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【檀流クッキング】タカ菜のサラサラがゆの「作り方・レシピ」食欲のない夏にサラサラ食べて、夏バテ対策に!!

料理

『檀流クッキング』タカ菜のサラサラがゆの作り方を書いています。

凝った料理がおおい檀流クッキングですが、サラサラかゆは、パッと作ることができるのが特徴です。サラサラかゆには豚肉を使っており、夏バテ対策にもなります。

冷蔵庫に残っているお米をつかい、パッパッと作れ、サラサラと食べられるのが、タカ菜のサラサラがゆ。

『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。

男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』

おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。

タカ菜のサラサラがゆ|調理工程

  1. 豚肉とタカ菜を炒める
  2. スープを注ぎいれ、お米もいれる
  3. タカ菜のサラサラがゆの出来上がり

わずか3ステップで、サラサラがゆを作ることができます。

簡単に作れるなら、おいしくないんじゃ。

タカ菜のすっぱさ、豚肉の甘み、冷水でネバっと感を流した白米は、サラサラと胃に流れこんでいきます。ちょっと贅沢に、干しシイタケや干しタケノコをいれてやると、ちょっと豪華な中華がゆといった趣があります。

タカ菜のサラサラがゆの材料(2人分)

  • 炊いた白米:お好みの量
  • タカ菜のお漬物:お好みの量
  • 豚バラのスライス:お好みの量(豚肉の量がおおいと、味がコッテリする)
  • ラード:適量
  • スープ:適量(2人分でおおよそ500cc)
  • 塩:適量
  • 干しシイタケ・干しタケノコ(なくてもおいしいサラサラがゆを作れる)
  • ゴマ油:適量

タカ菜のサラサラがゆの調理風景【写真あり】

焦げメシを作る

その少しかために炊いた焦げメシを、水で洗って、サラサラにするのが、一番おいしいはずだ。

 というのは中国の南の方では、「焦げがゆ」を大変愛好するのである。

引用元:完本檀流クッキング

ふつうの白米で作ってもおいしいサラサラがゆができるが、焦げメシを作ってみようと思う。しかし、かために炊いて焦げをつけるのは、むずかしい。

焦げメシを作る方法として、思いついたのが、耐熱容器に炊いた白米を薄くのばしてやり、魚焼きグリルで焦げを作ってやる作戦だ。魚焼きグリルから目を離さなければ、一番失敗しない焦げを作る調理方法だと思う。

魚焼きグリルの一番弱い火で、白米に焦げをつけた。もうちょっと焦げをつけてもよかった気もするが、これ以上は黒焦げになる恐れがあったので、ヨシとしておこう。

焦げをつけた白米を、水であらい、ヌメりをとり、パラパラにしておく。ザルにあげ水分をきっておく。

このひと手間で、サラサラ感が上昇するので、メンドくさがらず洗っておこう。

スープを作る

二人分のスープの量だと、おおよそ500cc。干しシイタケと干しタケノコを戻したお汁をくわえてスープに中華感をプラス。

檀流クッキングでは、鶏ガラからスープを作っているのだが、鶏がらスープの素やウェイパーでスープを作るときがおおい。簡檀(カンタン)流クッキングということで、許してください。タカ菜の塩分もくわわるので、薄目のスープに仕上げておく。

豚肉とタカ菜を炒める

フライパンにラードをいれ、中火にかける。切った豚肉をいれ、豚肉が白くなるまで炒める。

なるべく細く薄く切るほうが、サラサラと食べることができる。写真の細さでは、かゆに肉感を感じる。

干しシイタケと干しタケノコもいれ、炒めておく。

細くきったタカ菜もくわえる。タカ菜の葉はビヨ~ンと繋がっていることがおおいので、みじん切りにする勢いで切ってやるとよい。それでも、ビヨ~ンと繋がっているタカ菜がでてくることがある。

タカ菜はパッと炒めるだけ、あまり炒めすぎるとクタッとなりすっぱくなってしまう。

スープと白米をくわえる

豚肉とタカ菜を炒めていたフライパンに、焦げ米とスープをくわえる。

塩加減はタカ菜を入れてから、味見をしないと塩が効きすぎるし、洗いメシをスープに入れてから、グズグズ時間がたつと、サラサラのかゆがベタついてくる。

引用元:完本檀流クッキング

塩で味をととのえ、仕上げにゴマ油をたらしてやると香りがよくなる。塩で味をととのえている間に、ベタつくことはないと思う。ゆっくり確実に、サラサラがゆの、味をととのえることができるよ。

タカ菜のサラサラがゆを食べた感想

タカ菜どくどくの酸っぱい香りと、ゴマ油の芳醇な香りがしているサラサラがゆ。

スープの色はやや薄い緑茶のような色になっている。これはもしかしてタカ菜の着色料の色なんだろうか。豚肉をつかっているので、スープに脂が浮くだろうと想像していただ、脂はまったく浮いていない。ビックリだ。

スープを飲んでみると、ほどよい酸味が効いており、食欲がムックリと首をあげる。即席スープだが、科学の力はすげーぞ、そこへ干しシイタケ・干しタケノコのエキスをくわえている中華風スープ。

焦げメシは、ほんとにサラサラと胃に流れ込んでいく。酸味の効いたタカ菜に包まれながら流れてみたり、ゴッツリ存在感のある、甘い豚肉にのっかって、白米は流れこんでいく。いくらでも食べられそうな気配である。豚肉とタカ菜で夏バテに打ち勝つ。

ただ問題が一つだけある。米を噛まないので、ダイエットには向いていないと思う。ダイエット中の人は、サラサラと流し込まず、口の中で米を噛みましょうネ。

タカ菜のサラサラがゆを作って食べた感想【まとめ】

『檀流クッキング』のなかでも、かんたんに作れる部類にはいる『タカ菜のサラサラがゆ』

作るのに、慣れれば10分~20分ほどで作ることができるでしょう。

豚肉とタカ菜を炒める、スープと米をいれる。はい、出来上がり。もっと贅沢にしあげるなら、米に焦げをつける、スープを本格的に鶏ガラからとる、干しシイタケ・干しタケノコをくわえる、などなど豪華に作る方法はあります。

ちょっと疲れた暑い夏の日に、タカ菜のサラサラがゆを食べるようにしており、夏バテしらず。ただ一つ注意してもらいたいのが、サラサラと食べ過ぎるので、ダイエット中の人はご注意してくださいね。

『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。

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