この記事は、三宅本店 クラフトジン瀬戸内八朔 ジン 47度を飲んだ感想を書いています。
太陽のようにおおきい黄色い果実、八朔の明るい酸味をジンのなかにとじこめた逸品。
爽やかな酸味は、このジンでしか体験できません。
和のテイストつよめ。ジンといえばのジュニパーベリーの香りと風味はひかえめ。
ワイルドいうよりも、貴族的におしとやか。それでいてさらりと飲みやすい、47度とは思えないほどに。
限定商品ですので、市場から消えてしまうまえに、一杯は試してもらいたい意欲作。
クラフトジン瀬戸内八朔の味わいレビュー

台風がすぎさった翌朝のように、からりとした潮風を浴びた艶々とした八朔の香りが、グラスから放出されています。
その香りに重みはなく、どこまでも軽く、金管楽器のように澄みきった香り。
八朔のつよすぎず、よわすぎない、あえかな酸味が鼻孔をゆさぶります。
ジンというよりも八朔メインのスピリッツと考えてもらったほうがよいかもしれません。
ジュニパーベリーの風味と香りは、魯山人クラスの味覚でないと気づかないと思います。
口あたりは、とげとげとしておらず、まったりとマイルド。
柔和な舌ざわり。
人を傷つけない八朔のように丸い歯ざわり。
八朔のはちきれんばかりの果肉の粒にふくまれている品のよい甘味がしずかに広がり、それを追って、ゆるやかな酸味、ほがらかな酸味とでもいいましょうか。
つんつんしていない青い春といった若い酸味。
後味には、八朔の白いもやもやをすこしかじったような精妙な苦味があり、口のなかをさっぱりとさせてくれます。
八朔すべて飲みこみ、一拍おくと、舌のうえに勢いのつよい夕立がふったような、チクチクとしたアルコールの刺激が舞いおどります。
ロックで飲んだ感想

透明な氷にそわすように瀬戸内八朔 ジンをグラスにそそぎいれます。
八朔の澄んだ苦味が、しっかりと浮かびあがります。
それは強い苦味ではなく、さらりと爽やかで、舌を刺激しない痛くない苦味。
シンプルにあえかな八朔の苦味を堪能でき、すこぶる飲みやすくなります。
飲みやすぎますが、アルコール度数は高いままです。飲みすぎには、くれぐれも。

ちなみに瓶ごと冷凍庫にいれておくとロックよりも飲みやすい液体になります。
八朔の苦味が軽妙に胃を刺激し、アルコールが胃をキックし、食前酒にぴったりです。
冷やすと透明な液体がにごることがある、と書かれています。まったく問題なく飲めますのでご安心kづあさい。

ジントニック

爽で快のひとこと。
八朔のかろみをもった酸味と、どっぷりとした木の根のようなキニーネの苦みがいい塩梅に混ざりあい、炭酸の泡にのり弾けます。
苦味と酸味のバランスが精妙。
するりと口のなかを疾走する八朔ジントニック。

クラフトジン瀬戸内八朔でカクテルを作り飲んだ感想
カクテルに利用すると、どのカクテルも、甘夏の風味に色どられた唯一無二のカクテルを作ることができます。
- マティーニ
- ギムレット
- ジンビターズ
- カンパリジン

マティーニ

- ジン:50ml
- ドライベルモット:10ml
- アンゴスチュラビターズ:1滴
ハッティーニといいたくなる新しいレシピ。
ドライベルモットの薬草のフレーバーを八朔の黄色く明るい酸味がつつみこみます。
冷やされ、香りは静寂の湖面のごとく静寂。
そこにひとつの八朔が、満月のごとく浮かびあがり、俳句でもひねりたくなる和テイストのマティーニ。

ギムレット

- ジン:45ml
- ライム:1/4
- シュガーシロップ:適量
- アンゴスチュラビターズ:1~2滴
ライムの苦みばしった味わいが勝ちます。
繊細な八朔の香りと風味は、消え侍りけりな、若月。
ライムとの相性はよくありませんね。これならちがうジンを使ったほうがベターです。
ジンビターズ

- ジン:60ml
- アンゴスチュラビターズ:2~3滴
たくさんの薬草を煮つめたアンゴスチュラビターズを八朔にたらしこむことで、大人の装いになります。
軽快な飲み口がうりだった八朔に、渋みがくわわり、味わいに奥行きがうまれます。
ちょっと味わいが軽いなと感じられたかは、アンゴスチュラビターズを一滴。

カンパリジン

- ジン:30ml
- カンパリ:30ml
黄と赤の歴史的な邂逅。
カンパリのイタリア人に愛されてきた鋭い苦味が、八朔のおかげか、いくぶんマイルドになります。
すっきりと常識的な苦味になり、食前に飲むと食欲をむくむくとかきたてる一杯になります。


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