なすびねりこみ麺の作り方・レシピ 夏から秋にかけてたっぷりと実るなすびを流麗な麺としてすする【 パスタマシーン使用 】

うどん

この記事は、なすびをねりこんで作る麺のレシピを書いています。

夏から秋にかけてたっぷりと実るなすびの風味と香りを流麗な麺としてすすれるのです。

なすびの純な水分が粉に染みわっています。

涼しげな香り、たっぷりとした旨味も感じられる麺です。

なすびを細かくしてから粉と混ぜあわせました。

パスタマシーンを使い製麺しました。

なすび麺の材料(2~3人分)    

  • 中力粉:200g
  • なすび:80g
  • 水:適量
  • 塩:4g
  • 打ち粉:適量

なすびの果肉はできるだけ細かくしておくと粉と混ぜやすいです。ブレンダーにてペースト状にしました。

おろぎ金ですりおろしたり、包丁で細かくきったりしてもらってもかまいません、お家にある方法でなすびを細かくしましょう。

中力粉に蕎麦粉をたせば蕎麦に、中力粉を強力粉にかえれば、中華麺に、デュラムセモリナ粉をつかうとパスタになります。

ひとつの記事を読むだけで、4つの麺を作れるようになるのです。なんとお得な記事でしょうか。

使っている打ち粉の記事はコチラ。

なすび麺の調理工程

  1. なすびと中力粉、塩を混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. なすび麺の出来上がり

なすび麺の作り方【 写真あり 】

なすびと中力粉、塩を混ぜあわせる

中力粉:200gと塩:4gをボウルにいれる。

細かくしたなすびもくわえる。

混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。

粉と水分を混ぜる専門の調理器具をつかい混ぜた。手で混ぜるように素早く混ぜることができる。

中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていく。

粒状にならないときは、すこしずつ生地に水をたし混ぜあわせる。

粒状になった粉をボウルにおしつけたり、のばしたりして、ひとつの塊にまとめ、形をととのえる。

生地を寝かせる。寝かせると生地ぜんたいに水分がまわり滑らかになりコシもでる。

寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップをまいておく。

粉のまぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。

パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばす。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばす。

パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせる、のばした生地をパスタマシーンに通す。

のばした生地をパタンとふたつに折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。パスタマシーンに通す、折りたたむ、通す、一連の作業をくり返すと生地が滑らかになる。

なめらかになった生地をお好みの薄さにのばす。食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。

打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。

カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。

すべての生地をカッターにとおす。

うどんをすぐにゆでないときは、くっつかないように打ち粉をふっておく。

半日以上放置するときは、キッチンペーパーをひいた密閉できるようにいれる。冷暗所にいれておく。1日を目安に食べきる。

生地を切る動画

なすび麺を食べる

うどん:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。

ぼこぼこと沸騰させたお湯にうどんをいれる。ゆであがる時間は粉の種類や太さ、お湯の温度でかわってくる。ゆで加減をチェックしながらゆでよう。

お好みのゆで加減になれば、うどんをザルなどにとり、冷水でヌメりをとり、表面をしめる。あとは、ふつうのうどんのように食べるだけだ。

田舎蕎麦や雑穀などをねりこんだような色のなすび麺。白くはなくなすびの皮の色。

色だけでなく、なすびの水のように澄んだ香りも感じられる。なすびの皮のようにつるりとした麺の表面は、ふつうの麺の口当たりそのもの。

どっぷりとまるい果肉の香りのなすび麺をすする。なすびの香りと風味をすするという新鮮な体験。なすびの清純なお汁が麺ぜんたいに染みわたっている。すこし、体感温度がさがるような涼しさがある。

なすび麺は、温かいお汁でも食べられる。かえしをお湯でわったお汁にいれた。

なすびの皮のような夜空に黄色いお月さまがひとつ。冬のおとずれを感じさせるワビサビを感じられる一杯。十五夜のお月さまといっしょに。

なすび麺を作って食べた感想【 まとめ 】

夏から秋にかけてどっぷりとした果肉をつけるなすび。そのなすびの風味と香りをすすれました。

なすびの純な水分がいきわたった麺。なすびの澄んだ香りのある麺です。

なすびは日本のあちらこちらで買えます。しかし、なすびをねりこんだ麺は見かけません。であるならば、ご自宅でをねりこみつくるしかありません。

パスタマシーンを使えば、麺の幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。

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