市販のプロテインを生パスタにねりこみ作る、プロテイン生パスタの作り方・レシピを書いている記事です。
ねりこむプロテインを変更すれば、いろいろな味の生パスタを作ることができます。プロテインを買ってみたけど、プロテインの味がいまいちだな、そんなプロテインを生パスタにしてやればいいのです。
この記事では、バナナ味をねりこみました。作っている途中は、バナナの香りがぷんぷんしていますが、ゆでるとバナナの香りはへります。使ったプロテインはそのまま飲んでもおいしいプロテインです。
タンパク質たっぷりの生パスタです。しかし、生パスタの見た目はしていますが、食べるとボソボソしており、プリンっとした生パスタの食感はありません。
糖質オフ生パスタか小麦グルテンいり生パスタの食感にちかいです。
プロテイン生パスタは、すこしの量でお腹がたらふくふくれます。トレーニングやダイエットをがんばっている人にはオススメです。
積極的に食べたいかと言われたら、筋肉のため、痩せるため食べる、というレベルです。
パスタマシーンで作りました。パスタマシーンを使えば、お家で厚さ、幅がそろった生パスタを作れるのです。
プロテインねりこみ生パスタの調理工程
- プロテインなど材料を計量する
- プロテインと粉を混ぜあわせる
- パスタマシーンで生地をのばす
- パスタマシーンで生地を切る
- プロテインねりこみ生パスタの出来上がり
プロテイン生パスタの材料(2~3人分)
- プロテイン:100g(お家にあるお好みのプロテイン)
- デュラムセモリナ粉:100g(強力粉でも代用可能)
- 塩:4g
- オリーブオイル:大さじ1
- 全卵:2個
- 打ち粉:適量
デュラムセモリナ粉のほうが、強力粉より、タンパク質の含有量が多いです。タンパク質の摂取を重視するのであれ、デュラムセモリナ粉を使いましょう。
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
プロテインねりこみ生パスタの作り方【 写真あり 】
プロテインなど材料を計量する
プロテイン:100gとデュラムセモリナ粉:100g、塩4g、オリーブオイル:大さじ1を計量し、ボウルにいれる。
全卵二つの重さは100gほど。全卵二つをプロテインとデュラムセモリナ粉と混ぜあわせても、粉全体がしっとりしないときは、水(分量外)をいれる。
プロテインと粉を混ぜあわせる
プロテインなどをいれたボウルに、全卵二つをいれ混ぜあわせる。
混ぜはじめは、手に粉がくっつきやすい。さいばしやゴムベラで混ぜるとよい。粉と卵を混ぜるだけの専用調理器具で素早く混ぜあわせている。手のような形になっており混ぜあわせやすい。
粉全体がしっとりし、1cmほどの粒から3mmほどの粒になれば、手をつかい粉をひとつの塊にまとめていく。粉をボウルに押しつけていくと、簡単に生地がひとつにまとまっていく。
卵だけでは粉がしっとりしないときは、水(分量外)を少しづつくわえる。
写真で見るとふつうの生パスタの生地に見えるが、バナナの香りがぷんぷんしている。黄色いからかバナナ感はましている。
まとめた生地はサランラップにくるみ寝かす。水分が生地ぜんたいに均等にいきわたり、生地がなめらかになる、普通の生パスタの生地であれば。
プロテインねりこみ生パスタは寝かせる工程をスッとばし、のばす工程にうつってもよい。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
パスタマシーンで生地をのばす
生地がパスタマシーンにはいる3mm~5mmほどの厚さになるまで、生地を手やめん棒でのばす。
生地を触った感触は、生パスタの生地というよりは、クッキーなどの生地にちかい。
のばした生地を四等分に切りわける。四等分にした生地1枚1枚をパスタマシーンでのばしていく。プロテインいり生地はかなり硬い、そこで少量ずつのばしたほうが楽に作業できる。大量の生地を一気にのばそうとすると大変。
作業をしない生地は、乾燥しないようにサランラップにくるんでおく。
四等分にした生地をパスタマシーンにとおし、2倍ほどの長さになるまでパスタマシーンを操作し生地をのばす。
