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山ジン 富士山の天然水を使用しているお買い得ジャパニーズクラフトジン レモンの酸味、山椒の爽やかあり 飲みやすいジン【カクテルレシピあり】

お酒レビュー

山ジンを飲んだ感想を書いています。

山ジンをひとことで言いあらわすなら、飲みやすいジン。

それも日本食にもあわせやすい、水や炭酸水で割れば、いや、もしかしたらロックでも和食とミートしちゃう可能性がある、それほどに淡麗で辛口なジンです。

ぎゃくにいうと、ジュニパーベリーの香りと風味がよわいジンともいえます。

飲みやすいジンをお探しのかたには、自信をもってオススメできるジンです。

そして、瓶のイラストに描かれているように、富士山の天然水を使用と商品説明には書かれています。

個人的には、ストレートで淡麗な味わいを楽しむのもよいですが、カクテルに使うことで、混ぜあわせたお酒を美味しくする特性をもっているジンだと思いました。

文豪の吉田健一はいいました。カクテルにつかうお酒は安ければ安いほどよい。

日本を象徴する山の水をつかった山ジンのお値段は、家計に無理のない千円ちょっと。

海外の有名な安いジンのほぼ半値。たいへんお買い得なジンとなっております。

山ジンを飲んだ感想

ストレートで飲んだ感想

ふんわりとレモンの香りが、細くたちのぼっています。

そのレモンの香りは、檸檬と書きたくなるほどに和の印象をうけるものです。

とげとげしておらず、柔和なレモンの香りです。

そのほかの香りは、あまり感じられず、ジンと知らなければ、ウォッカだと勘違いするほどに静かに沈黙しているジンです。

ジンといえばのジュニパーベリーの香りは、ほとんど感じられません。

あと、安物のアルコール飲料にある、むせるような嫌な匂いはまったくなく、さざ波ひとつたっていない湖面のように磨きぬかれた静謐な香り。

水のようにサラサラとした粘度です。

舌ざわり、歯ざわりは、チクチクとした刺激もなく、落ちついて穏やか。

透明の液体には、レモンが浮かべられています。

そのレモンは、日本の四季に酸味を磨かれたもので、爽やかすぎず、酸っぱすぎず、苦すぎず、いい塩梅に飲みやすい香りをふりまいています。

そして、室温25度の部屋に置いておいた山ジン飲みました。

まるで、冷蔵庫で冷やしたいたように冷涼な口あたり。そしてアルコール度数が40%もあるとは思えないほどに飲んでも林のような静けさがつづきます。

ただやはりジンではあります。アルコール度の高いコクは、感じられます、それもとても控えめで、謙虚で内気なものですが。

富士山の樹海のしたの土地に濾された水でつくられた純粋なジンは、おどろくほどに飲みやすいです。

ジンといえば、いろいろなポタニカルの風味が混ざりあっていないとダメだ、そんなひとにはオススメしません。

けれども、安くて、飲みやすくて、食事にもあわせやすくて、気がねなく常飲できるジンをお探しのひとには、つよくオススメできるジンです。

ロックで飲んだ感想

まるい透明な氷の表面をつたわせてグラスにそそぎいれた山ジンの香りは、レモンの皮でこよりをつくったように細くシャープなものなっています。

なんの抵抗もなく、唇と舌、歯のうえを清水のように楚々と流れ、音もなく食道をとおり、胃の温度をしっかりと冷やしてくれました。

冷やすことで、レモンの皮というよりも、白いモヤモヤのビター感がまし、あえかに香辛料の刺激があります。

その刺激は、山椒系のちょっぴりシビれるようなもので、さらに後味がしっかりとクリアになります。

食中酒としても飲める、それほどに静かで、クセがなく、おとなしく、食事の邪魔をしない味わいは、ドライで辛口との形容がぴったりです。

炭酸

山ジンと氷をいれ、しっかりとバースプーンでかき混ぜ冷やしたのち炭酸水をそそぎいれました。

不思議なことに、アルコールの風味が浮きあがっています。

炭酸の泡がはじけるたびに、芽吹いたばかりの若葉のような新鮮なアルコールの香りを感じます。

そして、炭酸の泡がはじけるたびに、手ごたえのあるアルコールの弱キックを連打されたような衝撃を感じました。

刺激的で口あたりはシャープ。それでいてアルコールのキック感が強くでています。

またストレートやロックで飲むよりも、レモンの光度があがっています。レモンサワーのようにフレッシュな後味。

刺身など繊細な料理の味を壊す痛快な味です。中華料理や味の濃い料理との相性がばっちりでしょう。

山ジンでカクテルを作り飲んだ感想

  • ジントニック
  • マティーニ
  • ギムレット
  • ジンビターズ
  • カンパリジン

ジントニック

  • ジン:45ml
  • トニックウォーター:適量
  • ライムやレモン:お好みでしぼりいれる

飲んだ瞬間に眼がさめるほどに、キニーネのあの独特の苦みをツーンと感じられます。

ジャングルジムのてっぺんにたち、青空に両手をひろげるような爽快感があります。

もっとも飲みやすいジントニックのひとつだと感じました。

マティーニ

  • ジン:50ml
  • ドライベルモット:10ml

マティーニはシェイクで作りました。

はなはだ口あたりがシャープなマティーニです。

すっきりと磨きぬかれたジンが胃にすべり落ちたあとに、ベルモットの薬草のハーバルな香りが扇状にひろがります。

ギムレット

  • ジン:45ml
  • ライム:1/4
  • シュガーシロップ:適量

ライムの苦みばしった酸味が、前面に押しだされています。

そして、ライムの苦みのあとに、ぬッと拳をつきだされたようなアルコールの衝撃がやってきます。

酸味とパンチ力のつよいギムレットです。

ジンビターズ

  • ジン:60ml
  • アンゴスチュラビターズ:2~3滴

氷をいれたグラスに山ジンをそそぎいれ、アンゴスチュラビターズをぴちょりとたらしこみました。

いいですね、ぐっと味に奥行きがうまれます。平面だった山ジンの味わいが隆起します。

そして、山のすそ野には、さまざまなハーブが育ち、奥ゆかしい香りを漂わせています。

山ジンの風味が、かるいと感じられたかたは、アンゴスチュラビターズをたらしてみてください。

ちょっとお高いジンよりも味わい深いポテンシャルをもったものに変身します。

アンゴスチュラビターズと山ジンの相性は、異様にいいものです。

カンパリジン

  • ジン:30ml
  • カンパリ:30ml

赤く陽気で重い苦味が、かつーんと響きます。

目も胃もさめるほどに、しっかりとした苦味。食前酒にぴったりです。

カンパリのレモンの白いもやもやの苦みと、山ジンの檸檬フレーバーは同化しています。

ホワイトレディー

  • ジン:50ml
  • コアントロー:10ml

甘すぎない絶妙な味わい。

貴婦人のように優しく気品あるお味。

冷たい感覚がひいていくと、ゆっくりとコアントローの甘味がひろがります。

山ジン【 まとめ 】

山ジンは、とても飲みやすいジンです。

ジン初心者でも飲みやすい淡麗さ、あえかにレモンの香りがありさらに飲みやすさが二乗。

またカクテルにつかうことで、混ぜあわせたお酒の味わいをしっかりと引き立てるエスコート役にもなります。

さらに、お値段は千円ちょっとと、海外・国産のジンのなかでも、とくにお手頃価格です。

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