七草ねりこみうどんの作り方・レシピ 1月7日は無病息災 長生きできるうどんでキマリ【 パスタマシーン使用 】

うどん

この記事は、昔からの縁起物七草をねりこんで作るうどんのレシピを書いています。

七草をペースト状にして粉と混ぜあわせます。7つの草をいっきにペーストにすると、まさに土といった香りになりました。

お湯でゆでると、七草の香りはゆるみます。そしてスッキリと清涼な香りになり、新緑を思い浮かべるような鮮やかな緑のうどんです。

1月7日に七草を食べると1年無病息災ですごせるといいます。そして、うどんは長生きの象徴ともいわれています。つまり、1年無事にすごせる縁起のよいうどんです。

パスタマシーンを使い製麺しました。

七草うどんの材料(2~3人分)     

  • 中力粉:200g
  • 七草:80g
  • 水:適量
  • 塩:4g
  • 打ち粉:適量

つかっている打ち粉の記事はコチラ。

中力粉を強力粉にかえると中華麺になり、デュラムセモリナ粉にかえれば生パスタになります。

1記事で3つの麺を作れるようになるお得な記事です。

七草うどんの調理工程

  1. 七草と中力粉、塩、水を混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. 七草うどんの出来上がり

七草うどんの作り方【 写真あり 】

七草と中力粉、塩、水を混ぜあわせる

七草をブレンダーやミキサーでペースト状にする。または、包丁で根気よくみじん切りにしてもよい。

中力粉:200gと、水:80g、塩:4gをボウルにいれる。

土といった香りがむんむんしている七草ペーストもくわえる。

混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。

粉と水分を混ぜる専門の調理器具をつかい混ぜた。手で混ぜるように素早く混ぜることができる。

中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていく。

七草の水分だけでは、粒状にならないときは、すこしずつ生地に水をたし混ぜあわせる。

粉をボウルにおしつけたり、のばしたり、ひとつの塊にまとめ、形をととのえる。

生地を寝かせる。寝かせると生地ぜんたいに水分がまわり滑らかになりコシもでる。

寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップをまいておく。

まさに、野草の集合体といった緑色。そして香りを嗅ぐと、ウッとなり一歩二歩さがるほどの土の香り。

粉のまぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。

パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばす。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばす。

パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせる、のばした生地をパスタマシーンに通す。

のばした生地をパタンとふたつに折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。パスタマシーンに通す、折りたたむ、通す、一連の作業をくり返すと生地が滑らかになる。

なめらかになった生地をお好みの薄さにのばす。食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。

打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。

カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。

すべての生地をカッターにとおす。

うどんをすぐにゆでないときは、くっつかないように打ち粉をふっておく。

半日以上放置するときは、キッチンペーパーをひいた密閉できるようにいれる。冷暗所にいれておく。1日を目安に食べきる。

生地を切る動画

七草うどんを食べる

うどん:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。

ぼこぼこと沸騰させたお湯に、うどんを鍋にいれる。ゆであがる時間は粉の種類や太さ、お湯の温度でかわってくる。ゆで加減をチェックしながらゆでよう。

白い湯気なのに、緑色の草の香りが優雅にたちのぼる。

お好みのゆで加減になれば、うどんをザルなどにとり、冷水でヌメりをとり、表面をしめる。あとは、ふつうのうどんのように食べるだけだ。

茶蕎麦やよもぎのような香りをしている。しかし、香りは七草のそれ。

朝露がついた新緑の葉のようになめらかであり若くしなやかな表面。雪解け水がとけ、至純に清浄な川の流れのようにすすれる七草うどん。

七草うどんを噛む。口のなかに雪解けがおとずれる。雪がきえ、大地がみえる、草花が咲きみだれるような地球の大地のパワーを感じられる。

ピリッとした辛さがあるのは大根の実の部分の影響だろうか。麺つゆはすくなめ、七草の香りと風味の余韻にひたりたい。

うどんは、温かいお汁でも食べられる。かえしをお湯でわったお汁に、七草うどんをいれ食べる。

温めることで柔和に七草の緑色の香りが白くたちのぼる。1月7日はまだ寒い。温かいお汁のほうがよろこばれるかもしれぬ。

七草うどんを作って食べた感想【 まとめ 】

七草をねりこんだうどんは七草の葉のように緑色。そして、ゆるやかに七草の香りのするうどんです。

1月7日に七草を食べると1年無病息災ですごせるといいます。また、年明けにうどんを食べると、ふとくながく生きられるようになるといいます。

なんと、縁起のよいうどんでしょうか。しかし、七草をねりこんだうどんは見かけません。であるならば、ご自宅でをねりこみつくるしかありません。

パスタマシーンを使えば、うどんの幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。

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