この記事は、パスタソースをねりこんで作る生パスタのレシピを書いています。
赤色や黄色のパスタソースが白い服のシミになりません。パスタソースは飛びちりません。
パスタソースの種類だけの香りと風味のちがった生パスタを作れます。
パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。
パスタソース生パスタの調理工程
- パスタソースと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- パスタソース生パスタの出来上がり
パスタソース生パスタの材料（2～3人分）
- デュラムセモリナ粉：100g
- 強力粉：100g
- パスタソース：80g
- 塩：2g
- オリーブオイル：大さじ1
- 打ち粉：適量
パスタソースはお好みのものをお使いください。
ドロッとしたパスタソースであればねりこめると思います。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
パスタソース生パスタの作り方【 写真あり 】
パスタソースと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
デュラムセモリナ粉：100gと強力粉：100g、塩：2g、オリーブオイル：大さじ1をボウルにいれる。
パスタソース：80gもボウルにそそぎいれる。
最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。
粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。
粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。5mmほどの粒状にならないときは、パスタソースか水をボウルに追加でいれる。
手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。
1時間ほど生地を冷暗所で寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
生地をパスタマシーンでのばす
寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。
パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2～3倍になる。
2～3倍になった生地をペタンと折りたたむ。
折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3～5回すると、生地がなめらかになる。
生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る
パスタマシーンにカッター（生地を切る道具）とガイド（生地を切るのをサポートする道具）をセット。
打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。
カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。
すべての生地をカッターに通す。生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。
生パスタは製麺したてを食べるよりも、寝かせてから食べたほうがコシがよくなる。密閉容器にキッチンペーパーをしき冷暗所にて半日ほど寝かせる。
パカリと大きく開くので作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースにいれ生パスタを寝かせている。
生地を切る参考動画
パスタソース生パスタを食べる
生パスタ：100gに、沸騰したお湯1～2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。
お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。
ゆで時間の目安は3分～8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。
てらてらと光をはじきかえしているパスタソース生パスタ。パスタソースがかかっているような鮮烈な赤色をしている。
トマトの赤色が白い服にとびちったら嫌だなぁ。ご心配なされまするな。パスタソースの香りと風味はあれども、パスタソースの色が洋服に飛びちることはない。
それがパスタソースをねりこんだ生パスタの最大の特徴。しかし、オリーブオイルなどは飛びますのでご注意をば。
フォークでまきとるのに苦労するほどの弾力とコシ。麺というよりも、うすい団子のようにもっちりとした噛み応え。
パスタソース生パスタを噛むと、粉の甘味と風味を感じるまえに、パスタソースの香りと風味が舌にのる。そのあとにしっかりとした粉と粉が密着し熟成された風味を感じられる。
パスタソースの風味と香りとミートする食材であればパスタソース生パスタにトッピングできる。
トマトソースをねりこんだが、バジルのソースやチーズのソース、カレーのソースなどいろいろとねりこめる。
この記事を読みパスタの作り方を覚えたあなたは、パスタソースの数だけのパスタを作れるように。
パスタソース生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】
パスタソースを水のかわりに使い粉と混ぜあわせて作る生パスタは、パスタソースの香りと風味は残っています。
そして、パスタソースは白い服に跳ね飛びちりません。お洒落な服をきていても、ちいさいお子様でも安心して食べられます。
パスタソースはスーパーで売っています。しかし、パスタソースをねりこんだ生パスタはあまり売っていません。売っていないのであれば、ご自宅で作ればいいんです。
不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。
コメント