【 タカラトミー 】そば打ち名人での、そばの打ち方、使ってみた感想を書いています。
そば作りで一番むずかしいと言われている、粉と水を練る作業は簡単にできました。延ばし、切る作業にはコツと練習が必要です。
おもちゃのようなプラスチックの見かけからは想像できないほど、よく考えられている調理グッズでした。そば打ち名人をつかい、説明書どおりに作業をすれば、そばを作ることができるでしょう。
切る作業は練習が必要になってきます。お店で提供されるような、のどごしがよい細いそばを作るには、何度か切る作業を練習する必要があるでしょう。
最初にそば打ち名人の道具を紹介し、その後、そば打ち名人の使い方を写真と一緒にのせ、そば打ち名人を使った感想を書いていきます。
そば打ち名人のパーツ紹介
そば打ち名人の段ボールを開けると、ビニールに梱包された3つのパーツ。
こちらがそば粉と水を練るパーツ【 水回し本体 】軽い素材で作られています。軽いですが、しっかり堅牢。ちょっとやそっとのことでは壊れたり、割れたりしないシッカリとした素材です。
水回し本体に取り付けるパーツとして、撹拌ハンドルと撹拌ベラ、こねベラがあります。
つぎの重要なパーツはこちら、黒いプラスチックのような素材で作られたまな板。
こちらのまな板の端に赤いガイドをつけ、めん棒を使い生地を伸ばします。赤いリードの取り付け方をかえると、そばの薄さを変更可能。
赤いこま板をまな板にセットし、生地を切り、麺状に。こま板とまな板の端っこはレールのようにつながっており、こま板をスーッと動かすことができます。
包丁の切った跡が、まな板に残ったりしないか不安でした。包丁の切った跡は残りません。
そば打ち名人のパーツ紹介は終わりです、そば打ち名人のメインパーツは、水回し本体とまな板の二つ。
そば打ち名人以外に必要な道具
- はかり
- 計量カップ
- 包丁
- サランラップ
- ボウル
- 菜箸
- 鍋
はかりや計量カップは、そば粉や他の粉の重量を計ったり、水の量を計るために必要です。お菓子ぐらい綿密に重量を計る必要があるそば打ち。計量はとても重要。
包丁は生地を切るために絶対に必要です。お家にある切れ味のよい包丁を使いましょう。
作業をしていない生地を、乾燥させないようにサランラップを使います。パパッと作業できるようになれば使う必要はなくなるかもしれません。
水回し本体のなかでも、生地をまとめる作業は一応できます。しかし練ったあとの生地をボウルにいれ、生地をまとめたほうが作業はしやすいです。
菜箸と鍋は、そばをゆでるために必要になります。なるべく大きい鍋で、そばをゆでましょう。打ったそばをお湯にいれたとき、大量のお湯だと温度が下がりにくいです。温度が下がると、ズルっとした食感のそばになります。せっかく自分で打ったそば、つるっとノドゴシのよいそばに仕上げましょう。
そば打ち名人を使ったそばの打ち方
練り作業
そば粉と中力粉を用意します。そば粉120g、中力粉80g。6割そばをそば打ち名人で作ります。
撹拌ベラを水回し本体にセット。撹拌べラの上は穴があいています、計量したそば粉と中力粉がはいらないようにしましょう。指でふさぐか、写真のようにアルミホイルでキャップを作りました。
計量したそば粉と中力粉を水回し本体にいれ、カバーをし撹拌ハンドルを取り付けます。そば粉と中力粉が均等に混ざり合うように撹拌ハンドルを30回ほど回しましょう。
そば粉と中力粉の重量は200gです。用意する水は粉の重量の半分。100gを用意します。
三つの穴がある凹んだところに、用意した水の80%をいれます。三つの穴からポタポタと水が落ちるので、撹拌ハンドルをまわし、落ちた水と粉を混ぜてやりましょう。
撹拌ベラが粉と水を均等に混ぜてくれます。この作業を手でやると、熟練の技が必要になってきますが、そば打ち名人はハンドルをくるくるするだけです。
三つの穴から水が落ちなくなってから、30回ほどはハンドルを回します。粉が5mmほどの粒状になれば、練り作業は終わりです。粉が5mmほどの粒になっていないときは、残った水を三つの穴から少しづつ追加しましょう。
フタをあけ、粉を親指と人差し指でまとめることができればOK。まとめられないときは、水を追加する、べたべたと指にくっつくときは粉をいれるとよいです。
水回し本体のフタには細い隙間があり、その隙間にこねベラをいれます。撹拌ハンドルを回すと、粉がこねベラでこねられ、5mmほどの粒が、どんどん大きい粒になるのです。
くくり作業
水回し本体で練った生地をボウルにとりだし、動画後半のように手でこね、かるく形を整えてやれば、くくり作業は終了です。
まな板で200gの生地を一気にのばすことはできません。そこで100gずつにわけ、作業をしない生地はサランラップでくるみ乾燥しないようにしておきます。
延ばし作業
まな板の両端に赤いガイドをセット。細に合わせると薄く生地を延ばすことができ、太に合わせると少し太く生地を延ばすことができます。
生地がくっつかないように、まな板に打ち粉をふっておきましょう。茶こしを使うように説明書には書かれています。下の商品に粉をいれていれることで、こまかく打ち粉をすることが可能です。
