ご家庭で作るひもかわうどんの作りかたを書いています。
パスタマシーンを使いました。パスタマシーンを使えば、びらびらと一反木綿のように幅広。びらびらつるつるのひもかわうどんをパスタマシーンで簡単に作れました。
ひもかわうどんを作った人間は、ただの素人です。ふつうのうどんを幅広くすれば、ひもかわうどんになるではと思いました。もしかしたら、ひもかわうどんはナニか違うのかもしれません。
一般的なうどんとは形が異なり、平たいことから平打ちうどん(ひらうちうどん)とも呼ばれる。麺の幅は5.0mmから15cmを超えるものまで様々なものが存在する。群馬県の桐生市では郷土料理のひとつとして扱われており、極端に長いものや幅が広いものが名物となっている。生地を薄く伸ばすので、うどんと比べると麺が長く、薄く平らなので茹でる時間が短い。水と小麦粉と塩を練って作る点はうどんと同じだが、うどんよりも平たく延ばすために途中で切れたり折れたりする場合がある。うどんと比較してコシは非常に弱く、表面は滑らかでつるりとしている。
引用元:Wikipedia
自家製ひもかわうどんの材料(2~3人分)
- 中力粉:200g(強力粉と薄力粉を半分づつ混ぜ代用してもよい)
- 水:80g
- 塩:6g
- 打ち粉:適量
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
ひもかわうどんの調理工程
- 塩水と粉を混ぜ合わせる
- 生地をパスタマシーンで薄く幅広くのばす
- 生地を切る
- ひもかわうどんの出来上がり
ひもかわうどんの作り方【 写真あり 】
塩水と粉を混ぜ合わせる
水:80gに塩:6gをいれ、塩を水に溶かしておく。1gほど誤差ということで。
中力粉:200gをボウルにいれ、塩を溶かしておいた水:80gをボウルにいれる。
粉と塩水を混ぜるときに最初から手や指で混ぜると、粘土状になった生地が指にくっつく。そこで、サイバシやゴムベラで最初は混ぜるとよいでしょう。
粉と水を混ぜるためだけに作られた、専用調理器具を使用。ボウルのなかで円を描くように粉と塩水を混ぜる。
塩水を粉全体にいきわたらせ、粉全体3mm~5mmほどの粒になれば手にくっつきにくい。
3mm~5mmほどの粒を、手をつかい大きな一つの塊にまとめていく。ボウルに押しつけたり、生地を延ばしたり折りたたんだりして、一つの塊にまとめる。
まとめた生地は1時間ほど寝かせる。寝かせるあいだ生地が乾燥しないようにサランラップでくるんでおく。
粉のまぜかた参考動画
生地をパスタマシーンで薄く幅広くのばす
寝かせた生地を作業台にとりだし、パスタマシーンを作業台にセットする。
めん棒や手をつかい生地をパスタマシーンに通せる薄さまでのばす。目安3mm~5mmほど。生地がくっつくときは、打ち粉をふってから作業をする。
パスタマシーンのダイヤルは、いちばんブ厚く生地をのばすダイヤルにあわせる。のばした生地をパスタマシーンに通していく。
パスタマシーンに生地を通し、3倍ほどの長さになった生地を、真ん中で折りたたむ。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す、のばす→折りたたむ→のばす。この作業を3~5回ほど繰り返すと絹のように滑らかでしっとりとした生地になる。
あとは生地をできるだけ薄く薄く生地をのばしていく。破れやすいので慎重にのばしましょう。
できるだけ薄くのばした生地に打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地を切る
打ち粉をした生地を三つ折りにする。折り方はだいたいで大丈夫。こま板や麺用の包丁がなくても、お家にある包丁でも生地は切れる。
なるべく同じ幅に生地を切る。
ちゃんと生地が切れているか確認し、麺がくっつかないように打ち粉をふっておく。
もう一種類は幅15cm、長さは25cmほどに切っておく。
すぐにゆでないときは、キッチンペーパーをしいた密閉容器にいれ保存する。
ひもかわうどんを食べる
ひもかわうどんをゆでる。ひもかわうどん100gに、お湯1~2リットルを用意する。
ひもかわうどんをグラグラと湧いたお湯にいれる。くっつかないように、サイバシでやさしくほぐす。
薄くのばしたひもかわうどんは、ゆであがるのがはやい。粉の種類や火力、お湯の量で時間はかわってくるが、3~5分ほどでゆであがる。ゆで加減をチェックし、お湯からひもかわうどんをザルにひきあげる。
ひもかわうどんを冷水で〆、ぬめりをおとす。
あとは器に盛り付け、具をトッピングしていただきましょう。
びらびらつるつるのノドゴシがいいですねェ。ひろいぶんツルツルとした食感が強調されていますねェ。めんつゆや卵もよく絡み、具材もくっつき食べやすいですねェ。5cm幅のひもかわうどんイイものですねェ。
もうひとつの超幅広のひもかわうどんもゆで。
器に盛り付けて、ちょっと大き目のめんつゆいれを用意。
麺を食べるというより、なんでしょ、この食感。たのしい。麺をすするというよりも、麺を喰うといった感じだ。
ただ幅が広ければ、広いほど、ゆでる鍋もでかいのが必要になり、さらに麺と麺がくっつきやすく、ひもかわうどんが破れた布のようなる。
幅が極端に広いひもかわうどんは、お店で食べたほうがよいかも。
記事を読んだかたが、ひもかわうどんを作ってくれました
わたしが作ったひもかわうどんより、あきらかに滑らかそうで、おいしそうなひもかわうどん。
ひもかわうどんをパスタマシーンで作った感想【 まとめ 】
パスタマシーンで薄くのばし、包丁で切って作ったひもかわうどん。破れないように注意しのばせば、普通のうどんのように作ることができました。
ひもかわうどんは、関西圏で提供するお店は少ないです。パスタマシーンを使うことで、幅広でぺらぺらで滑らかなひもかわうどんをお家で作れるようになりました。ひもかわうどんを食べたいけど、近くにお店がない人は作ってみませんか。
ぺらぺら滑らか、ひろかわうどんは具材も絡みやすく食べやすいです。ただ、あまりに幅広いひろかわうどんを作ってしまうと、麺がくっつきやすくなり破れてしまいます。幅広いひろかわうどんは、お店で食べたほうが無難かと。
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