この記事は、オタフクソースのお好みソースと大人の辛口ソースをねりこんで作る中華麺の作り方を書いています。
麺のなかから、本格お好みソースの香りがしてくる中華麺です。香りの強さは、オタフクソースをいれる量でかわります。
ただし、ねりこんだ麺を焼いても、焦げたときの、ソース独特のこうばしい香りはしません。ダイレクトに焦がさないと、あの香りはでないようです。
パスタマシーンを使い楽々製麵しました。
オタフクソース麺の材料（2～3人分）
- 強力粉：200g
- オタフクソース：大さじ1
- 水：70g
- 塩：4g
- かんすい：2g
- 打ち粉：適量
かんすいはいれなくてもOK。また、かんすいのかわりに食用重曹がつかえます。
オタフクソースのいれる量をふやせば香りはまします。いれるオタフクソースのふやしたときは、水の量をすこし減らしてください。
強力粉をデュラムセモリナ粉にかえるとパスタに。中力粉にかえるとウドンになります。
この記事を読み、ひとつの麺の作り方をマスターすれば、三種類の麺を作れるようになるのです。なんとお得な記事なのでしょうか。
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
オタフクソース麺の調理工程
- オタフクソースと粉、水、その他の材料を混ぜる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- オタフクソース麺の出来上がり
オタフクソース麺の作り方【写真あり】
オタフクソースと粉、水、その他の材料を混ぜる
強力粉：200gと水：70ｇ、塩：4g、かんすい2gをボウルにいれる。
オタフクソース：大さじ1もいれる。
粉と水を混ぜるときに、手で混ぜはじめると粘土状になった生地が手にくっついてしまう。そこで菜箸やゴムベラで粉と水を混ぜると、粉が指にくっつかないのでイライラしない。
粉と水分を混ぜあわせるためだけの専用調理器具で混ぜあわせたよ。専用調理器具なので、赤くはなく、緑だけど3倍はやく混ぜあわせられる？
粉と水をボウルのなかで円を描くように混ぜあわせていく。ボウル内の粉が、3mm～5mmほどの粒になるまで混ぜる。粉ぜんたいが3mm～5mmほどの粒にならないときは、水を少しずつ追加し混ぜあわせる。
3mm～5mmほどの粒になれば、手にくっつきにくい。両手をつかい、粉をボウルにおしつけたり、おりたたんだりしていると粉がまとまってくる。
ひと塊にまとってきたら、形をまるく整え生地を寝かす。寝かしているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをまいておく。
1～2時間ほど冷暗所で生地を寝かす。寝かすことで、生地ぜんたいに水分がまわりコシと弾力がうまれる。
大人の辛口ソースでも作り方は、いれるソースがちがうだけで作り方はおなじ。
見た目からは、ちがいがわからない。香りを確認すると、なんとなく辛口のほうが、ピリッとくる気がする。
粉と水分の混ぜかた参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
寝かせた生地を作業台にとりだす。パスタマシーンも設置しておく。
生パスタマシーンにはいる薄さになるまで、めん棒や手で生地をのばす。目安として、5mmほどになるまでのばす。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉をふる。
パスタマシーンに通すと、生地の長さは2～3倍になってでてくる。2～3倍に長くなった生地をペタンと二つ折りにする。
生地をのばす→折りたたむ→のばす。この作業を3～5回ほど繰り返していると、生地の表面が滑らかになってくる。
生地が滑らかになれば、お好みの薄さまで生地をのばす。食べやすい長さに生地を切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る
パスタマシーンにカッター（生地を麺状にする道具）とガイドをつける。2mm幅に切るカッターを選ぶ。お好みのカッター幅をチョイスしよう。
生地ぜんたいに打ち粉をふり、パスタマシーンに生地をのせる。
