ししゃもの干物と燻製に作り方 いつものししゃもがご馳走に フードドライヤーで乾燥させスモークウッドで燻す

スモークウッド

この記事は、ししゃもの干物と燻製の作り方を書いています。

干して、燻したししゃもは、いつものお味とは一味ちがいます。

乾燥させたししゃもの身はしっかりとした噛みごたえあり。また、水分のぬけた卵は、しっとりとしており口あたりは滑らかであり、透明な旨味が濃縮されています。

さらに燻されたししゃもは、燻製にした魚特有の香りがありビールやウィスキーのあてにピッタリ。

塩をふられたししゃもを干すだけで干物になります。フードドライヤーをつかい乾燥させました。

乾燥させたししゃもを燻製にすれば香りがよくなり、さらに保存期間ものびます。

ししゃもの干物の作り方

ししゃもの干物の作り方は、とてもかんたん。干すだけです。ちいさいししゃもは、すぐに乾燥し干物に加工しやすいです。

塩がふられていないししゃもは、塩をふり余計な水分を抜いから干してください。

あとは、干し網などにししゃもいれ干すだけです。

いまの日本は、天候が急にくずれる可能性もたかいです。お家のなかで干せるフードドライヤーでししゃもを乾燥させました。

急に雨がふろうが、雷がなろうが、雪がふろうが、屋根のあるお家のなかで乾燥させておけばししゃもがダメになりません。

40度の温度で24時間ししゃもをフードドライヤーで乾燥させました。

ししゃもの干物のできあがりです。

ししゃもの干物は、そのままで食べないでください。フライパンやグリルで焼いてから食べてくださいね。

また、乾燥したししゃもは、オビレや顔が焦げやすいです。火力にも注意してください。

乾燥させた干物ししゃもの香りと風味は、生のときよりもグッと濃くなっているように感じます。

焼いている瞬間から、ちいさいししゃもから、どでかい香りがわきたってきます。

ししゃもの燻製

ししゃもの燻製は、干物にしたししゃもで作りました。

この記事では、スモークウッドでししゃもを燻製にしました。

生のししゃもをスモークチップをつかい燻製にする方法もあります。フライパンにスモークチップをいれ、網のうえにししゃもをのせましょう。あと、コンロの火をつければ煙がたちのぼりししゃもを燻製にできます。

高温で燻すので、短時間で燻製にでき、そのまま食べられます。

段ボールの上部に二本の棒をとおし金網をのせます。ししゃもを金網のうえにのせましょう。

スモークウッドに火をつけます。お香のように煙がでてくるのを確認してください。

煙のでているスモークウッドを耐熱性のある容器のうえに置きます。そして、ししゃもをいれている段ボールのなかにいれます。あとは、段ボールのフタをしめればスモーク開始です。

スモークウッドはお香のようにじわじわと燃えながら煙をだします。長い時間ししゃもを燻してくれます。温度は高くなりません。ししゃもの卵が割れにくいです。

スモークウッドから煙がでなくなれば燻製終了です。スモークウッドから煙がでなくなっていたとしても、まだ熱をもっている可能性があります。しっかりと冷えたのを確認するか、水につけるなどしっかりとスモークウッドの後しまつをしてください。

燻されたばかりのししゃもを食べると苦いです。燻煙があらぶっており、香りが落ちついていません。

そこで、ししゃもを干しネットにいれ風にあてると煙の香りがまろやかになります。

あとは、干物のように焼いてから食べるだけです。

焼いていると、燻煙の香りが部屋中にひろがります。換気扇をまわしておきましょう。

ししゃもジャーキーといった香りです。そして、噛みごたえもジャーキーのようであります。

頭から背骨にかけて、水分がぬかれた身はひきしまっています。ししゃもの身のどこにこれだけの旨味をひめていたのだろうとビックリさせられる旨味がしみでてきました。

がじがじとジャーキーのような噛みごたえですが、ししゃもには卵があります。

この卵の香りと風味、食感、旨味は、古今東西さまざまなお酒との相性がよいです。

ししゃもの素直な卵を燻すことで、卵の風味と香りが強く厚くなっています。鮭や岩魚などの燻製がもつことのできない卵という隠し玉をたくわえられるのは、ししゃもだけではないでしょうか。

ぷちぷちと海の最小単位といった旨味がはじけ、その卵ひとつひとつがスモークの香りをまとっています。

テマヒマをかけることで、お手頃価格のししゃもの卵がノーブルで至純なものへと昇華されました。

ししゃもの燻製は、ベーコンのような香りと旨味がありますので、燻製食材として料理につかえます。

ししゃもと白米、醤油などを炊飯器にいれボタンを押すだけで、干された魚の旨味と燻煙の香りがある炊きこみご飯を作れます。

醤油のこうばしい香りと、燻煙のスモーキーな香りが混ざりあい鼻をまず喜ばせてくれる一杯。

さらに、オリーブオイルにつけこみ冷蔵庫で保存すれば長いあいだ燻製ししゃもに舌鼓をうてます。

冷蔵庫をあければ、燻製ししゃもをたのしめるのです。

ししゃもを干物にし燻製にした乾燥【 まとめ 】

ししゃもはちいさい魚です。かわきやすく干物に加工しやすいです。

燻製にしたししゃもは、ジャーキーのような噛みごたえがあり、そして、鮭などの魚を燻製にした特有の旨味を堪能できました。

そして、ししゃもは卵をもったまま燻製にできます。大型の魚では、卵をもったまま燻製にはできません。

ししゃもの卵は、干物にしたのち煙でいぶしてから食べたほうが格段においしいです。ちいさい卵ひとつひとつの旨味が深く濃くなっています。

テマヒマをかけてやれば、お手軽価格のししゃもの卵も御馳走になるんです。

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