パスタマシーンを使った、8割そばの作り方を書いています。お家で打ちたての8割そばを楽しめるようになるかも。
8割そばをパスタマシーンで作るのは、5割そばを作るより、五倍はむずかしいです。
はじめは5割そばで練習し、ちょっとずつソバ粉の割合をあげていくと失敗しにくいと思います。
8割そばの生地はあつかいにくく、パスタマシーンで細く切ることができません。太めの田舎蕎麦ができます。
更科そばのように、ほっそりキリッとした蕎麦を楽しむには、めん棒でのばす技術、包丁で細く切る技術が必要でしょう。
おっひる~
— おったろう@雑記ブロガー/Webライター (@oltutarou) October 15, 2020
今朝うどんをうっていたのに、朝から市のそば打ち教室に参加するという節操なしなおったろうです。
なかなかキレいに打てたと自画自賛😇
うどんが好きじゃないんやで、そばも中華麺もパスタ、そうめん、東南アジア系の麺。
麺ぜんぶが好きなんやぁ~😍 pic.twitter.com/AD93D3hwfW
もっとお手軽に、自宅に8割そばを作りたいときは、やはりパスタマシーンを使った8割そばの作り方がオスススです。
八割そばの作り方【写真&動画つき】(2人分)
材料を計量する
そば粉と強力粉の割合は8:2です。そば粉を160g、強力粉を40gを計量し、ボウルにいれておきます。
強力粉ではなく、中力粉でもプリンプリンした8割そばを作れるでしょう。
そば粉と強力粉をたした重量の、40%の重さの水を用意しておきます。
そば粉+強力粉=200g。用意する水は80gです。
粉と水をまぜる
ボウルにそば粉と強力粉をいれ、水の半分ほどをボウルにいれます。
菜箸やゴムベラで粉と水を混ぜあわせていきましょう。
粉全体が3mm~5mmほどの塊になるように、少しずつ水をくわえます。用意した水をすべて使う必要はありませんよ。
水をいれないほうが、パスタマシーンでのばしやすく切りやすい生地になります。
粉と水をまぜる動画
動画では菜箸やゴムベラのかわりに、そばの粉を混ぜる道具を使っています。
粉と水をカンタンに混ぜれるんです。
粉と水をまとめる
3mm~5mmになった粉を、両手を使い、粉全体を拝むようにこすりあわせます。
粘土遊び感覚で楽しい作業です。
粉の粒が1cm~3cmの大きさになり、粉全体がしっとりするまで作業を続けます。
しっとりしてきた粉を、ぐいぐいっとボウルにおしつけ、粉を1つの生地にまとめます。
手のひらを使い、ギュッギュッと何度も粉をおしつけていると、生地の表面がしっとり滑らかになれば、ちょいちょいっと生地の形を整えてやれば、まとめ作業終了です。
粉と水をまとめる動画
生地をのばす
まとめた生地を作業台におき、手で生地を平らにします。パスタマシーンにはいる薄さ1cm以下までのばします。
生地が手や作業台にくっつくようであれば、打ち粉をふりましょう。くっつかずに作業できます。
パスタマシーンのダイヤルは、1番ぶ厚い生地ができるダイヤルに設定。
パスタマシーンの詳しい記事はコチラ
ハンドルをゆっくり回し、生地をのばします。ガタガタのそば生地がでてくるでしょう。
パスタマシーンのダイヤルを、さらに薄くのばすダイヤルにあわせ、生地をもう1度のばします。
最初とくらべると2~3倍の長さになった生地を折りたたみ、もう1度ぶ厚い生地設定のダイヤルにあわせ、折りたたんだ生地をのばします。
【 生地をのばす→折りたたむ→生地をのばす→折りたたむ 】作業を4~5回くりかえすと、生地が滑らかになり、麺にしたときコシがうまれるんです。
お好みの薄さまで生地をのばし、麺の長さに生地を切りわけておきます。くっつき防止に打ち粉もふっておきましょう。
生地が太いと蕎麦の香りを楽しめる太麺になり、生地を薄くするとキリっとした感じの蕎麦になります。
そば生地をパスタマシーンでのばすと、どうしも生地の端っこがガタガタになるようです。
そば生地をのばす動画
生地を切る
パスタマシーンにカッター(生地を切るパーツ)とガイドをセットします。
打ち粉をしたそば生地をパスタマシーンにのせ、ハンドルをくるくる回すとそば生地が麺になって落ちてきます。
8割そばに打ち粉をたっぷりとかけておきましょう。
すぐに8割そばをゆでないときは、クッキングペーパーなどに包み乾燥しないように保存します。
パスタマシーンでそばを切ったところ、端っこのボロボロの部分がこれだけ落ちました。あとでおいしい食べ方を教えますので、ボロボロな部分集めておきましょうネ。
そば生地を切る動画
8割そばをゆでる
1リットル~2リットルのお湯を沸かし、8割そばをゆでます。
そば粉の差や水分量の差、火力の差で、そばのゆでる時間は一定しません。そばをお湯からあげるまえに、そばを一本味見し、ゆで加減を確認してください。
ゆで時間の目安として、1分~5分ほどです。
ゆで終わったそばは、なるべく冷たい水でヌメりを洗いながしましょう。冷たい水で洗わないと、輪郭がボヤっとしたそばになります。
冷たいそばで食べるときは、そのまま盛り付けましょう。
温かいそばで食べるときは、お湯を用意しておき、一度お湯にそばをくぐらせると、温かくなりおいしく食べれます。
ボロボロの端っこの食べ方
切ったときでた、ボロボコの切れ端をおいしく食べちゃいましょう。
フライパンに1cmほどの油をひきます。ボロボロの切れ端をいれ揚げちゃいます。
焦げ目をつけ、油から引きあげます。
ポリポリした食感、揚げることで蕎麦の風味が引き立つんです。すこし塩をふってやると、ゴキゲンなおつまみになります。
8割そばより、揚げおつまみのほうが人気になるかもしれません。6歳の子どもには、8割そばより揚げおつまみのほうがおいしいようです。
8割そばをパスタマシーンで作り食べた感想【まとめ】
5割そばと比べると、8割そばは香りが違いますね。そばの風味と香りが8割そばのほうが強く感じます。
8割そばを作った感想としては、生地をうすくのばすのは難しいです。細いそばを作りたいなら5割そばを選択したほうがいいでしょう。
パスタマシーンで作る8割そばは、ポチャっと太い田舎蕎麦になります。
8割そばの生地からでるボロボロの欠片が、極上のおつまみになるのも8割そばの特徴です。
パスタマシーンで作る8割そば、まだまだ改良の余地があるような気がします。
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