東京クラフトを飲んだ感想記事 ペールエール 爽やかI.P.A. I.P.A香ばしI.P.A ホワイトエール(限定生産あり) お手頃価格のクラフトビール【レビュー記事】

お酒レビュー

この記事は、東京クラフトを飲んだ感想を書いています。

飲んだビールの名前、『 ペールエール 』『 爽やかI.P.A. 』『 I.P.A 』『 香ばしI.P.A 』『 ホワイトエール 』限定商品も含まれており、今現在買えないビールもあります。(限定生産終了)復刻されてほしいクラフトビールたくさんあります。

お手頃価格のクラフトビールです。クラフトビールを飲んでみたいけど、お高いのクラフトビールを飲むのはためらってしまう。

そんな、あなたにオススメのTOKYO CRAFT (東京クラフト) シリーズ。クラフトビールの登竜門ともいえる東京クラフト。

TOKYO CRAFT (東京クラフト) ペールエール

青い摩天楼のようにお洒落に描かれている東京。一本スーッと高くのびる東京タワー。いまだに東京といえば、スカイより東京タワー。羽田空港から飛びだったであろう、悠遊と青い空をいくジャンボジェット。

夕暮れの東京をイメージさせるイラスト。そこに燦然と浮かびあがる一杯のビールグラス。いきつけの居酒屋であけられたビールか、家で飲むビールか、一杯のビールから物語がはじまりそうです。さっそく一杯あけてみましょう。

一般的なビールにくらべると、すこし濃い茶色。キメが細かくふるふるしている泡。泡にふさがれて香りはあまり感じません。

ビールグラスをかたむけ、口とのど、舌で味わいます。硬くシャープな印象のノドゴシ。ほどよい苦味と風味があります。小麦を焦がしたような甘さと苦み、そこに微かにグレープフルーツをたらしたような酸味を感じました。東京は奥玉の深い山林には冷涼で澄んだ空気。そこの岩場を流れる石清水のように飲みやすいです。

飲みやすいクラフトビールといえますが、水っぽいともいえます。水と醸造感が分離しているように感じました。清潔な水のうえに、小麦とグレープフルーツの風味と苦味がのっている、そんなイメージです。

サントリーのザ・プレミアムとほぼ変わらないお値段の東京クラフトビール。ペールエールデビューにぴったり。

で、ペールエールってなんなの?日本でメジャーなビールは、ピルスナービールとラガービールが主流です。小麦と水で造られるイギリス発祥のビールの醸造方法です。ピルスナー、ラガービールより香りがいいと言われています。

ペールエールは、慣れ親しんでいるピルスナーやラガービールにちかいクラフトビールだと思います。ペールエールを飲んでみると、いつものビールとは香りや風味がちがうゾと気付きますが、ノドゴシなどはピルスナーやラガービールに似ているビールがおおい印象です。

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変わった味のビールを飲みたくて購入。アサヒのドライや一番搾りなどのビールと比べると、そこそこ地ビールっぽい味を楽しめます。

普通のビールと違って個性的な香りと風味がします。爽やかで飽きのこない味です。クオリティはプレミアムビールなのに価格はレギュラービール並みで、本当にありがたい製品。誰に感謝したらいいのか分かりませんが、とにかく感謝します。

これを飲むと、スーパード○イや○番搾り○ラベルが物足りなく感じる。

前回買ったものより、香りも味も薄く感じた。醸造年度が違ったのかな?残念な変化。改変ならば前の味に戻して欲しい程。

引用元:Amazon

TOKYO CRAFT (東京クラフト)爽やか I.P.A.

東京のレインボーブリッジでしょうか?封鎖しろで有名な橋が描かれています。そして、過去、東京、いや日本で一番の高さをほこった東京タワー。カモメが二匹飛んでいました。

砂浜に打ち寄せるグラデーション波。その中央にポツンと置かれたビールグラス。なんて爽やかなイラストでしょうか。ひと夏の物語がはじまりそう、そんな予感を感じられるイラスト。

泡だちもよく、また泡はやわらかく甘い。甘いのは、ビールの香りの影響であまく感じられるのでしょう。どんぶらこと川を流れる桃やオレンジのような香り、小麦が発酵したときのような、しっとりした甘い香りが漂います。

