コンビーフを燻製にして食べた感想を書いています。
既製品のコンビーフを燻製にしました。燻製初心者さんにオススメできるレシピです。スモークウッドと段ボールで燻製にします。
燻製にしたコンビーフはまるでベーコンのような香りになり、牛肉の旨味がぎゅっと凝縮されます。
コンビーフの燻製の作り方【写真あり】
コンビーフを用意します。古いタイプのパッケージのコンビーフですね。
もうこのクルクルができないとは、少し残念です。
コンビーフが崩れないように、慎重にパッケージから取り出します。
普通は燻製をするまえに、食材をしっかり乾燥させる必要があります。コンビーフの表面は乾燥しているので、そのまますぐに燻製にできるんです。
コンビーフが燻製初心者むけと紹介したのは、乾燥作業が必要ないからです。
コンビーフを段ボールにセットする
段ボールの上部に木の棒を二本さし、コンビーフをのせた金網をその棒の上におきます。
火に強い容器を用意します。100均にうっているステンレス製のパッドを使いました。スモークウッドの火が消えないように、直接容器におかず少し浮かすことができる容器を使いましょう。
スモークウッドとは。スモークウッドに火をつけると、お香のようにゆっくり燃えながら煙をだします。その煙で食材を燻製にするのです。写真のスモークウッドの量で、2~3時間ほど燻製できます。
コンビーフを燻す
スモークウッドに火をつける道具は、ガスバーナ。
マッチやライターでは、スモークウッドに火をつけるのは大変です。ガスの大火力でスモークウッドに火をつけました。
火傷にはご注意くださいね。
煙がでたスモークウッドを段ボールにいれ、段ボールのフタをしめると燻製開始です。
あとはスモークウッドがゆっくり燃え煙をだし、コンビーフを燻してくれます。煙がでなくなるまで待ちましょう。
煙がでなくなったのを確認し、段ボールのフタをあけましょう。
煙がでなくなったスモークウッドですが、まだ熱をもっている可能性もあります。水や火消し壺にいれ、キチンと火の始末をしましょうね。
燻製にしたコンビーフが手でもつことができます。
すぐに食べると煙の風味がエグいです。干物ネットにいれ、1~2時間ほど風にあてると煙の風味が落ちつき、よい香りになります。
燻製コンビーフを食べる
燻製コーンビーフは表面が乾燥し、カチカチになっています。水分が抜け、しっかりした印象をうけました。
レンガのように積むこともできますネ。
クラッカーと食べる
燻製コンビーフの表面はカチカチですが、内部はすこしパサっとしていますが、しっとりしており、細かくできます。
燻製コンビーフは香りはまるで燻製されたベーコン、サクラのウッドを使っているから同じ匂いになるのは当然ですね。食べるとひろがる燻煙の香り。しっとりした食感、一口噛むとジワジワと牛の旨味が牛歩のように染み出てきます。水分がぬけたぶん、水増しされていない肉のうまさですね。
クラッカーのパリっとした食感とあわないわけがないでしょう。マスタードや黒胡椒、マヨネーズで味に変化をあたえていると、何枚も何枚もクラッカーが飛ぶように消費してしまいました。
ポテトと食べる
小さく切ったポテトを電子レンジでチン。オリーブオイルをひいたフライパンに燻製コンビーフをいれ、細かくほぐします。ポテトをいれ、カレー粉とケチャップ、黒胡椒で味を調整しました。
カレーの香りと燻製の香りの、豪華な共演。心を酔わせる香り、食欲がわかないわけがないでしょう。燻製コンビーフがあれば、10分ほどで作れるのに、最高のオツマミですよ。ビールを飲むしかないでしょ。
パスタにする
ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで炒め香りがでてきたら、キャベツと燻製コンビーフをいれます。パスタをいれ、パパっと混ぜれば完成。
お手軽パスタなのに、燻製コンビーフを使うと香りの存在感が段違いです。
ベーコンをいれたような風味と旨味を感じました。普通においしいパスタです。
チャーハンにする
燻製コンビーフと米を炒め、パセリなどをふりかけます。
食べてみると味はピラフ。濃厚なコンソメをつかって煮たようなピラフの豊かな風味を愉しめました。
ベーコンを使うより、燻製コンビーフはあっさりしていますが、香りは同じぐらいしています。
コンビーフを燻製にして食べた感想【まとめ】
コンビーフをあけて、すぐに燻製作業にうつることができます。
なにかの燻製をするついでに、コンビーフの燻製を作ることがおおいです。
コンビーフを燻製にすると、ベーコンのような香りがし、牛の旨味がギュッとつまったコンビーフになります。
コンビーフはさまざまなアレンジをすることができるので、重宝する食材です。
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