鯖の切り身で作るサバの干物 レシピ・作り方【 フードドライヤー仕様 】炊き込みご飯とコンフィ、燻製のレシピもあるよ

スモークウッド

鯖の切り身をサバの干物にする方法を書いています。

鯖の切り身を天候に左右されないフードドライヤーで乾燥させました。

干物を使った炊き込みご飯とコンフィ、燻製のレシピも紹介しています。アイディア次第で色々な料理に使うことができるサバの干物。

フードドライヤーなら、かんたんに干物を作ることができます。お酒で切り身を消毒し、フードドライヤーに並べ、スイッチをONするだけ。

家のなかで鯖を乾燥させるので、猫や鳥被害、雨にふられる心配もなし。ただちょっと魚の匂いが部屋に充満します。

鯖の干物を作っている様子【 写真 】

鯖の切り身を用意。小骨をとっている生協の鯖を使用。

鯖の切り身をフードドライヤーのトレイに置く。日本酒やウォッカをふりかけ殺菌、さらに風味をつける。

鯖をのせたトレイをフードドライヤーに置き、スタートボタンを押す。35℃で乾燥スタート。皮の部分を下にしたほうが鯖がトレイにくっつかなくてよい。

12時間後の鯖。鯖の油が沁みだしてきている。表面はかっちり、中はしっとりと柔らかい。

さらに12時間乾燥させる。鯖の油は蒸発したのか、ふたたび身に染みこんだのか消えた。

持ってみてもピンと立つほど乾燥している鯖。まるで鮭のトバのようだ。鯖トバ。新鮮な鯖であれば、そのまま食べることができるかもしれな、自己責任で。

サバの干物の出来上がりだ。24時間ガッツリと乾燥させた長期間保存できそうな干物の出来上がりだ。

サバの干物を軽く炙り、ガブリとやる、つまみは炙ったサバの干物だけでいいと鼻唄を歌いながら。

市販のサバの干物よりも、がっつり乾燥させているのでビーフジャーキーや鮭のトバのように硬く、サバの旨味がみっちり綿密に濃厚になっている。食べているとアゴの鍛錬になり、満腹中枢を刺激される。ダイエットにも向いている食材ではなかろうか。

サバの干物のアレンジレシピ

  • 燻製
  • コンフィ
  • 炊き込みご飯

サバの干物の燻製

すべてに水分が抜かれ、表面がカチカチのサバの干物。

金網にのせ、そのへんの段ボールを持ってくる。段ボールの上部に2本の棒をとおし、サバの干物をのせた金網を2本の棒のうえに置き、落ちないか確認する。

スモークウッドに火をつけると煙がでてくる。スモークウッドを耐熱容器のうえにおく。段ボールのフタをしめ、なるべく煙がもれないようにする。

スモークウッドが燃えつき、煙がでなくなれば、段ボールからサバの干物をとりだす。

燻製したてのサバの干物はすっぱ臭い。そこで風にあて香りを落ちつかせる。

香りが落ちついたら、サバの干物の出来上がり。鯖の香りとサクラの香りが混ざりあい、まるで満開の桜のように鯖の香りが舞う。

グイっとアゴと奥歯に力をいれ、噛みきらないとダメなほど身は硬い、まるでトバ。口にいれると鯖と燻煙の芳醇な香り。ゆっくり噛んでいると、生のときよりも鯖の旨味が口の中に浸透してくる。じゅわっとしたおツユに陶然とさせられる。そこにキリッとした冷酒をやるとね、もう。

サバの干物のコンフィ

ビニール袋にサバの干物をいれる。燻製にしたサバの干物を使うと、香り豊かなコンフィを作ることができる。めんどくさいときは、ふつうの干物でも可。

干物が漬かるほどのオリーブオイルをビニール袋にいれる。お好みの香辛料をいれる。ビニール袋はしばっておく。

2リットルほどのお湯を用意し、サバの干物とオイル、香辛料をいれたビニール袋を沈め鍋を2時間ほど保温しておく。弱火で30分でも可。

シャトルシェフを使って調理した。

表面はしっとりしたサバの干物。アブラが染みこみ、ややふっくらとした身。様々な香草の香りが愉しく、食欲を刺激してくれる。

漬けこんだ油を捨ててはいけませんゾ。鯖の旨味が染みでている油をフライパンにいれ生パスタにからめると、アンチョビーをいれたオリーブオイルのように魚の旨味たっぷりのパスタが出来上がる。

サバの干物の炊き込みご飯

白米を鍋にいれ、昆布と切ったショウガ、サバの干物をいれる。日本酒を大さじ1、しょうゆを香りづけに小さじ1、水を分量いれ炊く。

炊いているうちから、鯖の芳ばしい香りがぷんぷんと部屋に。

炊きあがったら、サバの干物を食べやすい大きさに裂く。ご飯と混ぜ10分ほど蒸らす。

鯖の旨味が染みこんだ白米。柔らかく甘い旨味の染みこんだ茶米。食感のある硬さの旨いサバの干物。対比が愉しく、いくらでも食べることができそうな炊き込みご飯。

サバの干物をフードドライヤーで作った感想【 まとめ 】

鯖の切り身を買ってきて、フードドライヤーで乾燥させるだけで、市販されているサバの干物よりも乾燥した干物を作ることができました。

乾燥中は部屋に鯖の香りが充満します。香りが苦手なかたは換気しましょう。

サバの干物は、そのまま焼いて食べてもおいしいですが、燻製やコンフィ、炊き込みご飯と色々な料理に使うことができます。サバの干物を使うことで旨味がまし、おいしい料理になりました。

鯖を買いすぎたとき、もらいすぎたとき、干物にすると長期間サバを楽しめます。

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