かねふくのスティック明太子ねりこみ中華麺の作り方 ねりこまれた明太子の風味に誰もがトリコ

中華麺

かねふくのスティックタイプ明太子をねりこんだ中華麺の作り方を書いています。

明太子の滋養と風味、辛味がたっぷりの中華麺です。魚卵やエビの卵をねりこんだ中華麺はおいしいですが、あまり売っていません。そこで、かんたんに手にはいる明太子をねりこみ中華麺をつくりました。

明太子を中華麺にねりこむことで風味がますだけではなく、器に明太子がのこりません。明太子まるまる無駄にせず食べることができるのです。

パスタマシーンを使い中華麺を作りました。

スティックタイプ明太子ねりこみ中華麺の調理工程

  1. 材料を計量する
  2. 明太子と粉、水を混ぜる
  3. 生地をパスタマシーンでのばす
  4. 生地をパスタマシーンで切る
  5. スティック明太子ねりこみ中華麺の出来上がり

中華麺にねりこんだスティックタイプの明太子は『 かねふく 』の商品を使いました。

冷凍しておくことができ、長期保存できる明太子スティックです。明太子をつかいたいときに、自然解凍させ、ご飯やパスタ、卵焼き、サラダに大活躍します。

《公式》味の明太子ふくや

スティック明太子中華麺の材料(2~3人分)

  • 明太子スティック:1~2本 30~60g
  • 強力粉:200g
  • 水:80g
  • 塩:2g
  • かんすい:4g
  • サラダ油:大さじ1
  • 打ち粉:適量

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

スティック明太子ねりこみ中華麺の作り方【 写真あり 】

材料を計量する

水:80gに、塩:2gとかんすい:4gをいれ溶かしておく。

強力粉:200gと明太子スティック1本(30g)とサラダ油:大さじ1をボウルにいれる。

明太子と粉、水を混ぜる

粉と明太子をいれたボウルに、 かんすいと塩をとかした水をすべて流しこむ。

粉と水の混ぜはじめは手で作業すると、ベトベトと溶けた粉がくっつく。そこで、さいばしやゴムベラで粉と水を混ぜあわせるとよい。粉と水を混ぜるためだけの調理器具をつかいスピーディーにスムーズに混ぜあわせている。

粉ぜんたいに水がいきわたるようにかき混ぜる。混ぜている器具に粉がくっつかないようになれば、両手をつかい、粉をひとつの塊にまとめる。

粉をボウルに押しつけていくと、粉をひとつの塊にまとめやすい。

ひとつの塊にまとめた生地を30分~2時間ほど寝かす。寝かせることで、生地ぜんたいに水分がまわり、コシがよくなり、のどごしもツルんとした食感になる。

乾燥しないようにサランラップにくるんでおく。

粉と水分の混ぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台にとりだす。生地が作業台にくっつくようであれば、生地に打ち粉をする。

生地を4つに切りわける。おおきい生地のままでは作業に力がいる。ちいさい塊であれば、すこしの力で作業できる。

作業をしない生地は、感想しないようにサランラップにくるんでおく。

めん棒や手をつかい4等分した生地をのばす。おおよそ3mm~5mmまでのばせば、パスタマシーンでの作業にうつることができる。

パスタマシーンを作業台にセットし、いちばんぶ厚い生地ができるダイヤルにあわせる。

パスタマシーンのハンドルをまわし、生地をのばす。2~3倍ほどの長さになるまで生地をのばす。

2~3倍の長さになった生地を二つに折りたたみ、もう1度のばす。生地をのばす、折りたたむ、生地をのばす、この作業を繰りかえすことで、生地がしっとり滑らかになり、麺にしたときに最高のコシを楽しめる。

