納豆ねりこみ蕎麦の作り方・レシピ 納豆が器にのこらず、糸が肌にくっつかない蕎麦 納豆の風味はあり【 パスタマシーン使用 】

蕎麦

この記事は、納豆をつぶし蕎麦粉と混ぜてつくる納豆蕎麦のレシピを書いています。

納豆の風味は残っており、蕎麦粉の香りと一緒にたのしめます。

納豆蕎麦のいちばんのポイントは、納豆が器にのこらないこと、肌やメガネに納豆の糸がくっつかないこと。

パスタマシーンを使い楽々と製麵しました。

納豆蕎麦の材料(2~3人分)

  • 蕎麦粉:100g
  • 中力粉:100g
  • 納豆:1パック
  • 水:適量
  • 打ち粉:適量

蕎麦粉の割合をふやすと、蕎麦の香りはよくなります。しかし、生地のあつかいがむずかしくなります。5割ほどから蕎麦作りになれていくとよいでしょう。

強力粉と薄力粉を混ぜると中力粉のかわりになります。配合などは、お好みで調整してください。

この記事では、粒の納豆をつかいました。粒の納豆はつぶす必要があります。

ひきわり納豆であれば、納豆をつぶす必要がありません。納豆をつぶす作業を省きたいかたは、ひきわりを使ってください。

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

納豆蕎麦の調理工程

  1. 納豆と粉、水を混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. 蕎麦の出来上がり

納豆蕎麦の作り方【写真あり】

納豆と蕎麦粉を混ぜる

粒のままの納豆では、ローラーを通らない可能性がある。2パックはいっているのは、別記事用の納豆。

すりこぎでゴンゴンと叩く、ねる、こする。ねばねばした液体になり、これが魯山人がいった100回ねった効果なのだろうか、納豆を追発酵させたような濃い香りがしてくる。

蕎麦粉:100gと強力粉:100gをボウルにいれる。

ねりにねった納豆をボウルにくわえる。

納豆を手で混ぜると、エライことになる。そこで、ゴムベラやさいばしで混ぜあわせると、納豆と粉が手にくっつかず楽に作業できる。

蕎麦の水回し専用の器具で混ぜあわせた。専用の道具などで楽にスピーディーに混ぜあわせることができる。

納豆の水分だけで、粉ぜんたいがしっとりし、粉が3~5ミリほどの粒になればよいが、おそらくならないと思われる。

水を少量ずつボウルにくわえ粉と水を混ぜあわせる。粉が3~5ミリほどの粒になるまで水をくわえ、粉と混ぜる。

3~5ミリほどの粒になれば、そば粉が手にくっつきにくい。両手をつかいそば粉をまとめていく。そば粉をのばしたり、押しつけているとまとまってくる。

形をととのえ混ぜ作業終了。パスタマシーンで製麺するので、ヘソダシをする必要はない。

水回しと粉のまとめ方参考動画

生地をのばす

作業台に生地をだし、パスタマシーンも設置しておく。

生地に打ち粉をふり、めん棒や手をつかいパスタマシーンに通せる薄さまで生地をのばす。目安としては、5mm以下になるようにのばす。

パスタマシーンのハンドルを回し、生地をパスタマシーンに通しのばす。3~4倍ほどの長さになって生地がでてくる。生地をパタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。のばす、折りたたむ、のばす、この作業を5回ほどくり返すと生地が滑らかになり、蕎麦のコシもしなやかにつよくなる。

滑らかになった生地をお好みの薄さにまでのばす。打ち粉をふり、食べやすい長さに切っておく。

パスタマシーンに納豆の香りは残っていない。匂いに敏感なひとは気づくやもしれない。

蕎麦生地のばし方参考動画

生地を切る

パスタマシーンにカッター(生地を麺にするパーツ)とガイド(生地を固定するパーツ)をセットする。

薄くのばした生地の先端をカッターにあわせる。ガイドのうえに生地をおく

カッターのハンドルをくるくると回す。生地がカッターをとおり、蕎麦になって落ちてくる。手や器で蕎麦をうける。

すべての生地をカッターに通す。すぐにゆでないときは、蕎麦がくっつくので打ち粉をふっておく。

パスタマシーンで蕎麦を作る参考動画

納豆蕎麦をゆでて食べる

蕎麦100gにたいして、お湯1リットルから2リットルを用意する。くっつかないように、さいばしで軽くかき混ぜる。

ボコボコとお湯がわくほどの強火力で蕎麦をゆでる。ふきこぼれそうな時は、鍋に水をいれるか、火力を落とすとよい。

粉の種類や蕎麦の太さ、お湯の温度の違いでゆで時間は変わる。おおよそ1~5分ほどで蕎麦はゆであがる。蕎麦をお湯からひきあげる前に、ゆで加減をチェックしよう。

蕎麦を冷水で洗い、ヌメリを落とし表面をしめる。

納豆蕎麦の水気をきり、器にもりつける。ピンとたち崩れることなく、中国の山かモンブランのようにたたずむ納豆蕎麦、すこしだけ薄茶色だが、蕎麦の色としては問題ないだろう。ただし、足元から忍びよるような、まろ~んとした納豆の香りが蕎麦からたちあがる。

納豆のケースをそのまま嗅がされるよりは、納豆の香りはゆるんでいる。ピンッとたった納豆蕎麦は、つるつると大量にすすっても、歯にノドにひっかかることはない。大量にすすれば、すするほど、納豆の香りも蕎麦といっしょにすすれる。

これは、香りがマイルドな、納豆をすすれるお蕎麦といえる。

かえしをお湯でわったお汁に、納豆蕎麦をいれる。白い湯気にのり、納豆の香りがむんむんとたつ。部屋の湿度が、10%ほどあがりそうな濃密な湯気。納豆には海苔があう。蕎麦にも海苔があう。ネギもいいだろう、卵もいいだろう、納豆と蕎麦にあう具材であれば、好きな食材をいれられる。(からしはどうだろう)

納豆蕎麦を作って食べた感想【 まとめ 】

納豆蕎麦は、納豆の香りがマイドルになり、納豆をすすれるお蕎麦でした。

納豆をつぶす手間はありますが、発酵食品の滋味あふれる香りと丸々すすれる健康的なお蕎麦ともいえます。

納豆ぎらいの方でも食べられるかも、しれません。

納豆はだいたいのスーパーで売っています。しかし、納豆をねりこんだ健康によい蕎麦はあまり売っていません。

であれば、自宅で製麺するしかありません。

パスタマシーンで製麺することで、素人でも蕎麦の太さと幅がそろった蕎麦を作ることができます。

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