『書く習慣』を読んだ感想&1ヶ月チャレンジを達成した感想

書評

ブログやnote、SNSの投稿が続けられない、そんなお悩みをもっているアナタに読んでもらいたい『書く習慣』

毎日毎日机にむかえ、ペンを乾かすナ、といった根性論ではなく(1部やや根性論あり)書く時間はあるよ、書くネタは日常にころがっているよ、言いんだよ思ったことを書いても、とやさしく書く習慣を身につけることができるアドバイスがたっぷりと書かれている。

書く習慣を身につけるコツが52個も書かれている。なんとキン肉マンの48の殺人技よりおおい。

書く習慣のコツを身につけることで、あなたの日常に文章を書く習慣を根付かせ、文章を書く習慣を、風にも雨にも負けない大木のように育てあげてくれる『書く習慣』

文章を書く時間の確保

「文章を書く時間がない」おそらく、おおくの人が口にする逃げ口上でしょう。わかります、わかります。私も「時間がない」「時間を作れない」だから、文章を書けないと言っていました。

ところがどっこい、文章を書く時間はあるのです。文章を書く時間は、作りだすものではなく、無駄にボーッと非生産的なことをしている時間を書く時間にあてます。

非生産的なこととは、何か?私であれば、なんの目的もなくネットサーフィンをし、ニュースサイトなんかをボーッと左目で眺めながら、右目で情報を集めるわけでもなくゲーム実況動画を見ている、そんな非生産的な時間を書く時間にあてました。

よくよく1日のスケジュールを思い出してみましょう。どこか、スキマ、あいだ、スペース、無駄なことしてませんか。

美文・名文を目指さない

文章を書く時間は確保できましたね。つぎに書き上げる文章は、美文・名文を目指さない。そして完璧な文章でなくてもいいのです。

いきなり大文豪たちの、いまだに脈々と読まれているような美文・名文、完成された文章を書けと言われても、むっりぴょ~ん。まずは、文法や「てにをは」語尾問題、ありとあらゆる文書を書くうえでのお約束事をカッコに放りこんで、文章を書きあげることが大事です。

完璧な文章を目指すと、文章を書きあげることはできないと思います。障子のホコリのようにアチコチの文や句読点が気になりだすのです。無限推敲地獄にはまりこんではいけません。

SNSではじめる書く習慣

いろいろなSNSがあります。TwitterやFacebook、Instagramなどなど多くのSNSがあります。

Twitterであれば、1投稿140文字。

「140文字も投稿することがないよ」そんなことはありません。あなたの日常には、投稿するモチベーション、書く気とやる気さえあれば、ネタはごろごろ転がっているのです。

「昨日◯◯◯のアニメが面白すぎて寝坊した」「◯◯◯のドラマのあのキャラ、ぶん殴りたいわ」「◯◯◯の何巻読んだ、涙をながさざるをえなかった」「このパン、ふわふわでおいち~、でもカロリー^^;」などなど投稿するネタは、ごろごろ転がっています。いや、転がっていました。

Twitterを3年前ほどから本格運用をしていたつもりでした。『書く習慣』を読んで、これダと天啓がふってきたのです。「漫画やアニメ、映画は見て、投稿してはじめて完結する」そのようなことが『書く習慣』には書かれています。

見た漫画やアニメの感想を書くだけで、反応なんてあるのかなと半信半疑のまま、漫画や本、アニメの感想を書きました。反応はありました。リプをもらえました。

投稿しても意味がないと考えていた文章、ダレも興味ないだろうと思っていた文章もダレかに読まれるのです。

正直に書くということ

『書く習慣』で一貫して作者さんが訴えていることは「正直に書く」ということ。

映画やアニメ、小説、ドラマが面白かった、面白くなかった。それを正直に書く、そして、どのように面白かったのか、5W1Hで詳しく書くこと。正直な気持ちで書かれた文章であればこそ、読んだ読者の心を打つのです。

ただし、正直に書きすぎると、文章がヤイバになる可能性もあります。そこは注意が必要です。

「彼女にふられた。◯◯」「上司クソすぎ、◯◯◯◯◯」などなど悪口を書いたら訴えられる時代になりました。見極めがむずかしいと思います。私は悪口を書くときは、赤ちゃんのオムツのように柔らかく包みこんだ悪口を文章に書きます。

書く習慣30日のお題

ムダな時間に文章を書く、正直に書く、5W1Hをつかい文章を書く。映画やアニメ、読書感想、食べたものや飲んだものの感想、日常に起こった何気ないこと、文章のネタは日常に賽の河原の石のようにごろごろしています。

これで、あなたも書く習慣を身につけられるでしょう。え?まだ無理?困りましたね。

そんなときは『書く習慣』のラストに30日分のお題が出されています。そのお題について文章を書いていけば、30日は文章を書くことができます。

至れり尽くせりの『書く習慣』

え?お題を出されても書き方が分からない?

私が『書く習慣』1ヶ月チャレンジを達成した、書く方法を伝授しよう、一子相伝とかソンナたいしたものではないですがね。

お題をまとめたnoteのマガジンへのリンク。

書く習慣の30日分のお題を書いたnoteをまとめたマガジン

書く習慣30日をクリアした文章を書く方法

1日目のお題は『今抱いている目標や夢』ちょっとこっぱずかしい気もするお題です。しかし、文章を書くということは、こっぱずかしさを克服する作業ともいえます。エッセイを書くということは、どこかストリップと似ていると、どこかの本で読んだ記憶があります。そう、まずは露出することを恐れない、それが大事。つまり文章を書いている人は、みんな露出狂と言っても過言ではないのです。

つぎは、頭のなかで『今抱いている目標や夢』について考えます。漫画やアニメの演出で、ほわんほわんとでているあの状態ですね。わたあめのようにアイディアや考えを膨らましては、へこましたり、アイディアをこね、蒸留します。

アイディアを考えるのは、授業中や仕事中、電車にのっているとき、読書をしているとき、アニメを見ているときです。頭の片隅に、お題の『今抱いている目標や夢』をオールウェイズ置いておきましょう。なんとなくアイディアが固まってきたら、紙やパソコン、スマホにアイディアを書きとめましょう。

アイディアを元に文章を書いていきます。時間に余裕があるときは、文章の流れや見出し、設計図を書きましょう。Xmindというソフトをつかい文章の流れを作っています。上の画像は、この記事の設計図です。このような設計図を書いてから、文章を書いたほうが遠回りのようで早く書くことができ、面白い記事(自分ではそう思ってる)を書けます。

アイディアをだし、設計図も書いた、そうしたならば、ムダな時間を見つけ、文章を書くだけです。

まずは1文字、入力する。5分間文章を書く、そうすれば、あらあら、アッアッアッと言っているまに文章が書きあがっています。たまに、書けないときもありました。ストレッチ、音楽をかける、アロマをたく、などなど自分の御機嫌をとりましょう。

SNSで書いた文章を宣伝する

書き上げた文章をあとは公表するだけですね。ブログやnoteで文章を書くことが多いでしょう。ツイッターであれば、ブログやnoteのアドレスを貼り付けることができ「文章を書き公表したよ」と宣伝できます。

そして「書く習慣」「一カ月書く習慣」にハッシュタグをつけて投稿すれば、書く習慣に挑戦中の人たちから”いいね”をもらえたり、リプをもらえたりします。書く習慣に挑戦中の戦友と知り合えるのです。

SNSはよいことだらけのように思われたことでしょう。ところがですね、SNSにハマりすぎると、SNSをしている時間が、無駄な時間になる可能性があるのです。SNSはホドホドにね。

スキやいいねに振り回させるな

『書く習慣』にも書かれていましたが、スキの数やページビューに一喜一憂しないほうがよいです、マジで、ガチで。

「ボクチャンの文章なら、もっと読まれ、もっとスキがもらえるはずだ」

「なんで、あんな文章のアイツが、スキ100も集めてるんだ、F◯CK」と、暗黒面に落ちますゾ。

読んでくれたらええなぁ、これぐらいの気持ちでいたほうがよいです。スキをくれた人や、リプをくれた人への感謝の気持ちは忘れずに。五体投地するイキオイで感謝を捧げましょう。

『書く習慣』を読んだ感想と1ヶ月書く習慣に挑戦した感想【まとめ】

『書く習慣』を読んだことで、1ヶ月に書いた文章は、生きてきたなかで、1番文章を書いた1ヶ月になりました。無駄な時間に眼をむけ、文書を書く時間と量が増えましたね。

美文・名文、完璧な文章は、いまだに(これからも)書けません。しかし、1ヶ月にどれぐらいの文章を書くことができるのかは分かりました。ライターのお仕事やブログ、noteの文章を、どれぐらいの時間で書きあげることができるのかバッチリ把握。

書く文章量が、めちゃめちゃ増え、ネタを見つけるために、24時間ジャック・バウアーのように戦い動く脳みそにしてくれた『書く習慣』

書けない書けない、ブログやnoteの投稿が続かない、そんなアナタたちの救世主になりうる『書く習慣』

そして、『書く習慣』はアマゾンプライム会員であれば無料で読めます。『書く習慣』の存在は知っていました。しかし文章系の本は読み飽きていたので放置していました。

もっと早くお金を払ってでも読んでおけばヨカッタです。

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