この記事は、大豆粉と蕎麦粉でつくる蕎麦の作り方を書いています。
そばがきをつくり、大豆粉と混ぜて作ります。大豆の風味と蕎麦の香りのある濃い味の蕎麦です。
蕎麦づくり初心者は、大豆蕎麦を作るのはむずかしいと思います。
パスタマシーンを使い製麵しました。
材料の分量を書いていますが、湿度や温度で微調整が必要になります。お湯や蕎麦粉を調整していれる必要があります。調整に失敗すると、うえの写真のようにブツブツきれ、ボソボソの大豆蕎麦ができます。食べられるますが、あまりおいしくはありません。ダイエット食品と割り切れば、けっこうイケます。
ふつうの蕎麦を何度か作り、それから挑戦するとよいでしょう。
蕎麦の材料(2~3人分)
- 蕎麦粉:100g
- 大豆粉:100g
- お湯:200g
- 打ち粉:適量
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
大豆蕎麦の調理工程
- そばがきを作る
- そばがきと大豆粉を混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- 大豆蕎麦の出来上がり
大豆蕎麦の作り方【写真あり】
そばがきを作る
蕎麦粉:100gをボウルにいれ、ぐつぐつに沸騰したお湯:200gをボウルにいれる。
熱いので手では混ぜず、ゴムベラなどで手早く混ぜあわせる。
常温になるまで冷ましておく。
そばがきと大豆粉を混ぜあわせる
そばがきと大豆粉:100gをボウルにいれる。
そばがきと大豆粉を両手をつかいまとめていく。のばしたり、押しつけているとまとまってくる。生地が柔らかく感じられたときは、粉をたす。生地が硬く感じられたときは、水をたす。
形をととのえ混ぜ作業終了。パスタマシーンで製麺するので、ヘソダシをする必要はない。
水回しと粉のまとめ方参考動画
生地をのばす
作業台に生地をだし、パスタマシーンも設置しておく。
生地に打ち粉をふり、めん棒や手をつかいパスタマシーンに通せる薄さまで生地をのばす。目安としては、5mm以下になるようにのばす。
パスタマシーンのハンドルを回し、生地をパスタマシーンに通しのばす。3~4倍ほどの長さになって生地がでてくる。生地をパタンと折りたたむ。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。のばす、折りたたむ、のばす、この作業を5回ほどくり返すと生地が滑らかになり、蕎麦のコシもしなやかにつよくなる。
滑らかになった生地をお好みの薄さにまでのばす。打ち粉をふり、食べやすい長さに切っておく。生地の端がガタガタなのは、水分がたりなかったようだ。
蕎麦生地のばし方参考動画
生地を切る
パスタマシーンにカッター(生地を麺にするパーツ)とガイド(生地を固定するパーツ)をセットする。
薄くのばした生地の先端をカッターにあわせる。ガイドのうえに生地をおく
カッターのハンドルをくるくると回す。生地がカッターをとおり、蕎麦になって落ちてくる。手や器で蕎麦をうける。
すべての生地をカッターに通す。すぐにゆでないときは、蕎麦がくっつくので打ち粉をふっておく。
パスタマシーンで蕎麦を作る参考動画
蕎麦をゆでて食べる
蕎麦100gにたいして、お湯1リットルから2リットルを用意する。くっつかないように、さいばしで軽くかき混ぜる。
ボコボコとお湯がわくほどの強火力で蕎麦をゆでる。ふきこぼれそうな時は、鍋に水をいれるか、火力を落とすとよい。
粉の種類や蕎麦の太さ、お湯の温度の違いでゆで時間は変わる。おおよそ1~5分ほどで蕎麦はゆであがる。蕎麦をお湯からひきあげる前に、ゆで加減をチェックしよう。
大豆蕎麦を冷水で洗い、ヌメリを落とし表面をしめる。
20cmほどの長さであれば、大豆蕎麦はちぎれない。
あとはふつうの蕎麦のように、麺つゆにつけて食べたり、麺つゆをぶっかけたり、温かいお汁にいれたりして食べる。
蕎麦の色をしているが、ピシッ・がっしりとした硬さがある。パスタなどに近いかもしれない。つるりとした表面だが、噛むと「もにゅ」「むにゅ」といった硬さと柔らかさの中間のようなコシがある。すこしだけ、もっさりとしている。
大豆の原始的な風味と、蕎麦の田園的な香りを愉しめる大豆蕎麦。大豆蕎麦は、ものすごくお腹がふくれる。ふつうの蕎麦の3倍は、おなかがふくれる。大豆粉が胃で膨張するようである。
低GIの蕎麦、糖質控えめ&食物繊維たっぷりの大豆粉。これは、ダイエットにむいている麺かもしれない。
大豆蕎麦を作って食べた感想【 まとめ 】
そばがきを作り、大豆粉と混ぜ、パスタマシーンで製麺する大豆蕎麦です。大豆蕎麦を作るのは、むずかしいです。蕎麦づくり初心者にはオススメしません。
やや硬い食感、大豆の風味と蕎麦の香りを愉しめる蕎麦です。
低GIかつ糖質控えめ&食物繊維たっぷりの麺なので、ダイエットには向いているかもしれません。
大豆蕎麦はあまり売っていません。であるならば、自宅で体をつかい大豆蕎麦を作るしかありません。ダイエット麺を作るのに体も動かします。一石二鳥ですね。
パスタマシーンで製麺することで、素人でも蕎麦の太さと幅がそろった蕎麦を作ることができます。
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