この記事は、乾燥さくらえび炒めすり、生地にねりこんで作る自家製うどんのレシピを書いています。
さくらえびをねりこんだウドンは、エビの香りがほんのりとするうどんです。ちいさいエビを、こぼすことなく丸々すすりこめます。
パスタマシーンを使い楽々と製麵しました。
さくらえびうどんの材料（2～3人分）
- 中力粉：200g（強力粉と薄力粉を混ぜあわてもよい）
- 乾燥さくらえび：5g
- 水：80g
- 塩：4g
- 打ち粉：適量
いれるサクラエビの量は、調整してもらってかまいません。おおくいれすぎると麺がボソボソになります。
さくらえびうどんの調理工程
- さくらえびを炒りつぶす
- さくらえびと粉を混ぜる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- さくらえびうどんの出来上がり
さくらえびうどんの作り方【写真あり】
さくらえびを炒りつぶす
乾燥さくらえび：5gをコンロで炒る。焦げないように注意しながら、さくらえびの芳ばしい香りをひきだす。
炒ったさくらえびを、なるべく小さく細かくつぶす。
さくらえびと粉を混ぜる
中力粉：200gと水：80g、塩：4g、炒りすったさくらえび：５gをボウルにいれる。
はじめから手で混ぜると、粘土状になった生地が手にくっつき作業がしにくい。さいばしやゴムベラなどで円をかくように混ぜはじまるとよい。
水が粉ぜんたいにいきわたり、3mm～5mmほどの粒状になるまで混ぜる。混ぜても粒状にならないときは、水を少しづつボウルにいれる。
3mm～5mmほどの粒になれば、手をつかい粉をひとつの塊にまとめていく。
粉をボウルに押しつけたり、固まった生地をのばしたりし、ひとつの塊にまとめる。生地を寝かせてるうちに、生地の表面はキレイになるので大雑把にまとめる。エビの化石が埋め込まれている石のように見えるけど柔らかいよ。
生地の表面が乾燥し、エビの香りが生地からも飛びださないようにサランラップをまいておく。生地を1～2時間ほど寝かせる。
粉のまぜかた参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
エビ香る生地を作業台にとりだす。パスタマシーンも設置する。
パスタマシーンに通る薄さになるまで、めん棒や手で生地をのばす。目安として5mm以下。
パスタマシーンのハンドルを操作し、ローラー部分に生地を通す。ペチャンコになり、2～3倍の長さになって生地はでてくる。
長くなった生地をペタンと二つに折りたたむ。降りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。のばす、降りたたむ、のばす。1連の作業を5回ほどくり返すと、生地がどんどん滑らかになってくる。
滑らかになった生地をお好みの薄さに延ばし、食べやすい長さに切っておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る
カッター（生地を切る調理器具）とガイド（生地を固定する調理器具）をパスタマシーンにとりつける。カッターの幅は、お好みの幅を選ぶとよい。
さくらえび生地に打ち粉をふり、生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドの上に置く。
ハンドルをくるくると回しカッターのローラーを動かす。ローラーのあいだを生地が通り、麺状になって落ちてくる。さくらえびうどんを手や器でうけとめる。
すべての生地をうどん状にする。くっつかないように麺に打ち粉をふっておく。
すぐにゆでないときは、キッチンペーパーをしいた密閉容器にいれ保存する。
生地を切る動画
さくらえびうどんを食べる
さくらえびうどんをゆでるときは、うどん：100gに、お湯1～2リットルを用意する。
ボコボコと大きい泡がでるほどの火力で、さくらえびうどんをゆでる。ふきこぼれそうな時は、水を鍋にいれるか、火力をちいさくする。
粉の質や麺の太さ、火力でゆで時間は違ってくる。ゆで加減を確認しながら、お好みのゆで加減になるまで、さくらえびうどんをゆでる。
ゆでたうどんをザルなどにいれ、冷水でヌメりをとり、さくらえびうどんの表面を冷水でキュッとしめる。
静かにのぼってきた朝日のように、ほのかなに赤いうどん。匂いを確認してみると、えびの香りは、ほとんどしない。
さくらえびうどんのうえに、お好みの具材を散らす。つるつるのうどんを噛むと、中力粉の甘さのうえに、さくらえびの控えめな甘さが曲がってのっている。さくらえびの小さい香りがほのかにピョンと飛ぶ。
中力粉：200gに、さくらえび：5gはすくなすぎた。さくらえびをいれる量を増やすとエビの香りは跳ねると思う。
さくらえびの香りがすくないなら、さくらえびをつかったカキ揚げをのせればいいじゃない。
うん、天ぷらの油の芳ばしさと、揚げられたさくらえびの芳ばしさが丼のうえに漂っている。ただ、さくらえびうどんの香りはますますしなくなった。
さくらえびねりこみうどんを作り食べた感想【 まとめ 】
中力粉：200gに、さくらえび：5gでは、ほんのりとした香りがあるだけでした。さくらえびのいれる量を増やしたほうが、エビ感が楽しめたと思います。
作り方は、普通のうどんの作り方とほぼ同じです。さくらえびの粉末を追加する工程が増えるだけ。
食べた器には、さくらえびが残ることなく、小さいさくらえびを丸々食べることができます。
パスタマシーンを使うことで、素人でも不器用さんでも、厚さと幅が整ったうどんを作ることができました。
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