この記事は、レトルトカレーをねりこんで作る麺のレシピを書いています。
レトルトカレーの風味と香り、旨味はあります。
しかし、カレーのお汁は洋服や床に飛びません。安心してレトルトカレーのお味を堪能できるのです。
さらに粉の種類をかえると、パスタや中華麺、うどんにかわります。出来る麺の種類はさらに増えるではありませんか。
パスタマシーンを使い製麺しました。
レトルトカレー麺の材料(2~3人分)
- 中力粉:100g
- レトルトカレー:40g
- 塩:2g
- 打ち粉:適量
中力粉に蕎麦粉をたせば蕎麦に、中力粉を強力粉にかえれば、中華麺に、デュラムセモリナ粉をつかうとパスタになります。
ひとつの記事を読むだけで、4つの麺を作れるようになるのです。なんとお得な記事でしょうか。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
レトルトカレー麺の調理工程
- レトルトカレーと中力粉、塩、水を混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- うどんの出来上がり
レトルトカレー麺の作り方【 写真あり 】
レトルトカレーと中力粉、塩、水を混ぜあわせる
中力粉:100gと塩:2gをボウルにいれる。
レトルトカレー:40gもくわえる。ジャガイモは柔らかい。粉と同化し旨味になる。
混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。
粉と水分を混ぜる専門の調理器具をつかい混ぜた。手で混ぜるように素早く混ぜることができる。
中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていく。
粒状にならないときは、すこしずつ生地に水をたし混ぜあわせる。
粒状になった粉をボウルにおしつけたり、のばしたりして、ひとつの塊にまとめ、形をととのえる。
生地を寝かせる。寝かせると生地ぜんたいに水分がまわり滑らかになりコシもでる。
寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップをまいておく。
粉のまぜかた参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。
パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばす。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばす。
パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせる、のばした生地をパスタマシーンに通す。
のばした生地をパタンとふたつに折りたたむ。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。パスタマシーンに通す、折りたたむ、通す、一連の作業をくり返すと生地が滑らかになる。
なめらかになった生地をお好みの薄さにのばす。食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る
パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。
打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。
カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。
すべての生地をカッターにとおす。
うどんをすぐにゆでないときは、くっつかないように打ち粉をふっておく。
半日以上放置するときは、キッチンペーパーをひいた密閉できるようにいれる。冷暗所にいれておく。1日を目安に食べきる。
生地を切る動画
レトルトカレー麵を食べる
うどん:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。
ぼこぼこと沸騰させたお湯にうどんをいれる。ゆであがる時間は粉の種類や太さ、お湯の温度でかわってくる。ゆで加減をチェックしながらゆでよう。
お好みのゆで加減になれば、麺をザルなどにとり、冷水でヌメりをとり、表面をしめる。あとは、ふつうのうどんのように食べるだけだ。
温かくして食べるときは冷水でしめる必要はない。冷水でしめたあとに温めなおすと口当たりのよい麺になる。
つるりと流麗なレトルトカレー麺を器にいれる。カレーのお汁がお箸や器につかない、カレーの香りはあるのにだ。
カレーの香りをしっかりと確認できる。しかし、カレーのお汁はどこにも飛ばないことも確認できる。麺つゆなどは飛びますゾ。
つるつるとした麺をすする。麺になったカレーの香りが口のなかにひろがる。麺を噛むと、カレーを口にふくんだときの香りと風味が津々。
ジャガイモやタマネギ、お肉などの風味と旨味がある分もあり、味の変化もたのしめる。
レトルトカレー麵を作って食べた感想【 まとめ 】
レトルトカレーをねりこんだ麺は、レトルトカレーの風味と香りを堪能できます。
そして、洗濯するのが大変なレトルトカレーのお汁が飛びちりません。安心して食べられます。
レトルトカレーは日本のあちらこちらで買えます。しかし、レトルトカレーをねりこんだ麺は見かけません。であるならば、ご自宅でをねりこみつくるしかありません。
パスタマシーンを使えば、うどんの幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。
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