【段ボールとスモークウッド燻製】スペアリブの燻製レシピ 骨つき肉にカブりつくと、燻煙が香る

スモークウッド

スペアリブを燻製して、美味しく食べちゃおうというレシピ。

豚バラのベーコンがあるなら、スペアリブも燻製しても美味しくなるんじゃない。と考え燻製してみました。

ベーコンと同じ上質の油がジワァ~とあふれでて、サクラの香ります。そしてスペアリブで一番おいしい骨と肉がくっついてる部分、豪快に喰いちぎってやりましょう。

段ボールとスモークウッド、その他チョロチョロした器具を使い、安く燻製しています。

スペアリブ燻製の調理工程

  1. ソミュール液をつくる
  2. スペアリブをソミュール液につける
  3. スペアリブを水にいれ、塩抜きをする
  4. スペアリブを乾燥させる
  5. スモークウッドで燻製する
  6. スペアリブの燻製できあがり

スペアリブ燻製の材料

  • スペアリブ:500g
  • 水:200cc
  • 塩:20g
  • さとう:10g
  • にんにく:1個
  • ローリエ:2枚

香辛料はお好みのものをいれると、もっと美味しくなります。辛味のトウガラシ、中華風に八角などをくわえても面白い味になるでしょう。

スペアリブ燻製の作り方【 写真あり 】

ソミュール液をつくる

塩:20gさとう10gと、スライスしたにんにく:1個を鍋にいれる。

水:200ccを鍋にいれ、弱火にかける。

塩、さとうが溶けたら、火をとめローリエ:2枚を鍋にいれる。

常温までさめたら、ソミュール液の完成。

スペアリブをソミュール液に漬ける

食べやすい大きさにスペアリブを切っておく。

ビニール袋にスペアリブとソミュール液をいれる。

スペアリブは骨でビニール袋が破れたら困るので、ビニール袋をさらにジップロップにいれる。

7日ほどビニール袋にいれたスペアリブを冷蔵庫で寝かせる。

気がむいたら、1日1回ビニール袋の上下をひっくり返してあげましょう。スペアリブに味がまんべんなく染みこみます。

スペアリブを塩抜きする

保存性をたかめるために、塩分高めのソミュール液にスペアリブを漬けこみました。

そのまま燻製にすると、めちゃくちゃ塩辛いスペアリブができあがります。スペアリブを水につけ塩をぬきましょう。

にんにく、ローリエはとりのぞき、水をはったボウルにスペアリブをいれる。

2時間に1回ほど水をとりかえながら、6時間ほどスペアリブを水にいれておく。

6時間後、スペアリブの端っこをきりフライパンで焼いて塩の抜け具合を味見をする。「塩味がやや薄いな」と感じれば塩抜き終了。ちょっとショッパいなと感じれば塩抜きを続ける。

スペアリブを乾燥させる

燻製を成功させるポイントは、燻製する食材の水分を抜いておくこと。

塩抜きしたスペアリブの表面の水分を、キッチンペーパーでふきとる。

乾燥した冬であれば、干し網にスペアリブをいれ乾燥させるとよい。夏場など湿度がおおい季節は、脱水シートで包み、冷蔵庫にいれておくとカンタンに水分がぬける。

脱水シートがない人は、冷蔵庫にスペアリブを裸でいれておくと脱水できる。

燻製の準備をする

段ボールの上部、二本の棒をとおす。

脱水したスペアリブを金網におき、二本の棒のうえに金網ごと置く。

100均に売ってるステンレス製の調理器具を段ボールにおき、スモークウッドをおく。

スモークウッドの詳しい記事はコチラ

燻製の準備完成した全体図。

スペアリブを燻製する

スモークウッドに火をつけ、スモークウッドからキチンと煙がでているのを確認し段ボールのフタをしめる。ガスバーナーやチャッカマンを使うと火をつけやすい。

あとはスモークウッドが、お香のようにゆっくり燃えながら。煙をだし続け燻製してくれる。写真のスモークウッドの大きさで2~3時間燻製できる。

燻製中の温度は40℃~50℃。

スペアリブの煙をおちつかせる

スモークウッドか煙がでなくなっているのを確認する。

スペアリブをとりだす。飴色になり皮もギュッとしまっている。

燻製がおわったばかりの、食材は燻製の煙の香りがとてもキツく感じるので。

干し網などにいれ、1~2時間ほど風にあてると、煙がおちつき美味しくなる。

スペアリブを、風にあて終わったら燻製終了。スペアリブは冷蔵庫保存し1週間~2週間で食べきってください。

スペアリブ燻製を焼いて食べる

スペアリブ燻製は40℃~50℃で燻製しているだけなので、火を通してから食べてください。

フライパンで焼くときは、4面を焦げないように弱火でゆっくり焼いてあげるとよい。フタをしめ、蒸し焼きにすると火が仲間でとおりやすい。

オーブンで焼く場合は、温度は110度で20分~30分。ゆっくり火がとおり柔らかいスペアリブが焼きあがる。オーブンで焼くのが安全で一番おいしいと感じた。

焼きあがった熱々のスペアリブを豪快にもち、ガブリとかじりつく。ジュワと口にあふれる油と燻製の香り。豚の油が甘い、水分がぬけたことで肉がシッカリした噛みごたえになっている。

骨のまわりの肉はなかなかハガれないが、強引に噛みちぎる。ワイルドな豚の旨みをかんじる。味はワイルドだが甘い。

燻製スペアリブに、黒胡椒やカレー粉をふって食べても美味しかった。

おっちゃんのように、生焼けのスペアリブ食べないよう気をつけましょう。

つぎの日、ハライタにはならずピンピンしていた。

スペアリブ食べきれなかったときは。

真空パックにし、冷凍庫にいれておけば一カ月ほど保存可能。

スペアリブは解凍すれば食べる。「あと1品ほしいわね」「急なお客様どうしよう」電子レンジで解凍、流水解凍し、パパッとメインディッシュを作れる。

スペアリブを燻製にして食べた感想【まとめ】

スペアリブを燻製にした感想は、骨つきベーコン。

ベーコンと比べると、焼いてそのまま食べるならスペアリブのほうが圧倒的にうまい。

また燻製したスペアリブをベーコンのかわりに、スープにいれると美味しくなりそうだ。パスタにいれるには、骨が邪魔になるかな。

スペアリブを大量に購入したとき、燻製にし冷蔵庫、冷凍庫で長期保存するようになった。

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