2倍ほどの長さになった生地を折りたたむ。そして、もう1度パスタマシーンでのばす。生地を折りたたむ、生地をのばす。この作業を繰りかえすことで少しだけ生地がなめらかになる。普通の生パスタの生地はものすごくなめらかになる。
またプロテイン生地がパスタマシーンのローラーにとおりにくいときは、ローラーに挟まれないように注意しながらプロテイン生地をローラーにおしこむ。
4枚の生地、すべて同じようにのばす。
のばした4枚の生地を2枚ずつに重ねる。
2枚に重ねた生地をパスタマシーンにとおし、お好みの厚さになるまでのばし、食べやすい長さに切っておく。
お好みの厚さまで生地をのばせば、生地をのばす作業はおわり。
生地のばし方参考動画
パスタマシーンで生地を切る
カッター(生地を切るアイテム)とガイド(切るとき生地がゆがまないようにするアイテム)を、パスタマシーンに装着する。
打ち粉をしたプロテイン生地をパスタマシーンにのせる。
カッターにハンドルをセットし、ハンドルをくるくる回せば生地がカッターをとおり、均等な幅の生パスタになり落ちる。
パスタどうしがくっつかないように打ち粉をしてから、プロテインねりこみ生パスタをキッチンペーパーをひいた容器にいれ保存する。
ふつうの生パスタであれば、半日ほど寝かせてから食べるとおいしい。しかし、プロテインねりこみ生パスタは、すぐに食べても寝かせても食感の変化はほとんどない。
プロテインねりこみ生パスタの出来上がりだ。
パカリと大きく開くフタ。作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。
生地を切る参考動画
プロテインねりこみ生パスタを食べる
プロテインねりこみ生パスタ:100gにたいして、1~2リットルの水を鍋にいれ沸騰させる。生地に塩がはいっているので塩をいれる必要はないよ。バナナのあの香りがお湯からプンプンしている。
パスタのゆで加減を確認しながら、お好みのゆで加減になるまでゆでる。プロテインねりこみ生パスタが、お好みのゆで加減になればお湯からひきあげる。
オリーブオイルとクレイジーガーリック、黒胡椒、粉チーズとシンプルな味でいただく。
心配していたバナナの香りはほとんどなし、かすかにバナナの甘い香りがするかな、といったていどの香り。バナナの甘さが、旨味、コクになっているとも言える。
見た目、ふつうの生パスタに見えているだろう。この一本一本の生パスタがゴワゴワしており、食べるとモッソモッソ、バッサバッサしているだぜ。生パスタの形をしているナニか別の食べ物になっている。
生パスタにあるハジけるような弾力、つるんとした食感をプロテインねりこみ生パスタに期待してはいけませんゾ。
一本一本をよく噛んで食べるので、ドラゴンボールの仙豆のように少しの量でお腹がふくれる。ダイエットのお供としては最高のパートナーかもしれない。
プロテインねりこみ生パスタのバサバサモサモサである。それがメリットになることがある。ゆでてから時間が経っても、ほとんど食感が変化することがない。
お弁当や作り置きにピッタリなのである。生パスタがくっつかないように、オリーブオイルはまぶしておいてね。
プロテインねりこみ生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】
プロテインねりこみ生パスタは見た目は生パスタの形をしています。しかし食感は、まったく違います。バッサバッサ、モッサモッサした食感です。生パスタにある弾力、のどごしはありません。
バナナ味をねりこみましたが、バナナバナナしていません。買ってみたものの、おいしくないプロテインを生パスタにしてみてはどうでしょう。チョコ味やバニラ味、ヨーグルト味といろいろな味の生パスタを作れちゃいます。
プロテインねりこみ生パスタは、タンパク質含有量がおおく、少量でお腹が膨れ、ゆでてから長時間放置しても食感が変わらないというメリットがあります。
筋トレをしている人、ダイエットをがんばっている人で麺状のものを食べたいというかたにオススメです。
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