カッターに装着したハンドルをくるくると回すと、生地が麺状になって落ちてくる。落ちる場所を清潔にしておくか、パットをおいたり、地面に落ちないように手でうけとめる。
すべての生地を麺状にする。麺どうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。
生麺は切ってすぐに食べるよりも寝かせてから食べたほうが滑らかになり、コシもよくなる。キッチンペーパーをしいた密閉容器に麺をいれ冷暗所で半日ほど寝かせる。
パカリと大きく開くフタ。作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。
麺になってしては、まったくもって二つのソースのちがいはわからない。辛口ソースをたっぷりとねりこんでロシアン的なたのしみができるだろう（自己責任で）。
生地を切る参考動画
オタフクソース麺を食べる
麺：100gにたいして、1～2リットルのお湯を用意する。沸騰したお湯に麺をいれゆでる。
ボコボコと泡がでているお湯に注意しながら、麺をいれゆでる。ゆで時間は火力や麺の太さなどで変わる。目安として3分～7分ほど。ゆで加減をチェックしてから、お湯から引き上げる。サラダオイルやゴマ油をオタフクソース麺にまぶしておく。
豚肉や魚肉と野菜を炒めたフライパンにオタフクソース麺をいれ混ぜあわせる。
塩とコショウで味つけしただけでは、人によっては味がうすく感じられる人もいるだろう。すこしオタフクソースをたらすのもよい。内と外からのダブルソースサンド焼そばになる。
ソースの香りがしない焼そばか、塩焼そばなのかなと思ったら、ソースの味がする摩訶不思議なお味の焼そばになっている。
焼いた卵をのせるだけで、オムソバもできちゃう。麺から漂うオタフクソースの香りと卵の甘味が絶妙にからみあい、やさしさのなかにたのしさがある、おこさまもニッコリするお味。
オムソバは、オタフクソースやトマトケチャップ、マヨネーズで味を整えやすい。
薄力粉を水でとき、たっぷりのキャベツといれかき混ぜる。天かすや小エビなどいれると味がよくなる。油をひいたフライパンのうえでスタンダードなお好み焼きをつくる、生地の2割ほどは残しておく。オタフクソース麺をうえにのせる。残しておいた生地をオタフクソース麺のうえにかける。
おしつけたり、チラッと焦げめを確認しつつ、いいあんばいだと判断したならば、エイッと気合いでひっくりかえす。
もだん焼きもオムソバといっしょで、あとからソースでもなんでもかけられる。
オタフクもびっくり。もだん焼きに内臓されたオタフクソース麺から、オタフクソースの香りがしてくるじゃありませんか。
オタフクソースは、ラーメンでも食べられる。
鶏がらスープに醤油や麺つゆ、塩をいれ味をととのえた温かいスープに麺をいれ、具材をトッピング。
ソースの味はスープとあわないと思っていたが、さにあらず、麺にねりこんでいるので、スープの香りと風味ともミートしている。
ノーマルと辛口の差？とちゅうでゴッチャになってしまい、わかりませんでした。
オタフクソース麺自家製麺を作って食べた感想【 まとめ 】
オタフクソース麺は、オタフクソースを焼いたときの香り、あのかぐわしい香りは焼いてもすこししかしません。あのダイレクトアタック的に暴力的な香りは、ねりこむと顔をだしません。
しかし、オタフクソース麺だけでも食べられる香りと風味はあります。焼そばにつかうと、食材の量によっては、味がうすいと感じられるでしょう。そんなときは、オタフクソースをぶちゅ～っと遠慮なくかけてくださいな。
オムソバやもだん焼きにも使えます。また意外や意外、スープにしても食べられます。オタフクソースを麺にねりこめば、ラーメンとしても食べられる、これには、オタフクもびっくりでございましょう。
オタフクソースはスーパーで売っています。しかし、オタフクソースをねりこんだ麺は、あまりみかけません。であるならば、お家で作るしかありません。
オタフクさん、商品化いかが？
パスタマシーンをつかうことで、幅と太さがそろった麺を作れます。パスタマシーン1台でお家が製麺所。
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