100gずつに分けた生地をまな板のうえにおき、ある程度の薄さまで手で延ばしましょう。薄くなった生地をまな板中央に置き、めん棒をガイドにあわせ、コロコロするだけで、どんどんと生地が延びます。
延ばした生地は、まな板を余裕で飛びでる、延ばし作業をする場所は広く確保しておくとよいでしょう。延ばしていると、生地の端のほうが太いままのときがあります。生地の端までキチンと延ばしましょう。
切り作業
打ち粉をしてから、延ばした生地を三つ折りにします。
まな板にこま板をセット。こま板が生地のうえをスーッと動くか確認しましょう。生地がぶ厚いと、こま板がスムーズに動きません。
包丁で生地を切っていきます。包丁でストンと生地の端を切る。包丁を少し左側に倒すと、こま板も左側に移動します。移動したこま板に包丁をあわせ、またストンと生地を切りましょう。生地を切る、包丁を倒す、生地を切る、この作業を繰りかえします。
書くと簡単ですが、均等に細く切るのはむずかしいです。最初からうまく切れないとお考えください。何度か練習する必要があると思います。
そして、まるで、うどんのような太さの写真。
ゆでる
たっぷりのボコボコと沸騰したお湯を用意し、そばをゆでましょう。
1~3分ほどでゆであがります。お湯からあげるまでに、硬さは確認しましょう。
ゆでたそばを水で洗います。水でヌメりを落とすことでノドゴシがよくなるのです。
あとは普通の蕎麦のように、お好きな食べ方をするだけ。自分で打った蕎麦を、ざる蕎麦や温そばなどにして思う存分楽しみましょう。自分で打った蕎麦は、蕎麦の滋味ある香りがぷんぷん。つるりとした滑らかななノドゴシ、ややぶ厚い蕎麦はもっちりした噛み応え。
幅がバラバラでもいいじゃない、幅がそろっていない蕎麦を食べる機会なんて、滅多にありませんぜ。少しづつそば打ち名人になれ、幅のそろった蕎麦を作れるようなればいいのです。
Amazonnレビュー
すごくわかりやすい!子供でも作りやすいです。初心者なので6:4でしました。だいぶコネコネしたのでボソボソした感じはなくコシのある太い蕎麦ができました。←切り方の問題!笑
自分で作ったこともあってか、子どもたちは美味しいと喜んで食べてました。
素人にも結構上手くできます、水回しもポタポタ水が落ち偏り防止に、そば切り包丁だけは必須、文化包丁では上手く切れず繋がってしまう、何回か打てばコシの強いそばを堪能できるでしょう
使っても使わなくても同じレベルのお蕎麦出来るので別に買わなくても良かった笑
引用元:Amaozn
子どもとそば打ち名人を楽しむ
小学校低学年の子と一緒にそば打ち名人を楽しむ。そば粉と中力粉は計量して入れてあげ、水も大人がいれてあげるとよいでしょう。
小さいお子様はくるくるとハンドルを回し、徐々にまとまっていく粉に興味津々。
こねベラをいれると、さらに大きくなる様子にビックリ。
生地は、大人がまとめるとよいでしょう。
生地をまな板で延ばす作業は、子どもが力加減を覚える必要があります。最初は生地が割れたり失敗するでしょう。失敗した生地は、もう一度丸くまとめてやればいいのです。何度でも延ばす作業に挑戦できます。
大人が、一番気をつけなければならない切る作業。注意深く眼を離さずにお子様を見てあげてください。ゆっくりでいいので慎重に切るように教えましょう。
小学校低学年でも、お手伝いをしてあげれば、そばを作ることができました。
そばをゆでるとこのような感じ、うどんのように見えますが、そばです。
生地を広く延ばし、ワンタンのような蕎麦も作りました。自分で作ったそばは、今まで一番おいしい、との感想。ワンタンのが特においしいとのこと。
そば打ち名人でうどん・パスタを作る
水分を一気にいれて練るパスタ。粉と水分の混ざりはいまいち。パスタはボウルなどで混ぜるほうが楽。
少しづつ水をいれて作るうどんは問題なく、そば打ち名人で練ることができました。
そば打ち名人で切る作業は慣れが必要です。そこで楽に均一な太さ、薄さの麺にするために、パスタマシーンを使います。
そば打ち名人で練る作業までし、あとはパスタマシーンで延ばし、切るのが一番簡単に麺を作れる気がしますね。
アッというまに、均一な太さ、薄さのおうどんの出来上がり。切るのが苦手なかたは、そば打ち名人で練る作業をし、延ばす作業と切る作業はパスタマシーンに任せるとよいでしょう。
そば打ち名人を使った感想【 まとめ 】
そば打ち名人はおもちゃメーカーが発売しています。おもちゃのような素材ですが、しっかりと堅牢な作り。
水回し本体は、そばを作る工程をちゃんと研究した調理器具でした。そば粉と水を混ぜる作業が、手で混ぜるより楽です。
説明書を読み、説明書通りに作業をしていけば、そばの形にはなります。切る作業はややむずかしく、慣れが必要です。
切る作業が苦手なかたは、練り作業までをそば打ち名人でし、あとの作業はパスタマシーンに任せると太さ細さが揃ったそばを楽に作れます。
パスタマシーンを使ったそばの作り方も書いていますのでご参考にしてください。
コメント