で蕎麦を作るときにタピオカ粉をいれることを強くオススメする。

もちろん温かい蕎麦としても食べることができる。跳ねるようなコシは健在だ。

冷水でしめた蕎麦をお湯で温めなおし、ぬくぬくのお汁と一緒に器にいれる。

温かいタピオカ粉蕎麦は、香りを感じることができる、蕎麦の。

自分で作って言うのもなんだが、蕎麦ってこんなに優しくうまい滋味ある味だったのかと再発見させられた。お汁のかつお節の旨味や香りの湯気のむこうがわに、蕎麦畑の幻想が見えてきそうだ。

ちなみに蕎麦の花の匂いは、まるでウ◯コ。

タピオカ粉をいれた蕎麦を作った感想【 まとめ 】

蕎麦粉にタピオカ粉をいれることで、蕎麦のノドゴシは滑らかでスベスベちゅるちゅるになります。また蕎麦のコシは、上質な蕎麦屋でしか食べることができないようなコシを再現することができました。

コシが強い蕎麦好きな人は、自家製蕎麦を作るときに、タピオカ粉を足すことを強くオススメします。

冷たい蕎麦、温かい蕎麦、どちらでもおいしくタピオカ蕎麦は食べれました。

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