この記事は、しらすをねりこんで作る生パスタの作り方・レシピを書いています。
しらすは、釜揚げしらすを使いました。
しらすと粉を混ぜ、のばし、切ると作れます。
カルシウムが豊富なしらすをあますことなく食べられます。しらすが器にのこりません。
パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。
しらす生パスタの調理工程
- しらすと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- 生パスタの出来上がり
しらす生パスタの材料(2~3人分)
- デュラムセモリナ粉:100g
- 強力粉:100g
- しらす:25g
- 水:80g
- 塩:2g
- オリーブオイル:大さじ1
- 打ち粉:適量
しらすのいれる量をふやせば、しらすの風味とカルシウムはふえます。あまり、しらすをいれすぎると粉がまとまらなくなる可能性があります、そこはご注意してください。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
しらす生パスタの作り方【 写真あり 】
しらすと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
デュラムセモリナ粉:100gと強力粉:100g、塩:2g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。
しらす:25gと水:80gもボウルにそそぎいれる。
最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。
粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。
粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。5mmほどの粒状にならないときは、水をボウルに追加でいれる。
手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。
1時間ほど生地を冷暗所で寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。
ちいさい眼がこちらをみていそうなので、視線をあわせないようにソッと眼をそらす。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。
パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2~3倍になる。
2~3倍になった生地をペタンと折りたたむ。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3~5回すると、生地がなめらかになる。
生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る
パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセット。
打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。
カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。
すべての生地をカッターに通す。生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。
ところどころ、しらすの眼がにょ~んとのびた黒いものが。
いつもなら打ったパスタをねかせるのだが、しらすを使っているので、打ってから1時間後ぐらいから食べはじめる。冷暗所に保存し半日をめどになるべくはやく食べる。
パカリと大きく開くので作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。
生地を切る参考動画
しらす生パスタを食べる
生パスタ:100gに、沸騰したお湯1~2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。
お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。
ゆで時間の目安は3分~8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。
にんにくと唐辛子をオリーブオイルでゆっくりと炒めたソースに、ゆでたしらす生パスタを混ぜあわせる。
黒い眼は白い生パスタのワンポイントになっている。つるりとなめらかでオイリーな生パスタの表面。
にんにくの香り、唐辛子のカプサイシンの辛味を感じながら、しらす生パスタを噛む。どこからともなく、ほっくりと安心できる甘さ、ほがらかな旨味と熟成された魚調味料のような香りがしてくる。
白米にまぶしたときのように、生パスタのなかにも、しらすの風味はちいさく生きている。
しらす生パスタと貧乏人のキャビアを混ぜあわせる。貧乏人のキャビアは、しらすと唐辛子、塩でつくられた調味料。
唐辛子のまろみをおびた辛味、ねっとりからみつく旨味。生パスタの外と内から、しらすの旨味が寄せては変える。
この、生パスタを作るのに、いったいどれだけのしらすがお亡くなりになったのか、食に感謝。しらすが器にのこることなく、命をだいじに食べられる生パスタ。
しらす生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】
カルシウムが豊富なちいさいしらすを生パスタにねりこみました。
しらすと粉と混ぜ、のばし、切れば作れました。
しらす生パスタは、ほがらかな旨味と熟成された魚の風味がします。
ねりこむと、ちいさいしらすが器にのこりません。ちいさい命をだいじに食べられる生パスタです。
しらすをねりこんだ生パスタはあまり売っていません。売っていないのであれば、カルシウムが豊富な生パスタご自宅で作ればいいんです。
不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。
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