日本酒蕎麦の作り方・レシピ 水のかわりに日本酒で作る蕎麦 日本酒の風味が心地よい 【 パスタマシーン使用 】

蕎麦

この記事は、日本酒で蕎麦粉をねる蕎麦の作り方を書いています。

日本酒の風味が蕎麦のうちから漂う心地よいお蕎麦です。ちょっとの塩や麺つゆで蕎麦をすすれる日本酒蕎麦の風味。

水道をひねればでる水よりも、お高い日本酒を使う価値はあります。

パスタマシーンを使い楽々と製麵しました。

日本酒を使っています。アルコールが残っている可能性もあります。未成年・妊婦・お酒に弱い方は食べないほうがよいでしょう。

日本酒蕎麦の材料(2~3人分)

  • 蕎麦粉:100g
  • 中力粉:100g
  • 日本酒:80g
  • 打ち粉:適量

蕎麦粉の割合をふやすと、蕎麦の香りはよくなります。しかし、生地のあつかいがむずかしくなります。5割ほどから蕎麦作りになれていくとよいでしょう。

強力粉や薄力粉で代用できます。またふたつの粉を混ぜることで、口当たりがやわらかくなります。お好みで調整してください。

甘味料がはいっている日本酒をつかうと、生地がまとまらない可能性があります。

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

日本酒蕎麦の調理工程

  1. 日本酒と粉を混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. 日本酒蕎麦の出来上がり

日本酒蕎麦の作り方【写真あり】

日本酒と粉を混ぜる

蕎麦粉:100gと中力粉:100gをボウルにいれる。

日本酒:80gをボウルにくわえる。

粉と水を混ぜあわせる。手で混ぜはじめてもいいが、ゴムベラやさいばしで混ぜあわせると、手に粉がくっつかず楽に作業できる。

蕎麦の水回し専用の器具で粉と水を混ぜあわせた。専用の道具などで楽にスピーディーに混ぜあわせることができる。

粉ぜんたいがしっとりし、粉が3~5ミリほどの粒になるまで混ぜあわせる。3~5ミリほどの粒にならないときは、水を追加でいれる。

3~5ミリほどの粒になれば、そば粉が手にくっつきにくい。両手をつかいそば粉をまとめていく。そば粉をのばしたり、押しつけているとまとまってくる。

形をととのえ混ぜ作業終了。パスタマシーンで製麺するので、ヘソダシをする必要はない。

水回しと粉のまとめ方参考動画

生地をのばす

作業台に生地をだし、パスタマシーンも設置しておく。

生地に打ち粉をふり、めん棒や手をつかいパスタマシーンに通せる薄さまで生地をのばす。目安としては、5mm以下になるようにのばす。

パスタマシーンのハンドルを回し、生地をパスタマシーンに通しのばす。3~4倍ほどの長さになって生地がでてくる。生地をパタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。のばす、折りたたむ、のばす、この作業を5回ほどくり返すと生地が滑らかになり、蕎麦のコシもしなやかにつよくなる。

滑らかになった生地をお好みの薄さにまでのばす。打ち粉をふり、食べやすい長さに切っておく。

蕎麦生地のばし方参考動画

生地を切る

パスタマシーンにカッター(生地を麺にするパーツ)とガイド(生地を固定するパーツ)をセットする。

薄くのばした生地の先端をカッターにあわせる。ガイドのうえに生地をおく

カッターのハンドルをくるくると回す。生地がカッターをとおり、蕎麦になって落ちてくる。手や器で蕎麦をうける。

すべての生地をカッターに通す。すぐにゆでないときは、蕎麦がくっつくので打ち粉をふっておく。

パスタマシーンで蕎麦を作る参考動画

日本酒蕎麦をゆでて食べる

蕎麦100gにたいして、お湯1リットルから2リットルを用意する。くっつかないように、さいばしで軽くかき混ぜる。

ボコボコとお湯がわくほどの強火力で蕎麦をゆでる。ふきこぼれそうな時は、鍋に水をいれるか、火力を落とすとよい。

粉の種類や蕎麦の太さ、お湯の温度の違いでゆで時間は変わる。おおよそ1~5分ほどで蕎麦はゆであがる。蕎麦をお湯からひきあげる前に、ゆで加減をチェックしよう。

蕎麦を冷水で洗い、ヌメリを落とし表面をしめる。

つやつやときらめく日本酒蕎麦の表面は、日本酒をつくる湧き水のごとく涼しげ。日本酒蕎麦をお箸でつかみ、ひょいとかろやかに持ちあげる。お冷にされた日本酒の香りも持ちあがる。使った日本酒によっても香りはかわると思われる。

アルコールの熱をもった発酵した香りというよりも、雑味をぬき、旨味とコク、風味の芯だけを残したくっきりとした日本酒の味わいがある。

水のような日本酒だと言われることがある。水と日本酒は別ものだと声を大にして伝えたい。水だけでは決してだせない風味を日本酒であればだせる。日本酒は、料理にコクや風味を与える最後のピースといえる。

であれば、日本酒をねりこんだ蕎麦も風味とコクがよくなるのは自明の理である。

日本酒蕎麦は、温かいお汁でも食べられる。

かえしをお湯でわったお汁に、日本酒蕎麦をいれる。ぬくぬくとした白い湯気からは、日本酒のあたたかく、ほがらかな香りがしてくる。

日本酒のはんなりとした甘味を感じられる。ひとにやさしくできそうな気持ちにさせてくれる一杯。

日本酒蕎麦を作って食べた感想【 まとめ 】

水のかわりに、日本酒で作るお蕎麦。無料の水でなく、有料の日本酒をつかう価値はあります。水で作った蕎麦と、日本酒でつくった蕎麦の味をくらべると、風味とコクが段違いに強いです、日本酒で作った蕎麦は。

ほとんどの日本料理には、日本酒をいれます。それは、なぜか、おいしくなるからでしょう。であるならば、蕎麦に日本酒をいれたらおいしくなる、これは和の調理の基本ですね。

日本酒でつくった蕎麦はあまり売っていません。であるならば、ご自宅で日本酒をねりこんでお蕎麦を作るしかありませんね。

パスタマシーンで製麺することで、素人でも蕎麦の太さと幅がそろった蕎麦を作ることができます。

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