飲んでみると、フルーティー。ほどよくフルーティー。オレンジ系の酸味ある風味、やわらかく発酵した小麦のクリーミーな甘み。甘口のビールなのかと言われたら、NOです。のどごしはドライな爽快感があり、飲み終わったあとには、チクリとした苦味があり口のなかをさっぱりさせてくれます。

はじめ甘く、なかごろドライで、さいごは苦味。1つのビールで3つの刺激を感じられるのです。甘さもありシャープでドライ、まさに爽やかな印象のビールです。

インディア・ペールエール (英語: India Pale Ale; IPAとも) は、中程度かそれよりもやや高いアルコール度数をもつエール。液色は銅のような明るい琥珀色。ホップの風味が強くて苦味がある。しばしば、麦芽のフレーバーを伴う。IPAは通常ペールエールのカテゴリーに入れられる。

引用元:Wikipedia

かんたんに言えば、ペールエールにホップなどをいれて造られるのがIPA。さいきんはアルコール度数の低いIPAも発売されています。

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これは美味い。TOKYO CRAFT IPAシリーズはいくつか飲んだが、その中ではこれが一番好きだな。他のは苦すぎたり、少しアルコール度が高すぎたり(7%)したが、これは苦みもアルコール度(5%)もちょうど良い。人によって好みは様々だとは思うが、俺的には通年販売して欲しい

引用元:Amazon

TOKYO CRAFT (東京クラフト) I.P.A. 

2022年

緑色のイラスト。東京タワーと飛行機は、マストなんでしょうか。かならず描かれていますね。

ピカッとひかるビールグラス。そこからはじまる物語はどのようなものでしょうか。

「東京クラフト」は、半世紀以上にわたり、東京・武蔵野の地で伝統と革新をテーマにビールづくりに挑戦してきたサントリービールが、「東京」への愛着と敬意を込めて創りあげたブランドです。

引用元:Amazon

いまさらですが、「東京クラフト」のコンセプトです。サントリーが東京に進出し、ビール業界に参入するも散々な赤字をたたきだす結果になるも、愚直にビール業界に食い込んだサントリー。いま現在、ビールの業績は黒字に転じました。『やってみなはれ みとくんなはれ』に苦労が書かれています。

さっそくグラスに注ぎ、サントリーの愛着と敬意を感じようではありませんか。泡はやや粗く、ハチの巣のようにも見えてきそうです。

鮮烈な香りと書かれています。どのような香りかと言われると、麦や小麦を焦がし、そのエキスを集め、ギュッとしぼり、大鍋煮つめたような鼻にツーンとくる香り。

ひとくち飲んでみると、ド苦い。アルコール度数は7%あり、しっかりと腰のはいったキック感を感じました。舌を刺すような、つんつんと尖った苦味というよりも、包丁の刃をしっかりと研いだような切れ味するどいシャープな苦さです。ビール業界で苦戦したサントリー社員の苦い経験を、このビールにぶちこんだような苦い味。苦い経験をし、辛い努力をしたあとには、努力が報われたような爽快感がありました。

苦くなければ、ビールじゃない。そんなかたに自信をもってオススメするビール『TOKYO CRAFT (東京クラフト) I.P.A. 』アルコール度数は7%と高めです。1缶でもクラッと脳を揺さぶられるようなキック感を愉しめます。

2023年

パッケージのイラストのイメージがかわりました。華やかなな薔薇のような花のような、かぐわしい香りのする果物のような、いやいや、ストラスホップのような爽やかなでPOPなイラストになりました。

ビールグラスのちがいかもしれませんが、泡がキメ細かいものになっています。細かい泡はしっかりと香りと風味をとじこめています。

ふわりとした泡の口あたりをたのしみつつ、グラスをかたむけました。

流れこむのは清冽で清澄な涼しい苦味。ホップほどの大きさの緑色の花火が咲いたような苦味を感じられます。その苦味は花火が散るように、ハラリと暗闇に消えます。苦味を感じたと思った瞬間、口のなかにビールは残っていません。

苦味の奔流がとおりすぎた口のなかは、キレイさっぱりと汚れが洗い流された爽快感があります。しっかりと歯磨きをしたあとのような爽やかです。

ALC.7%とは思えないほど爽やかにシャープに飲めます。苦味があるから爽やか。爽やかすぎるほど爽やかなクラフトビールです。

I.P.A. は、中央フリーウェイのように王道の味と風味。

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非常に飲みやすく調整されたIPAですね、青鬼には負けますがもちろんこれでも苦いですよ?3~400円するようなIPAなんかよりもよっぽど苦いです。

