この記事は、パスタマシーンを使ったワンタン・雲吞の作り方を書いています。
パスタマシーンを使えば、均等にうすく生地をのばせます。
のばした生地をお好みの大きさに切ればワンタン・雲吞の皮のできあがりです。
あとは、お好みの食材をワンタンの皮に包みこみ、ゆでたり、焼いたり、揚げたりして召しあがれ。
ワンタン・雲吞の皮の材料
- 中力粉:100g
- 水:50g
中力粉をつかっています。強力粉と薄力粉をブレンドしてもらってもかまいません。
強力粉だけで作ると貪婪と言いたくなる歯ごたえのある皮ができます。
薄力粉だけで作った皮は、やわやわです。
お好みで米粉をいれると、もっちりとし透明感がでます。
ぬるま湯で作るレシピもありますが、パスタマシーンに通して作った皮は、あまり変わらないように思います。
ワンタン・雲吞の皮の作り方【 写真あり 】
中力粉と水を混ぜあわせる
ボウルなどに中力粉:100gと水:50gをいれます。
粉と水を手で混ぜはじめると、ねちょねちょになった液体でも個体でもないものがくっつきます。
人間の手からとてもはがしにくいです。そこで木べらやゴムベラなどで粉と水を混ぜましょう。
人間の手とくらべると、木べらやゴムベラからは生地をはがしやすいです。
粉と水を混ぜる専用の調理器具を使い混ぜました。効率的に粉と水を混ぜあわせられます。
中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていきましょう。
粒状にならないときは、すこしずつ生地に水をたし混ぜあわせてください。
粒状になった粉をボウルにおしつけたり、のばしたりして、ひとつの塊にまとめ、形をととのえましょう。
1時間ほど生地を寝かせます。寝かせると生地ぜんたいに水分がまわり滑らかになります
寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップを忘れずにまいておいてください。
粉の混ぜかた参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
寝かせておいた生地を作業台にとりだしましょう。パスタマシーンも机にセット。
パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばしてください。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばしましょう。
パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせましょう、のばした生地をパスタマシーンに通してください。
のばした生地をパタンとふたつに折りたたんでください。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。パスタマシーンに通す、折りたたむ、通す、一連の作業をくり返すと生地が滑らかになるんです。
なめらかになった生地をお好みの薄さにのばしてください。
そして、あとは包丁やスキッパーなどで生地をお好みの大きさに切るだけです。大きい雲から、小さい雲まで作れます。
雲吞の皮と皮は、くっつきやすいです。打ち粉をしっかりとふっておきましょう。
厚さが均等のワンタン・雲吞の皮を作れました。技術はほとんど必要としません。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
生地のばし方参考動画
ワンタン・雲吞の皮を包んで食べる
お好みの具材を用意しワンタンの皮に包みます。
なぜか、ワンタンの皮はぴったりと合わせずにズラすようです。ビラビラが愉しめるからでしょうか。
自作したワンタンの皮は水をつけずとも、ギュッとつまめば接着できます。皮と皮がはがれるときは水をぬってください。
はしっこを折りまげればワンタンの出来上がりです。
ワンタンの包みかたは色々と流派があります。お好みの方法で包んでください。
お湯でゆがけばワンタン・雲吞の出来上がりです。
皮の厚みがそろっているので、生煮えの部分がありません。
しっかりとした破れにくいワンタンの皮です。また、粉の甘さや滋味ある風味も感じられます。
うすく伸ばされたビラビラの部分は優雅にゆれる絹のカーテンのように滑らか。具材を包みこんでいるぶ厚い部分は、しっかりとした歯ごたえがあります。
酢醤油や唐辛子などなどお好みの調味料をかけて召しあがってください。
もちろんラーメンにのせワンタンメンにしてもらってもかまいません。
炭水化物×炭水化物=最高に美味いという公式はご存知だと思います。
あまったワンタンの切れ端をゆで、いつもの袋ラーメンにのせてやればエースなコックに負けない雲をのせられます。
粉の甘味がある自作ワンタンの皮は揚げても美味しいです。
パリッとした食感は軽快、軽妙。揚げたての熱々を口にいれ、ほふほふとさせる幸せ。
パスタマシーンでワンタン・雲吞の皮を作った感想【 まとめ 】
パスタマシーンのローラーに生地をとおせば、素人でも厚みのそろったワンタン・雲吞の皮を作れました。
皮の厚みが均等なので、生煮えだったり、ゆですぎていたりしません。
生地を寝かせる時間をのぞけば30分もあれば厚みの揃ったワンタン・雲吞の皮を作れます、パスタマシーンがお家にあれば。
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