この記事は、マヨネーズを燻製にする方法を書いています。
ねっとりとしたマヨネーズに燻煙の香りは沁みこみやすいです。
マヨネーズの旨味だけでなく、燻煙が香る調味料を簡単に作れます。
スモークチップと簡易スモーカーを使いマヨネーズを燻製にしました。
3分ほど燻煙でいぶせば、燻製マヨネーズの出来上がりです。
簡易スモーカーがないかたは、段ボールとスモークウッドを使い、温度にさえ気をつければマヨネーズをいぶせます。
燻製マヨネーズの作り方
用意するものは、マヨネーズとスモークチップ、そして、簡易スモーカーです。あとは火をつける道具が必要になります。
簡易スモーカーとは、スモークチップをセットし、スモークチップに火をつけるとチューブから燻煙がでてくる調理器具です。
マヨネーズを温めすぎると、油と卵が分離する可能性があります。簡易スモーカーから放出される燻煙の温度は低いです。
マヨネーズが分離することなく、しっかりといぶせます。
使った簡易スモーカーはコチラです。
マヨネーズをできるだけ、平にひろげ、空気にふれるようにケースからしぼりだしておきましょう。
空気にふれる場所がおおいほど、燻製の香りがよくつきます。
簡易スモーカーにスモークチップをいれましょう。そして、簡易スモーカーから放出される燻煙がもれないように、しっかりとマヨネーズに燻煙があたるようにフタをかぶせました。
ジップロックなどにマヨネーズをいれ燻煙だけ内部にはいるようにしてスモークしてもよいですよ。
簡易スモーカーのスイッチをON。スモークチップに火をつけます。
マヨネーズをいれていた透明なドーム内が、ロンドンのように白い霧につつまれていきます。
ジャック・ザ・リッパーは出現しませんが、さくらチップの香りがたちのぼります。
スモークチップがもえつき燻煙がでなくなれば簡易スモーカーのスイッチOFF。そして、ドーム内の空気が澄むまで待ちましょう。
ドーム内の空気が澄めば、燻煙マヨネーズのできあがりです。
燻製した直後の食材は、苦く、すっぱく、食べれたものではありません。
けれども、マヨネーズはちがいます。燻製にした直後から食べられます。
豊満ともいうべきマヨネーズは苦くもならず、すっぱくもならず、燻煙をあびた直後にあるザラリとした食感もないのです。
思いたったら、すぐにマヨネーズを燻製にしたのち、サッと調理につかえます。
燻製マヨネーズの香りと味 調理例
マヨネーズのねっとりとした豊満なボディーには、フルボディーといったしっかりとした燻煙の香りがついています。
マヨネーズのあるかないかの甘い匂いは感じません。
燻製マヨネーズの香りは、燻製の香りです。ベーコンやらソーセージなどなどの香りです。
燻すスモークチップによって香りは変化します。
燻製マヨネーズを食べたお味は、マヨネーズ。うん、マヨネーズだね、とろりとした口あたり、オイリーな卵の旨味が広ります。
そして、ボワッと燻煙の香りが口のなかに充満し、人間の官能をよびおこす燻煙の香りがはぜます。
燻製マヨネーズは、食材につけたり、混ぜたりするだけで、食材を燻したような香りにしてくれるんです。さらに、マヨネーズの旨味もくわえられる、一石二鳥の調味料です。
たとえば、ゆで卵に燻製マヨネーズをぬります。はい、燻製卵のできあがりです。さらに、マヨネーズと卵の相性がよいことは言うまでもありません。
しっとりとした白身とゆるいマヨネーズが柔と溶けあい、栄養の塊ともいうべき黄身と寿と混ざりあい、燻煙が口のなかに暴と充満し、混然一体とした魔味になります。
老若男女問わず好まれるポテトサラダ。
ポテトサラダを美味しくしあげるには、どれだけフルスロットルでマヨネーズをいれるかできまります。
そのマヨネーズを燻製マヨネーズにかえてごらんなさい。あたらしい快楽とも愉悦ともいえる味の扉が開きますゾ。
買ったベーコンの燻煙の香りが弱い、そんなときは、燻製マヨネーズをしぼりいれればいいのです。
燻煙の香りが強くなるだけでなく、味も香りも厚く濃くなります。
燻製マヨネーズを作り食べた感想【 まとめ 】
マヨネーズが好き。燻製の香りが好き。
そんなかたは、いますぐに燻製にしなさい、マヨネーズを。
マヨネーズはいぶし終わった瞬間から食べられます。
マヨネーズの豊満な旨味と味はそのまま。燻煙の香りがオイリーに漂う蠱惑的な調味料になります。
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