ご家庭で作れる生パスタの作り方・レシピを紹介します。
パスタマシーンを使っていません。包丁で麺状にします。ちょっと生パスタの幅がバラバラになるんですよね。
パスタの幅をきっちり揃えるのはむずかしいですが、手順通りに作業をすれば、お家で生パスタは作れます。
「パスタの太さがちが~う」「麺は太いほうがおいしい」と子どもたちは、楽しんで生パスタを食べてくれました。
生パスタを作るのに必要な調理器具とあれば便利な調理器具
- ボウル
- 計量器、クッキングスケール
- めん棒
- 包丁
- サランラップ
- さいばしorゴムベラ
パスタマシーンを使わない生パスタの調理工程
- 粉と卵をまぜる
- 生地をのばす
- 生地を包丁で切る
生パスタの材料(2人分)
- デュラムセモリナ粉:100g
- 強力粉:100g
- 塩:4g
- 卵:2個(100gに調整する)
- オリーブオイル:大さじ1
- 打ち粉(適量)
卵を1個割り、水を足して100gにして、粉と混ぜても大丈夫。
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
生パスタの作り方【写真つき】
粉と卵をまぜる
デュラムセモリナ粉:100g、強力粉:100gを量りボウルにいれる。
卵2個をわり、100gになるように調整する。卵1個をわり、水をくわえて100gにしてもよい。
ボウルに計量した粉をいれる。
塩:4g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。
卵:100gをボウルにいれる。
粉と卵の混ぜはじめは、ゴムベラやサイバシを使えば粉が指にくっつかない。あとにゴムベラとサイバシを使ったまとめかた動画もおいている。
写真の調理器具で、最初は粉と卵を混ぜている。粉と卵をお手手を使っているように楽々と混ぜてくれる。
調理器具をくるくる回し、粉全体が大豆ほどの大きさになるまで混ぜる。
粉全体が大豆ほどの大きさになれば、手をつかい生地をひとつの塊にまとめる。
生地が乾燥しないように、サランラップでピッチリ包む。
30分~1時間ほど生地を寝かす。
生地を寝かすことで、表面がしっとりとし、麺になったときにコシが倍増。
生地のまとめかた参考動画
生地をのばす
寝かせた生地を作業台にとりだす。
生地は柔らかく、作業台やめん棒に生地がくっつきやすい。打ち粉を多めにふる。
両手で生地を上から押しながら、生地をのばす。
手で生地をのばせなくなってきたら、めん棒でのばす。
めん棒をギュッギュッと上下に動かしながら生地をのばす。
生地がのびてきたら、めん棒に生地をまきつけ生地をのばす。
生地の薄さはお好みで、厚い生パスタが好きな人は厚く、薄い生パスタが好きな人は薄くのばしましょう。ひとつ気をつけてもらいたいのが、生パスタをゆでると目茶目茶ふくらむ、あなたが想像する以上にふくらむよ。
めん棒がお家にない、そんなあなたのために手で作る生パスタの作り方も書いています。こちらをご覧ください。
生地を包丁で切る
めん棒でのばした生地に打ち粉をふる。
生地の上下の端を生地の中央あたりにくるように折る。打ち粉をして、生地の端と端をあわせて折る。
包丁を使っても傷つかない作業台におき、ご家庭にある包丁で生地を切っていく。
スッスッと、なるべく一定の幅になるよう意識して生地を切っていく。多少バラつきがあってもカマヘンカマヘン。
切った生地をばらけさせ、くっつかないように打ち粉をふっておく。
そして、ちゃんと切れているか確認しましょうネ。
生地の切り幅を変えるだけで、生パスタの名前は変わってくる。
『 タリアッテレ 』と『 フェットゥッチーネ 』生地の打ち方は一緒、切り幅を変えるだけで、二種類の生パスタを作れるようになる。ひとつの記事を読むだけで、二種類の生パスタの作り方を覚えることができる大変価値ある記事だったのダ。ぜひ読んだかたは、まわりに”いいよ”と拡散しましょうネ。
生パスタは打ちたてを食べるよりも、少し熟成させてから食べるとよい。
生パスタの表面がツルリンとなり、ぷりんとした跳ねるような弾力あるコシになる。
パスタをゆがく
100gの生パスタを1~2リットルほどのお湯でパスタをゆでる。
ゆで時間の目安は、約2~3分。お湯の温度や粉の種類でゆで時間は変わってくるので、生パスタの硬さをチェックしてからお湯からあげてくださいね。
生パスタを食べる
パスタマシーンで作ったパスタとの違いは2点。
パスタの幅がバラバラ。不思議と食べていると、パスタの幅の違いは気にならない。
ソースがよく絡む。生パスタの表面がザラザラしており、パスタソースがよく絡む。
生パスタをお湯からあげ、パスタソースとフライパンで1~2分混ぜあわせ、少し煮込むと生パスタにソースの味がしみこむ。
トマトソース
トマトの甘味と酸味がしっかりと、生パスタにからみついている。
生パスタはトマトの旨味成分グルタミン酸に負けない存在感。どっしりとした小麦の香り、ソースがからみついた表面はチュルリ、口で食べるとはじけるようなコシ。
口のなかでソースと生パスタが混ざりあい、口のなかでパスタは出来上がる。
チーズ系
チーズ系ソース、は乾麺のパスタだとソースが絡みつかないゾ。」っという経験ありませんか?
生パスタはチーズ系ソースにもバッチリからみ、ねっとり濃厚なチーズの味を引き立てつつ、自分の存在も主張してくる生パスタ。
生パスタを作って食べた感想【まとめ】
包丁で生地を切り、生パスタの幅をキッチリとそろえるのはむずかしいです。
幅がバラバラな生パスタですが、食べると幅が揃っていないことはまり気になりません。
生パスタはパスタソースがよくからみつき、表面にソースが染み込むのも特徴。
「太いパスタを見つけたよ」「これ生地の端っこダ」と、子どもは楽しんで食べていました。ソースのお片付けは大変ですがね。
大量に生パスタを作る時はパスタマシーンをつかえば楽です。しかし、少量の生パスタを作るのであれば、包丁で作るほうが楽かもしれません。
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