この記事は、押しだし製麵機で作る春雨のレシピを書いています。
簡易版春雨です。春雨を凍らしていません。
ぷりぷりとフレッシュな食感をたのしめる春雨です。
かたくり粉をくず粉にかえると葛切りになります。
生地を熟成させる必要がありません。すぐに作れるレシピです。
そして、かたくり粉で作られた麺は、グルテンフリーでございます。
こちらの押しだし製麺機を使いました。
春雨の材料(1~2人前)
- かたくり粉:100g
- 水:80g
かたくり粉は、タピオカ粉やサツマイモ粉、緑豆粉などで代用できます。
お財布と相談してお好きな粉をお使いください。
春雨の作り方【 写真あり 】
かたくり粉:40gと水:80gをフライパンや鍋にいれます。
弱火で温め、しねくねとした柔らかい個体にしたてあげます。
均等に固まるように木べらやゴムベラでしっかりとかき混ぜてください。
水分がなくなり、全体的にねっとりとしてきたら火をとめます。
かたくりこ粉:60gをボウルなどかき混ぜやすい容器にいれます。
そこにお湯でねったかたくり粉もボウルにいれてください。火傷には御注意ください。
柔らかくねったかたくり粉と粉末状のかたくり粉を混ぜあわせるようにコネましょう。
コネてもコネてもかたくり粉がまとまらないときは少し水をたしてください。
また、いつまでもベチョベチョのままのときはわらびもち粉を追加でいれてください。
耳たぶほどの柔らかい生地になるまでコネてください。
耳たぶでは分かりにくいかもしれません。
和菓子の求肥(ぎゅうひ)ほどの柔らかさが理想です。生地が手にくっつかない状態であれば押しだしやすいです。
コネあげた生地を押しだし麺にセットします。
たっぷりのお湯をいれた鍋に生地を押しだします。
弱火から中火で押しだした麺をゆでてください。
ゆで加減をチェックしたのち麺をお湯からあげましょう。
お好みのゆで加減になった麺を冷水で洗い、ヌメりをとりのぞきます。
本格的な春雨をめざすのであれば、乾燥させ冷凍させ、そして、水に戻し、もう一度乾燥させると本格的な春雨になります。
簡易春雨の出来上がりです。
米麺のように白く米麺のように滑らかな口あたり。水にすべるように滑らかです。
米麺とはちがい、手でひっぱても切れず、前歯や奥歯ですらはじき返すむっちり感です。それほどの頑固一徹的な弾力とコシです。
食べ方は、ふつうの春雨とかわりません。温かいスープにいれてもよし。
焼きそばソースとあわせてもよし。
押しだすパーツをかえパスタソースとあわせてもよし。
もちろんサラダにもなります。ただし、一日以上あけると、水分が抜けたのかサックリとした食感になりました。
押しだし製麵機で春雨を作った感想【 まとめ 】
押しだし製麵機で作った春雨は、手でひっぱても切れにくく、そしてプリッとした生の食感を感じられるフレッシュな春雨でした。
米麺のように滑らか。弾力とコシは盛岡冷麵のように堅牢です。
温かいスープでも冷やしても焼いてもサラダにしても食べられる春雨です。
かたくり粉をくず粉にかえると葛切りになります。
押しだし製麺機があれば、20分ほどあれば作れます。
生地を寝かせる必要がありません。生地を寝かせずとも滑らか、かつ弾力のある麺を作れます。
また、かたくり粉で作られた麺は、グルテンフリーの麺です。
押しだし製麺機があれば楽々と形のそろった麺を作れました。
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