この記事は、かつお節をねりこんで作るうどんのレシピを書いています。
かつお節を中力粉と混ぜてつくりました。かつお節の香りがうどんから漂います。
かつお節は、タンパク質含有量NO1の食材。
かつお節が器にのこることなく、歯にくっつこともなくかつお節を丸ごと食べられます。
中力粉と蕎麦粉にかえれば蕎麦に、中力粉を強力粉にかえれば中華麺になります。1記事で3つの麺を作れるようになるお得な記事です。
パスタマシーンを使い製麺しました。
かつお節うどんの材料(2~3人分)
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6605.jpg)
- 中力粉:200g
- かつお節:10g
- 水:80g
- 塩:4g
- 打ち粉:適量
かつお節のいれる量をふやせば、かつお節の香りは濃く、厚くなります。柔らかいかつお節であれば、どのようなかつお節でも混ぜられると思います。
しかし、あまり厚いかつお節は混ぜにくいでしょう。
お家でけずった香りたかいかつお節を使いました。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
かつお節うどんの調理工程
- かつお節と中力粉、塩、水を混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- かつお節うどんの出来上がり
かつお節うどんの作り方【 写真あり 】
かつお節と中力粉、塩、水を混ぜあわせる
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6607.jpg)
中力粉:200gと、水:80g、塩:4gをボウルにいれる。
かつお節もくわえる。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6609.jpg)
混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。
粉と水分を混ぜる専門の調理器具をつかい混ぜた。手で混ぜるように素早く混ぜることができる。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6611.jpg)
中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていく。
粒状にならないときは、すこしずつ生地に水をたし混ぜあわせる。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6613.jpg)
粒状になった粉をボウルにおしつけたり、のばしたりして、ひとつの塊にまとめ、形をととのえる。
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生地を寝かせる。寝かせると生地ぜんたいに水分がまわり滑らかになりコシもでる。
寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップをまいておく。
粉のまぜかた参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
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生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。
パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばす。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばす。
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パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせる、のばした生地をパスタマシーンに通す。
のばした生地をパタンとふたつに折りたたむ。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6640.jpg)
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。パスタマシーンに通す、折りたたむ、通す、一連の作業をくり返すと生地が滑らかになる。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6642.jpg)
なめらかになった生地をお好みの薄さにのばす。食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6644.jpg)
パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。
打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6646.jpg)
カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。
すべての生地をカッターにとおす。
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うどんのあちらこちらに、かつお節がこまかくちりばめられている。かつお節の熟成させた冷たい香りがうどんからしている。
うどんをすぐにゆでないときは、くっつかないように打ち粉をふっておく。
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半日以上放置するときは、キッチンペーパーをひいた密閉できるようにいれる。冷暗所にいれておく。1日を目安に食べきる。
生地を切る動画
かつお節うどんを食べる
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6654.jpg)
うどん:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。
ぼこぼこと沸騰させたお湯に、うどんを鍋にいれる。ゆであがる時間は粉の種類や太さ、お湯の温度でかわってくる。ゆで加減をチェックしながらゆでよう。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/DSCN6654-1.jpg)
お好みのゆで加減になれば、うどんをザルなどにとり、冷水でヌメりをとり、表面をしめる。あとは、ふつうのうどんのように食べるだけだ。
![](https://otutarou.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3579.jpg)
かつお節をちりばめられたうどん。ちりばめられたのは、かつお節だけでなく、あのかつお節のカツーンとした香りもちりばめられている。純白でない雑穀的な田舎の牧歌的な見ためのうどん。
カシッとした弾力とコシがあり、つるりと食べられるなめらかさ。
噛むと口のなかが一変する。かつお節をふりかけたときほどではないが、かつお節の香りが口のなかにふわりと跳ねる、土佐のカツオの一本釣りより荒くはないが、生けすのなかでかつおの風味が跳ねる。
食べおわったあとには、かつお節がまったく残っていない。かつおのタンパク質をまるまる摂取できるうどん。ネギや天かすなどの薬味は残る。
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かつお節うどんは、温かいお汁でも食べられる。かえしをお湯でわったお汁にいれる。
温めることで、かつおの香りは不死鳥のごとく器のうえによみがえる。ふわりと優しいあまい香りになる。温かいかつお節うどんをすすると、柔らかいかつお節の風味にいやされる。ホッと胃のなかから温かくなる。
かつお節うどんを作って食べた感想【 まとめ 】
かつお節をねりこんで作るうどんは、かつおの香りがちりばめられたうどんでした。
かつお節の柔らかくあまい香りが、ひとを優しい気持ちにしてくれるうどん。
世界で1番タンパク質の含有量のおおいといわれているかつお節を器に残すことなく食べられるうどんです。食べたあとに、かつお節が残らず、かつお節が歯にくっつかないうどん。
かつお節は日本のあちらこちらで買えます。しかし、かつお節ををねりこんだ高タンパクのうどんは見かけません。であるならば、ご自宅でをねりこみつくるしかありません。
パスタマシーンを使えば、うどんの幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。
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