残り3つの生地もおなじ作業をし、生地を滑らかにする。

2枚づつ生地をかさせね、パスタマシーンにとおし、ひとつの生地にする。これで4枚だった生地は2枚になった。

つぎは、その2枚をかさね、パスタマシーンにとおし、ひとつの帯にまとめる。

ひとつの帯にまとめた生地を、パスタマシーンでお好みの太さまでのばす。のばした生地を食べやすい麺の長さに切っておく。

切った生地には打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイドをセットする。

打ち粉をした生地をパスタマシーンにのせる。

ハンドルをカッターにセットし、ハンドルを回すと、生地が麺状に切られる。 明太子の赤いつぶを確認できる。

残りの生地もカッターにとおし、中華麺にしておく。麺状になると、麺どうしがくっつきやすい。打ち粉をたっぷりとふっておこう。

中華麺はできたてをゆで、食べるより、寝かしてから食べるほうがコシ、のどごし共によくなる。明太子中華麺を、キッチンペーパーをひいた密封できる容器にいれる。容器を冷蔵庫にいれ、1~3日ほど寝かす。

パカリと大きく開くフタ。作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。

生地を切る動画

スティック明太子ねりこみ中華麺を食べる

明太子中華麺のゆでかた

明太子中華麺のゆでかたは、ふつうの中華麺とゆでかたはおなじ。100gの麺にたいして、1~2リットルの水を鍋にいれ、グラグラと沸騰させ明太子中華麺をゆでる。

麺をゆでながら、ときどき麺のゆで加減をチェックする。お好みのゆで加減になれば、明太子中華麺をお湯からあげる。

スープ系

ゆでた明太子中華麺を、鶏スープにいれる。明太子中華麺の風味を味わうには薄目のスープが好ましい。トンコツなどの濃いスープであれば、ねりこまれた明太子の風味を感じない。

トンコツには、高菜と明太子をそのままのせたほうがおいしいだろう。

ゆで卵とネギとシンプルにいただく。

明太子中華麺の表面はプリンとしているが、スープがよくからみついている。麺をもつと、ずっしりとした重量をお箸に感じる。ズズイとすする、つるつると流れ、ぷりんとはねた麺によってスープがはねた。

モニュモニュと噛むと、ほのかな卵のやさしい甘さと魚卵の滋味。辛さはというと、あまり辛くない。というより、まったく辛くない。鶏卵を使った中華麺より、はんなりとした優しい甘さがある中華麺になっている。

焼そば系

明太子中華麺はスープ系で食べるよりも、焼いて食べるほうがおいしかった。焼くことで明太子の風味をシンプルに楽しむことができた。

中華麺をゆで、ごま油をひいたフライパンで少し焦げ目をつける。海苔とゆで卵をトッピング。

ごま油のあの芳ばしい香りを堪能しながら麺をすする。焦げがあるところ、ないところの食感の対比。パリとした表面、ふわりと明太子の甘味がひろがる麺の内部。

明太子は海の食品、となるとオイスターソースとあわせるのもよい。ネギとショウガをごま油で炒め、オイスターソースをいれ水分をとばす。そこに、ゆでた明太子中華麺をいれ混ぜあわせ、塩を少々。

ネギとショウガの清涼な香り、シャッキリした爽快な食感。オイスターソースでコーティングされた、ほんわかと甘く、魚卵の滋味がある明太子中華麺をどうじに食べる。

シンプルな味付けの焼そば。明太子中華麺をつかうことで、幽玄の谷底を歩くような深い味わいになっている。

ビールや酎ハイ、ハイボールと一緒に食べると、もうネ、それはそれは、口のなかがまるで桃源郷。

かねふくのスティックタイプ明太子ねりこみ中華麺の作り食べた感想【 まとめ 】

明太子をねりこむ手間はほとんどかかりません。スティックタイプの明太子を粉にしぼるだけです。

あとはふつうの中華麺を作る手順とまったくおなじです。

明太子の風味と滋味を愉しむことができる中華麺を作ることができました。スープ系で食べるよりも、明太子中華麺を焼そば風に食べるほうが好みです。

明太子の辛さはほとんど感じませんでした。辛い麺が好きな人は、唐辛子をいれるとよいでしょう。

《公式》味の明太子ふくや

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