昨年度の2021年度シリーズの物は、苦みが強く、これぞクラフトビールIPAを名乗るビールだと思いましたが、なぜか一部のユーザから、「苦すぎる」という声があったのか、苦すぎるビールは売れないのか?2022年度において、苦みが抑えられる結果になったのかな?と思っております。

香り・苦味ともにIPAとして、物足りないです。普段は香り・味が好みでコスパが良いと評価している東京クラフトのペールエールを愛飲しており、東京クラフトからIPAが出たので楽しみにしていました。IPAを呑みたいと思って買うと裏切られる感じです。他のIPA銘柄より安価なので、値段どおりといえばそのとおりかもしれないので、星3つです。

引用元:Amazon

TOKYO CRAFT (東京クラフト)香ばし I.P.A.

くれなずむ夕日、薄赤く、どこか寂しげであり、ウキウキと心が浮き立つような逢魔が時。東京タワーの横にぽっかり浮かぶ三日月。不夜城東京にネオンのオレンジの光がボヤッと灯ります。飛行機が飛んでいない珍しいシリーズですね。

泡はもっこりと崩れず、メレンゲのようにぷるぷる。力強さを感じられる泡です。白いヒゲをはやしながら、麦茶のパックを2袋いれたようなビールを飲むと、カンッとくる苦さを感じます。柑橘系の白い部分のような苦さです。よくぞ、ここまで苦いビールを発売したな、とサントリーの挑戦心に乾杯を捧げたい、香ばしI.P.A。

ビールですが、この苦さは、カンパリに近い苦さのように思いました。ついに日本を飛びだし、イタリアの陽気なリキュールの風味をビールグラスで味わえます。

麦を焦がし、発酵させた液体。その液体を蒸留したようにどっぷりと腰の据わった強いパワーと風味を感じられます。これは一気に飲みきるビールではありません。夕暮れに静かに座り、しずしずとグラスにそそぎいれ、やおらグラスを傾け、風味と香りを愉しみ、逢魔が時の静寂と一緒に飲みほす、そのようなビールです。

麦芽の甘香ばしいさとホップの力強い苦味が融合した濃厚な味わいです。

引用元:TOKYO CRAFT (東京クラフト)香ばし I.P.A.

ホワイトエール

ホワイトエール。白色をすこし混ぜあわせた空色。そして地面は白い珊瑚色の缶はとても涼しげです。

缶のイメージどおり、かろやかに飲みやすいビールです。

ビールの色は白くありません。泡だちはひかえめ。すぐに消えてしまいました。

クセのない苦さ。ホップのダイレクトな苦味ではなく、山椒や黒胡椒の辛味だけをのぞいたような苦味。そして、青い葉っぱのハーブを塩につけたような酸味があります。

その苦味と酸味は、かすかなものです。けれども、かすかな苦味と酸味のおかげで、水よりも飲みやすい口あたりとなっています。

ドライよりもドライ。それでいて、ノドをとおりぬける瞬間に苦味と酸味がほわりと香ります。

香辛料などの香りがひかえめなセゾンタイプ。そんなイメージです。こってりと濃密というクラフトビールとは真逆のホワイトビール。

飲んだあとに口のなかに香りや苦味がのこるタイプではありません。爽快という二文字だけをのこし、さらりと消えていく、そんなビールです。

TOKYO CRAFT (東京クラフト)を飲んだ感想【 まとめ 】

TOKYO CRAFT (東京クラフト)は、ふつうのビールほどのお金で、クラフトビールを味わえるシリーズです。

クラフトビールの基本味のペールエールは通年販売されていますが、IPAなどは限定商品がおおく、見かけた瞬間に買わないと二度と味わえないかもしれません。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。ここで告げにくいことを告げなければいけません。TOKYO CRAFT (東京クラフト)は、造られた年によって味がちがいます、つまり一生懸命ビールの香りや風味を書かせていただきました。しかし、つぎに飲んだ瞬間に香りや風味はかわっている可能性があるのです。

TOKYO CRAFT (東京クラフト)の香りや風味は、あなたの鼻と口、ノドで味わってください。

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