『バッタを倒しにアフリカへ』読んだ感想記事「この本はエッセイではなく、冒険小説ダ!!」

書評

バッタを倒しにアフリカへ 】の著者と本は知っていたのですが、ふざけた格好だなと思い本を読んでいませんでした。

書くための文章読本 】に【 バッタを倒しにアフリカへ 】の文章が紹介されていました。

文章をよみ、一瞬で【 バッタを倒しにアフリカへ 】著者の「勢い」「ユーモア溢れる」文章のファンになりました。

失敗して落ち込んでいる、さいきん元気がない。あなた【 バッタを倒しにアフリカへ 】を読み、ポジティブな著者から元気をもらいましょう。

バッタを倒しにアフリカへは冒険小説

日本に職がなく、新天地にとびこむ勇気。過酷な環境で研究するも不幸・失敗が続き、お金もつきる。

著者は凹むが、バッタ研究を続けるために、逆境に負けるものかと研究をつづけるため行動します。

ステキな仲間たちの助けをかり、バッタの研究費をゲット。

再びバッタの研究ができるように。

逆境に負けず、がんばる主人公、バッタ博士。

バッタ研究者

著者は、ちいさいときファーブルに憧れて、昆虫学者になりました。

昆虫のなかでも、バッタを専門に研究しています。

子供の頃からの夢「バッタに食べられたい」を叶えるためなのだ。

引用元:バッタを倒しにアフリカへ

なにを言ってるか、わかりませんね。説明する言葉がみつかりません。

本を読みご確認ください。

世界では、バッタによる農産物の被害が大問題になっています。

著者の目標はバッタに食べられたいと、言っていますが、一番の目標は「バッタによる被害」をなくす。だと感じました。

日本では、バッタの大量発生はあまりおこらず、バッタの研究職はすくないようです。

モーリタニアへ赴任する

著者は、日本国内で、バッタの研究ができないならと。

バッタの研究ができる、モーリタニアにある研究所に、2年という期限つきで就職します。

モーリタニアの公用語は「アラビア語」、つぎによく使われるのが「フランス語」ですが著者はドチラも話せません。

やりたいバッタ研究のために、見知らぬ異国に飛び込む勇気スゴいな。

無職になる

著者は2年間で、バッタ研究の成果をあげないと無職になります。

モーリタニアの2年間、そこそこの成果はあげますが、「バッタがわかない」「研究施設の故障」など不幸・失敗が続き、2年の期限がすぎ無職

研究者も大変なんですね。遠い異国の地で本当よく頑張ってました。

バッタ研究者は行動する

研究費用がなくなり、貯金もへっていく著者。

研究費用をあつめるため、著者は行動します。

文章を書く、ブログを書く、イベントにも参加する。バッタ研究のため、著者ができることは、すべてやります。

目的のために、凹んでも行動にうつす、著者の行動力を見習いたい。

フザケた格好には意味があった

日本人はバッタ被害のこと、詳しく知りませんよね。ニュースで流れても対岸の火事。

バッタのことを日本人に知ってもらおうと、フザケた格好をしていたようです。

フザケた格好には、バッタのことを知ってもらいたいという著者のメッセージがこめられていんですね。

フザケた格好だなと、バカにしてすいませんでした。

オサカナとバッタ、おなじ効果があるのかな。

すばらしい仲間と出会う

研究費用をあつめるための活動をつうじて、すばらしい仲間と著者は出会います。

文章の師匠、昆虫の輪をひろげる仲間たち。

自分から行動すると人の元には、いいご縁があるのかな。

有名税

著者はどんどん有名になっていきますが、有名税として傷つく言葉を聞くことも増えたそうです。

ポジティブな著者でも、気持ちが凹んだそうです。

ほんとう言葉には気をつけましょう。

プロジェクトに合格する

京大が、研究費用を支援してくれるプロジェクトに、著者は合格します

著者はバッタの研究を、モーリタニアで続けれるようになりました。

京大の学長との、面接は苦労がむくわれたと著者は泣きそうになります。本を読みながら涙ぐんだ。

ふたたびモーリタニアへ

京大のプロジェクトに合格し、研究費用もバッチリ。

著者はモーリタニアの土地へ戻ってきます。

バッタ研究の成果をだせるのか。著者はバッタに食べられるのか。

あなたの眼で確認しましょう。

バッタを倒しにアフリカへはライブ感がある

著者が研究者だからか、バッタを倒しにアフリカへ 】は細かい部分の描写が見事

文章を読んでいると、自分がモーリタニアにいる、砂漠でひとりぼっち、バッタの大群と遭遇してるイメージが頭のなかにうかぶ。

文章の面白さは、もともとの才能だったのか。文章の師匠に鍛えられたので面白くなったのか気になる。

モーリタニアという国を知る

モーリタニアという国がどんな国なのか、【 バッタを倒しにアフリカへ 】読めばわかります。

モーリタニアの人柄、食事、生活様式、を本を読むだけでわかるんです。

タコのイメージしかありませんでしたが、モーリタニアという国が好きになりました。

モーリタニアの人にワイロをわたすときは、山羊。

砂漠の過酷さ

著者の研究対象のバッタは、砂漠で大発生します。今まで現地の砂漠でバッタを観察した人がいなかったそうです。

砂漠での観察なんて余裕じゃないと思っていましたが、【 バッタを倒しにアフリカへ 】を読み考えが間違ってと気づきました。

あなたが考えている、100倍は砂漠での観察は大変

夜に迷子になりかける

著者は夜にバッタを観察中、基地から離れ迷子になりかけました。

基地に明かりがないと、あっという間に砂漠では遭難するようです。

サソリに刺される

著者は、バッタの観察に夢中になり、サソリに刺されます

パンパンに腫れあがったようですが、日本大使館のお医者さんの薬のおかげで治ります。

モーリタニアの人々は、謎な祈祷で治すそうですが、著者には効果なし。

砂漠は寝るときも地面で寝ず、パイプベッドで寝ていました。地面で寝ているとサソリに刺されるそうです。

過酷な大地、砂漠。行きたいとはチっと思いません。過酷な場所での研究ごくろうさまです。

バッタを倒しにアフリカへを読んだ感想【まとめ】

【 バッタを倒しにアフリカへ 】、ハラハラドキドキする冒険小説を読み終わったような、満足感をえられました。

最高のEDとして、著者がバッタ対策の方法をうみだし、地球からバッタ被害がなくなるといいな。

失敗して凹んいる、元気なくなったとき、定期的に読み返している一冊。

おったろう
おったろう

漫画版もあるで。

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