【 初心者むき 】鴨ジャーキーの作り方・レシピ スモークチップと熱源、段ボールを使った燻製方法

スモークチップ

この記事は、鴨肉のジャーキーの作り方を書いています。鴨を肉をうすく切り、乾燥させればジャーキーになります。

さらにスモークチップと熱源、段ボールを使いお安く鴨肉ジャーキーを燻し香りをつけました。

塩や調味料などを使っていません。

鴨肉の風味とダイレクトな燻煙の香りをたのしめるジャーキーです。

ただし、長期保存にはむきません。

しっかりと鴨肉を乾燥させれば失敗する確率が低いレシピです。

燻製をためしてみたいと思っている初心者むけのレシピと言えます。

鴨ジャーキーの作り方・レシピ

鴨肉を乾燥させる

鴨肉をうすく切ります。

そして、乾燥させます。ウォッカなどアルコール度数が高く、香りのないお酒を鴨肉にふりかけておくと鴨肉に菌が発生しにくいです。

日本酒などをふりかけ香りと風味をつけてもらってもかまいません。

あとは、乾燥し風とおしのよいところに鴨肉を置き乾燥させましょう。

雨にもぬれず、カラスやネコにもとられない部屋で乾燥できるフードドライヤーで鴨肉を乾燥させました。

干しネットにいれるなどお家にある方法で鴨肉を乾燥させてください。

牛のジャーキーのように硬くなればジャーキーとしては完成です。

燻製の香りが必要でないかたは、このままジャーキーを炙り食べてください。

乾燥させただけです。鴨肉にはしっかりと火をとおしてください。

鴨肉の脂が凝縮され宝石のようにキラキラと輝いています。できるだけ脂が溶けない温度で焼きましょう。鴨の本体ともいえる潤とした脂が逃げだしてしまいます。

鴨肉を燻す

  1. 段ボールを用意する
  2. 段ボールの上部に棒を2本さし通す
  3. 鴨ジャーキーを金網をのせる
  4. 鴨ジャーキーをのせた金網を、2本の棒のうえに落ちないようにのせる
  5. 熱源と耐熱容器を段ボール下部におく
  6. スモークチップを耐熱容器にいれる
  7. 熱源のスイッチをいれる
  8. スモークチップから煙がでてきたのを確認する
  9. 段ボールのフタをしめると燻製開始
  10. スモークチップから燻煙がでなくなれば、段ボールのフタをあける
  11. スモークチップがしっかりと消化する
  12. 鴨ジャーキーを風にあてる

熱源は電気コンロを使いました。ガスコンロなどお家にある熱源をお使いください。

スモークチップをたくさんいれると長いあいだ燻せます。

1時間~2時間ほど生地を燻しました。

スモークチップをあとで追加すると、燻す時間を延長できます。

煙がでなくなれば段ボールのフタをあけ燻製終了です。

煙がでなくなったスモークチップは、まだ内部に熱をもっている可能性があります。

水をかけたり、耐熱性のある真空状態の箱にいれたりとしっかりと後処理をしてください。

燻されたばかりの燻煙は落ちついておらず酸っぱいです。鴨肉を風にあてると香りが落ちつきゆったりとした香りになります。

鴨ジャーキーを食べる

鴨ジャーキーは乾燥し、燻しただけです。

牛肉のようにそのままかじっては、体がおかしくなる可能性があります。

しっかりと火をとおしてから食べてください。

パリッとした鴨を噛むと、鴨が北にむかい飛翔するように燻煙の香りがひろがります。

甘いと感じられるほどの鴨の脂がしみでてきます。昆虫などを食べている鴨ですが、どことなくナッツなど木の実を食べた動物の脂のように滋味ある甘さ。

日本酒だけでなくビール、ハイボール、ワイン、焼酎などなど、いろいろなお酒とミートする鴨ジャーキーです。

また、鴨といえばネギ。鴨のしみでた脂にてネギをこんがりと焼きつけてやると至福という単語が頭のうえに浮かびます。

ネギはできるだけ、太く、年輪から透明なトロリとしたお汁があふれでくるような甘いネギがよろしいですね。

鴨とネギ、炭水化物の相性は滅法界よいです。

パスタにしあげました。

パリッとした鴨ジャーキーは、ベーコンやハムのような香りを舞いあげ、鴨の脂をパスタに浸透させています。

カモの脂とネギの潤な甘味が混ざりあい、動物と野菜から作りだしたとは思えない柔和な甘味が口中にひろがり溶けしみこみます。

唇のまわりには、さらりとした鴨の脂が残りました。

ジャパニーズハーブネギと鴨の相性のよさは日本を越え、ワールドワイドにひろがるべき組みあわせだと思います。そうは、思いませんか。

鴨肉のジャーキーを作った感想【 まとめ 】

鴨肉をうすく切り、乾燥させれば、ジャーキーになります。

アルコール度数の高いお酒をふりかければ、安心して乾燥させられます。

さらに香りをつけたいひとは、鴨ジャーキーを燻しましょう。

スモークチップと熱源、段ボールがあればお手軽価格で燻製をはじめられます。

鴨肉のジャーキーを噛むとしみでてくると脂は味わい深く、人を夢心地にさせてくれる魔力があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました