野矢茂樹さん著【 国語ゼミ 】【 論理トレーニング101題 】を読んだ感想記事です。
「相手に伝えたいことが伝わってない」「相手の伝えたいことがわからない」と考えている”あなた”の悩みを解決してくれる2冊です。
私が相手の言うことを理解する。相手が私の言うことを理解する。
私が相手の言うことに納得する。相手が私の言うことに納得する
引用元:国語ゼミ
【 理解 】【 納得 】する力、【 国語力 】を鍛える【 国語ゼミ 】
“チョット”むずかしい内容の本ですが、読めば【 理解 】【 納得 】できるようになります。
相手に言いたいことを理解してもらうには?
- 相手のことを考える
- わかりやすく伝える
- 考えを伝えるには、根拠が必要
相手のことを考える
【 相手のことを考える 】かんたんに言うと、「この言葉は、相手がわかるかな?」と考えながら、【 話す 】【 書く 】
かんたんに思えますが、相手のわかる言葉を選ぶのはむずかしいです。
国語ゼミの例題をあげてみました。相手のわかる言葉を選び、説明してみましょう。
相手のことを考える効果
相手に伝わる言葉を選ぶとき、”ジックリ”相手を観察し、”ジックリ”相手に伝わる言葉を”シッカリ”考えるようになります。
伝わる言葉を選んでいるうちに、語彙が増え、類義語、言い換え方、伝え方が豊富になります。
【 国語力 】をあげる第一歩は「相手のことを考える」
わかりやすく伝える
相手のことを考え言葉を選びました。次は【 わかりやすく伝える 】
“ペラペラ”と思いつくまま、会話をする人。
話が”アチコチ”に”ぴょんぴょん”とびはね、話についていくのが大変な人。
そんな親戚や知り合い、友人いませんか?
ダメな見本になります。
相手に伝えたいことを伝えるには。
- 余計なことは言わない、書かない
- 話題事にまとめる
余計なことは言わない、書かない
長い文章、長いセリフは、相手を疲れさせます。
伝えたいことは、簡潔に相手に伝えましょう。
話題事にまとめる
服を買う話をしていたと思ったら、コーヒーの美味しいカフェの話になり、また服を買う話に戻る。
ついていくのに”ゲンナリ”します。話題事に伝えるようにしましょう。
考えを伝えるには、根拠が必要
「いま放送中のドラマ、すごい面白いよ」と言われても、面白さが”まったく”伝わってきませんね。
なぜ面白いか、【 考え 】を伝えるには【 根拠 】が必要になってきます。
【 考え 】は大きく、二つにわけれます。
- 意見
- 推測
意見
「昨日のドラマ面白かった」は【 意見 】に分類されます。
【 根拠 】をプラスしてあげると、あなたの【 意見 】が相手に伝わりやすくなります。
相手が【 意見 】に同意するかどうかは、別の話ですが・・・。
推測
「昨日のドラマ面白くなるよ」は【 推測 】に分類されます。
「昨日のドラマ面白くなるよ」と言われたら「なんで?」”あなた”は考えるでしょう。
【 推測 】の【 根拠 】をプラスしてあげましょう。「なんで?」の問いには答えています。
根拠の例では、面白くならなかったドラマも一杯ありそうですが。
相手の言いたいことを理解するには?
「とりとめのない”ダラダラ”と長い話」「なにを伝えたいのか、”チンプンカンプン”な長い文章」
相手が”なに”を伝えたいのか、”まったく”わからない。
相手の伝えたいことを理解するには、【 要約する 】【 質問する 】
要約する
「とりとめのない”ダラダラ”と長い話」「なにを伝えたいのか、”チンプンカンプン”な長い文章」
なにが言いたい、伝えたい「話」「文章」なのか【 要約する 】
日常的に「相手の会話」「文章」に集中し、必要じゃない部分を削り、相手が一番伝えたい重要な部分は、どこなのか探しましょう。
要約を続けると
要約を続けると、「会話の伝えたいこと」「文章の伝えたいこと」をキャッチする速度が上昇します。
「ダラダラ長い話」「長い文章」を要約するトレーニングと考え、楽しんじゃいましょう。
『国語ゼミ』では要約に役だつ”7つのテクニック”を紹介しています。
質問する
相手を理解するには、【 質問 】が非常に重要です。二つの質問について説明します。
- 意味の質問
- 情報の質問
意味の質問
わからない言葉・意味がわからなかったときにする質問。【 意味の質問 】
「~の言葉がわかりません」「どういう意味でしょうか?」
相手の言ってる言葉が、わからなければ相手の伝えたいことは、絶対”あなた”に伝わりません。
『 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 』
情報の質問
相手の言ったことを、”もっともっと”知りたいときに質問する【 情報の質問 】
「最近、枕をかえてから、”グッスリ”眠れるようになったの」
「どんな枕にかえたの?」「どこのメーカーの枕?」
よい質問は、会話が広がり、相手も興味をもってくれたんだと、楽しんで会話してくれます。
適切な質問ができるように、【 質問力 】をあげましょう。
質問力をあげるには
【 質問力 】をあげるには、「ホントカナ?」と相手の会話、文章に”ツッコミ”をいれましょう。
ドラマが面白くなる【 根拠 】としてあげた例です。
- ベストセラー小説をドラマにしているんだ
- 累計4000万部も売れた漫画をドラマにしているんだよ
- 有名な役者、イケメン俳優、キレイな女優さん沢山でてるんだ
「ホントカナ?」いくらでも質問できそうです。
あまり質問ばかりして『エジソン』のように嫌われないように、ほどほどの質問を心掛けましょうね。
論理トレーニング101題
- もっと相手に”キチン”と伝えたい
- 相手のことを”もっと”理解したい
- 要約する速度をあげたい
- 質問力をあげたい
とお考えの”あなた”にオススメする【 論理トーレニング101題 】
論理トーレニング101題の特徴
- 国語力をあげる問題が101ある
- 国語ゼミより内容がむずかしい
国語力をあげる問題が101ある
【 論理トーレニング101題 】には国語力をあげる問題が101問+例題があります。
1問1問クリアするごとに、”あなた”の国語力は向上するでしょう。
問題と答えが離れており、答えあわせが、しにくい欠点もあります。
国語ゼミより内容がむずかしい
同じ著者の本なのですが、【 国語ゼミ 】より【 論理トーレニング101題 】は内容がむずかしく、覚える単語もおおいです。
勉強する順番としては、【 国語ゼミ 】を勉強してから【 論理トーレニング101題 】にステップアップするのをオススメします。
国語ゼミ|論理トレーニング101題|感想
【 国語ゼミ 】【 論理トーレニング101題 】に書かれている。
「相手に言いたいことを理解してもらうには?」「相手の言いたいことを理解するには?」
カンタンに文章にまとめてみました。
【 国語ゼミ 】【 論理トーレニング101題 】にはもっと具体的なテクニックが、たくさん書かれています。
「相手に伝えたいことが伝わってない」「相手の伝えたいことがわからない」と考えている”あなた”にオススメの2冊です。
書かれている内容は”チョット”むずかしいので、2度3度と読み返しましょう。
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