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【檀流クッキング】サフランライスの作り方 目がハッとする覚醒するサフラン色がうつくしいレシピ

料理

檀流クッキングで、紹介されているサフランライスを作った記事です。

サフランをいれたライスの色は黄橙色。パァと眼がさめるような綺麗な色になっています。

作り方はとても簡単。出来上がったサフランライスは雄大、豪快な見た目。パーティーの主役になり、写真を撮れば、サフランの色がパァッと映えるでしょう。

『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。

男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』

おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。

サフランライスの調理工程

  1. サフランをお湯に漬ける
  2. ご飯を煮る
  3. キャベツを湯どおし
  4. タマネギをいため、ゆがいた米も炒める
  5. サフランで色を付け、米に味をつける
  6. 豚肉を細かくきり、フライパンにひく
  7. 湯どおししたキャベツをおく
  8. 炒めた米とタマネギをいれ、弱火で蒸しあげる
  9. サフランライスの出来上がり

調理工程をリスト化すると、メンドくさそうだなと思われるでしょう。しかし、サフランライスを作ってみると、「あらっ、カンタンに作ることができた」と思いました。

ちょっとお高いサフランを使いますが、少量しか使いません。ちょっとキドってサフランをいれると、色がパエリアのようになり、サフランの香りを楽しめるサフランライスができます。

サフランライスの材料(2~3人前)

  • 米:1合
  • サフラン:小さじ1/2
  • タマネギ:1/2個
  • キャベツ:5~6枚
  • 豚肉:脂の多い部分を100g
  • 塩:適量
  • 油:適量
  • マッシュルーム:適量(なくても大丈夫、いれると見栄えがよい)
  • レモンジュース:適量(マッシュルームを洗う)
  • バター:5g

檀流クッキングでは、豚の背脂を100gと書かれています。近所の肉屋に背脂が売ってなかったので、豚バラや豚ロースの塊の脂のおおい部分で代用しています。

フタをすることできるフライパンが、サフランライスを作るには必須です。

サフランライスの調理風景【写真あり】

サフランをお湯に漬ける

サフラン:小さじ1/2を器にいれ、お湯100ccを注いで色をだしておく。

米を煮る

米はサッと洗っておく。グラグラと沸騰したお湯に、洗った米をいれ、5分ほど中火で煮る

底にくっつかないように、やさしくかき混ぜる。

キャベツを湯どおし

キャベツをむしり、キャベツの硬い部分を重点的にお湯につける。キャベツが、しんなりしてきたら引きあげる。

写真用に別のお湯を沸かして使っているが、ふだんは米を煮ているお湯で、キャベツの湯どおしをしている。キャベツの旨味が米につく気がする。

タマネギをいため、ゆがいた米も炒める

みじん切りにしたタマネギ1/2個を、油をひいたフライパンで中火で炒める。

タマネギが透明になってきたら、煮た米の水気をきってフライパンにいれ、2~3分中火で炒める。

サフランで色を付け、米に味をつける

塩で味をととのえる。

色素を抽出したサフランと水をいれ、米ぜんたいが黄橙色になるまで混ぜる。

豚肉を細かくきり、フライパンにひく

脂肪分のおおい豚肉:100gをみじん切りにする。

すこしのオイルをフライパンにいれ、みじん切りにした豚肉もいれる。

豚肉のうえに、湯通ししたキャベツをお皿のように並べる。キャベツのうえにお米をのせるので、米がこぼれないように、キャベツをぴったり並べる。

キャベツのうえに、サフランで色付けした米を盛りつける。

弱火で蒸しあげる

フライパンのフタをして、一番よわい火力で30分ほど米とキャベツ、豚肉を蒸す

20分ほど蒸しあげたときに、乾燥マッシュルームをレモンジュースで洗う。

バター:5gとマッシュルームをいれ、米と一緒に蒸しあげる。レモンジュースで洗うところがお洒落だよね。

フライパンのフタをしめる。

30分後、火をとめ10分ほど蒸らす

サフランライスの出来上がり

ご飯がよく蒸れ上がったと思ったら、豪華な西洋皿に盛り上げて、いただくときはぜんたいをまぜ合わせながら、小皿にとり分けて食べる。

引用元:檀流クッキング

ここでいつも困る。豪華な西洋皿などもっていない。そこで、行儀はよくないが中華鍋ごと提供する。

盛大にかきまぜ、めいめい小皿にとり分ける。

サフランライスを食べた感想

サフランの香気、豚のしっとり甘い匂い、ちょっとツンと酸っぱい香りはレモンか。春夏秋冬、食欲を増進してくれる香りが小皿から漂っている。

お米はパラパラとしており、一粒一粒に豚の脂がコーティングされているような甘味があり、それがクドく感じないのは、サフランの香りが脂を中和しているからだろう。サフランの黄橙色はカレーを思わせる色をしているが、あっさりした風味になっている。

ゆっくり蒸しあげたキャベツの茎と葉から、やさいしい甘味が染み出す。グニュとした食感のマッシュルームの旨味、酸味がアクセントになっている。

キャベツと豚肉がのこったときは、中華麺とまぜ焼そばにするのもおいしいゾ。

サフランライスを作るときは、ジャスミンライスを使っている。ジャスミンのような香りがして、パラパラした食感がたのしい。ジャスミンライスをつかえば、パラパラチャーハンを作るのもラクなんだぜ。

サフランライスを作って食べた感想【まとめ】

サフランをつかい、パッと眼のさめるような黄橙色がうつくしいサフランライス。

見栄えがよく、味もアッサリした食感ですが、豚の甘味、サフランの香味、キノコの旨味を楽しめます。春夏秋冬いつでもおいしく食べれました。

作るのもカンタン。我が家の定番料理になっています。

『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。

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