お天気のよい休日、加工肉のソーセージやハム、ベーコンを七輪でBBQと洒落こみたくなりますよね。
えっ、そんな気分になったことない。
あらら、人生の楽しみの10%ほど損をしていますよ。あなたが酒飲みであれば、損をしている割合は20%にUPします。
七輪なんて炭に火をつけたり、めんどくさそうですって。
なるほど、なるほど。わかります。ガスコンロやIHはボタンを押せば焼けますが、七輪は火をつけるのに時間がかかりますね。
BBQをはじめる、1時間ほど前にちょっと炭の用意をしてあげれば、1時間後には七輪でBBQをはじめれるようになるんです。
え、七輪以外にも道具がいるだろう、って。
もちろん、七輪以外にも道具は必要になってきます。ですがご安心ください。100均ショップですべての道具をそろえれます。
炭の独特の香りがしてきて、じんわりと温かい遠赤外線効果がある熱で焼かれるソーセージやハム、ベーコン。
じわっと脂が垂れおちる、炭にあたりジュンと一瞬で蒸発する脂。あなたの野生の本能を呼び覚ます香り。
さぁ七輪を用意し、BBQをはじめましょう。
そんなうまい話ばかり、なにか隠してないか。ですって。
なるほど、なるほど。さすがスルドい。あります、あります。欠点が1つだけ。
七輪で焼かれたソーセージやハム、ベーコンはフライパンで焼くより、香ばしく焼けます。ついついアルコールを飲みすぎるんです。
アルコールを飲みすぎると、七輪を片付ける気がなくなります。
炭火の用意
BBQをはじめる1時間前に、炭火の用意をはじめましょう。
七輪のちかくに、燃え移りやすいものがないかご確認くださいね。
七輪に目皿をおき、目皿のうえに着火剤を多めにおきます。100均の着火剤は湿気しやすいので、全部使い切ってもいいかもしれません。
着火剤のうえに、炭をおいていきます。チャッカマンで着火剤に火をつけれるように、スキマを開けておいてくださいね。
着火剤に火をつけ1時間ほど待てば、炭に火がついており、BBQをはじめる準備はできているでしょう。
着火剤をつかわず、電気コンロをつかい炭に火をつける方法もある。
着火剤と電気コンロをつかった火のつけ方、写真つきで説明している記事はコチラ。
七輪で焼く準備
七輪のうえに、手をかざし温度を確認します。じわあ~と手の平に、炭の熱を感じますか。
七輪の下部には、開け閉めできる空気口があります。空気口を開けると火力アップ、閉めると火力ダウン。空気口を開け閉めし、火力を調整しましょう。
七輪に金網をのせる、BBQの準備はできました。金網に肉がくっつくときは油をぬってあげましょう。
七輪で加工肉を焼いてる風景
ソーセージ
まずは手作りソーセージを焼いていこう。
炭火でじわじわと焼かれるソーセージ。ソーセージの皮、包まれていない場所からポタポタと溢れだす肉汁。
炭にポツンと肉汁たれた瞬間に蒸発し、ジュワァと白い甘い匂いがする煙がたちのぼる。
白ご飯を用意しておけば、ウナギの落語のようにパクパクと食べれるだろう。
片面に黒茶色の焼き目をつけ、ソーセージをトングでひっくりがえす。
両面に焼き目をつけるとソーセージの焼き上がりだ。紙皿にソーセージをとり、あつあつな状態のソーセージをパクっといただこう。口の中の火傷には、ご注意。
前歯をつかい少しずつ、ソーセージをかじる。一気にかじると「あつぁぁあぁ」と口の中を火傷するよ~。
ゆっくりゆっくり、前歯でパリっとしたソーセージの皮をかじっていく。あつあつの肉汁があふれだす。
ソーセージの熱には慣れた、一気にソーセージをぶりっと噛みちぎる。ぷりっとした食感の豚肉、じわじわと豚肉独特の甘さが口の中にあふれる。
冷たいビールを飲みほし、熱く脂っぽくなった口の中をサッパリさせてくれる。
ソーセージをかじる、ビールをのむ。
あっというまにソーセージとビールは無くなるだろう。七輪でソーセージ間違いなくおいしい。
ハム
自家製ハムをお好みの大きさ、ぶ厚さに切る。
2cmほどの厚さに切ったハムと、ハムの端っこを金網にのせる。
じわじわと焼かれるハムの表面、ハムの内部からあふれだす肉汁。肉汁が熱せられじゅわじゅわとハジける泡。
ハムを紙皿にとり、割り箸をつかい、ハムを口にはこぶ。炭火で焼かれたハムの表面はサクッとしている。
ハムから肉汁がぬけ、ぎゅっと濃厚になっているハムの味。ガツンと暴力的なまでに豚肉の味を感じられる。
ビールを飲んで、ハムを食べる。う~ん、ビールだけではハムを食べきることはできない。あっさりさせる調味料(ケッチャプ、マスタード)やサラダ、ご飯、パンがあるいいだろう。
肉だけじゃなく、野菜も食べないとね。
ベーコン
最後に登場するのはベーコン。金網のうえにおきベーコンを焼いていく。
必要なものに、水鉄砲と書いた。豚の油がおおいと、蒸発せずにボワッと火が立ちのぼり、ベーコンが焦げてしまう。
火が立ちのぼったら、軍手をし金網をもちあげる。火が立ちのぼった場所に水鉄砲で水をピュッピュッとかけてやる。ベーコンは炭が燃えやすいので注意が必要。
焦げてもいいやってかたは、水鉄砲を買う必要はない。
燻製の香りと、炭に落ちた脂の香りだけで、ハンバーガーとコーラーを1セット食べきれそうだ。
ベーコンの味への期待が高まる。脂がぬけカリカリっになったベーコンを紙皿にとり、パクリと食べる。
パリッとした食感、やや硬くなった肉質、かみ切るのが大変だ。かみ切るのに悪戦苦闘していると燻製の香りと炭の香りのタッグが鼻を刺激する、甘じょっぱい肉汁が舌いっぱいに広がる。
かみ切ったベーコンを奥歯でむにゅむにゅと噛む。ゴクンっとベーコンを飲みこむ。
しょっぱい。血圧が20ほどあがりそうなぐらいショッパイ。ビールを飲んでも緩和されない塩っけ。
ベーコンは単品で食べずに、パンやご飯、卵、サラダが絶対に必要。
七輪の後片づけ
焼く食材がなくなった。七輪のあと片づけをしましょう。
バケツに水をいれ、火のついた炭をいれます。完全に火が消えたのを確認しましょうね。火事の原因になります。
火が消えた炭を乾燥させると、もう1度使うことができます。
火消壺を使えば乾燥させる手間がはぶけて便利です。火のついた炭を火消壺にいれ、火消壺のフタを閉めると酸素がなくなり炭が鎮火します。
つぎにBBQをするときは、火消壺から炭をとりだしスグに炭を使えるでしょう。
七輪の空気口から、灰をかきだし片づけ終了です。
七輪でBBQをした感想【まとめ】
100均で買える商品をつかい、七輪でBBQを楽しみました。千円ほどで道具はそろうでしょう。
七輪のなかに着火剤と炭をいれ、着火剤に火をつけ、1時間ほど待ちます。
1時間後、炭に火がつきBBQをする準備完了。
思う存分、七輪で食材を焼きBBQを楽しんじゃいましょう。
炭の火の始末はキチンとしましょうね。炭の始末をするまでがBBQですよ。
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