雑穀うどんの作り方・レシピ 雑穀をねりこんだ栄養と食物繊維がたっぷりのうどん 【 パスタマシーン使用 】

うどん

この記事は、雑穀をねりこんで作るうどんのレシピを書いています。

田舎蕎麦のように素朴な見ためをしているうどんです。

雑穀にふくまれている栄養と食物繊維をすすれるレシピです。

何本か短いうどんになりました。雑穀をねりこむうえでの注意点も書いておきます。

パスタマシーンを使い製麺しました。

雑穀をねりこんだうどんを作るうえでの注意点

  • 雑穀をいれすぎない
  • 雑穀を細かくしておく
  • 雑穀を煮たり蒸しておくとよい

中力粉:100gに雑穀:100gをいれました。

うどんのコシの素になるグルテンの形成が弱かったです。お米1合に大さじ1ほどいれるだけでよい雑穀です。あまり大量にいれる必要はありません。

たっぷりの雑穀を消費できます。

雑穀の形がのこっていると、その雑穀の場所でうどんが切れました。雑穀は、できるだけ細かくしておきましょう。

雑穀をあらかじめ煮たり蒸したりし、それから中力粉と混ぜあわせてやると柔らかくなめらかなうどんになると思います。

雑穀うどんの材料(2~3人分)    

  • 中力粉:100g
  • 雑穀:100g
  • 水:80g
  • 塩:4g
  • 打ち粉:適量

中力粉に蕎麦粉をたせば蕎麦に、中力粉を強力粉にかえれば、中華麺に、デュラムセモリナ粉をつかうとパスタになります。

ひとつの記事を読むだけで、4つの麺を作れるようになるのです。なんとお得な記事でしょうか。

使っている打ち粉の記事はコチラ。

雑穀うどんの調理工程

  1. 雑穀と中力粉、塩、水を混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. 雑穀うどんの出来上がり

雑穀うどんの作り方【 写真あり 】

雑穀と中力粉、塩、水を混ぜあわせる

中力粉:200gと、水:80g、塩:4gをボウルにいれる。

なるだけ細かく粉末状にした雑穀:100gもくわえる。

混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。

中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていく。

粒状にならないときは、すこしずつ生地に水をたし混ぜあわせる。

粒状になった粉をボウルにおしつけたり、のばしたりして、ひとつの塊にまとめ、形をととのえる。

生地を寝かせる。寝かせると生地ぜんたいに水分がまわり滑らかになりコシもでる。

寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップをまいておく。

粉のまぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。

パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばす。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばす。

パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせる、のばした生地をパスタマシーンに通す。

のばした生地をパタンとふたつに折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。パスタマシーンに通す、折りたたむ、通す、一連の作業をくり返すと生地が滑らかになる。

なめらかになった生地をお好みの薄さにのばす。食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。

打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。

カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。

すべての生地をカッターにとおす。

うどんをすぐにゆでないときは、くっつかないように打ち粉をふっておく。

半日以上放置するときは、キッチンペーパーをひいた密閉できるようにいれる。冷暗所にいれておく。1日を目安に食べきる。

生地を切る動画

雑穀うどんを食べる

うどん:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。

ぼこぼこと沸騰させたお湯にうどんをいれる。ゆであがる時間は粉の種類や太さ、お湯の温度でかわってくる。ゆで加減をチェックしながらゆでよう。

お好みのゆで加減になれば、うどんをザルなどにとり、冷水でヌメりをとり、表面をしめる。あとは、ふつうのうどんのように食べるだけだ。

田舎風の色をした雑穀うどん。なめらかな部分もあるが、コツンとあたったり、ザラッとする部分もある。あきがこない食感といえる。

グルテンの形成があまく、5cmほどできれているうどんもある。ずるずるとすするというよりも、ちゅるんと一口ですすりおわる。

100gもの雑穀がねりこまれている。すするだけで雑穀の栄養と食物繊維を摂取できるうどん。

うどんは、温かいお汁でも食べられる。かえしをお湯でわったお汁に、雑穀うどんをいれる。

卵のとろみがあると、雑穀の食感が気にならない。

雑穀うどんを作って食べた感想【 まとめ 】

雑穀5割のうどんは短く、ざらついた印象のうどんになりました。

長く、そしてざらつかないうどんにするためには、いれる雑穀の量を減らす、雑穀を細かくする、ねりこむ前の雑穀の煮たり蒸したりするとよいでしょう。

雑穀の栄養と食物繊維をたっぷりと摂取できるうどんです。

短く、ざらつきますが、雑穀料理としては食べやすいです。雑穀を大量消費できるうどんとも言えます。

雑穀は日本のあちらこちらで買えます。しかし、雑穀をねりこんだうどんは見かけません。であるならば、ご自宅でをねりこみつくるしかありません。

パスタマシーンを使えば、うどんの幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました