この記事は、押しだし製麵機で作る10割蕎麦の作り方を書いています。
なれてしまえば10分ほどで10割蕎麦を作れるようになるでしょう。
(お湯をわかず時間をのぞく)
10割蕎麦を作れるようにはなりますが、小麦などを混ぜることを強くオススメします。
ボソボソしてヌチャヌチャした食感、奥歯のスキマにはいりこむ粘度。
蕎麦屋さんですするような爽快な蕎麦ではありません。
15cmほどの蕎麦はすするというよりも食べるといった印象でした。
しかし、蕎麦のもつ滋味ある香りと風味は堪能できます。
2割ほど中力粉や強力粉、タピオカ粉を混ぜたほうがイケてる蕎麦にはなります。
こちらの押しだし製麺機を使いました。
10割蕎麦の材料(1~2人前)
- 蕎麦粉:100g
- 水:50g
蕎麦粉の種類によって出来上がる香りと風味はかわります。
そして、こだわりがないかぎり、かたくり粉やタピオカ粉を混ぜたほうが麺が切れにくく、そして作りやすく、さらにはノドゴシもなめらかです。
10割蕎麦の作り方【 写真あり 】
蕎麦粉:100gと水:50gをボウルなどかき混ぜやすい容器にいれます。
蕎麦粉と水を混ぜあわせる作業は、最初から職人のように手で混ぜはじめてもいいが、ゴムベラやさいばしで混ぜあわせると、蕎麦粉が手にくっつかず楽に作業できます。
蕎麦の水回し専用の器具で粉と水を混ぜあわせました。専用の道具などで楽にスピーディーに混ぜあわせられるのです。
大豆からソラマメほどの大きさに蕎麦粉がまとまってきたら手でひとつの生地にまとめましょう。
角だしなどをする必要はありません。
コネあげた生地を押しだし麺にセットします。
お湯にいきなり蕎麦をいれずに、ボウルなどに一度しぼりだします。硬さをチェックし、しぼりだせないほど生地が硬いようであれば水(分量外)をくわえてください。
ベチョベチョと柔らかすぎるときは蕎麦粉(分量外)、もしくは強力粉や中力粉、タピオカ粉などをくわえ生地の硬さを調整してください。
生地の硬さをチェックしたあとは、もういちど生地をまとめ、押しだし製麵機にいれてください。
たっぷりのお湯をいれた鍋に生地を押しだします。
弱火から中火で押しだした麺をゆでてください。
10割蕎麦はもろい存在です。じゃばじゃばと乱暴にかき混ぜてしまうとすぐに切れます。
ゆで加減をチェックしたのち麺をお湯からあげましょう。
お好みのゆで加減になった麺を冷水で洗い、ヌメりをとりのぞきます。
10割蕎麦の出来上がりです。
蕎麦は長いところで20cmほどあります。
短いところでは、切れ端といいたくなる長さでした。
蕎麦の滋味ある香りを噛んだという満足感をたっぷりと堪能できる10割蕎麦です。
滋味ある粘度ある蕎麦は、歯のあちらこちにへばりつきます。
無理に10割蕎麦を押しだすよりも、強力粉や中力粉、タピオカ粉を混ぜたほうが、口当たりもよくなり、弾力とコシも強くなり、蕎麦も切れません。
蕎麦粉の香りが大好きなひとにオススメする押しだし製麵機で作る10割蕎麦でした。
しぼりだせなかった蕎麦粉でそばがきも作れます。
押しだし製麵機で10割蕎麦を作った感想【 まとめ 】
押しだし製麵機を使えば、10割蕎麦を作れます。調理技術もあまり必要ではありません。
しかし、田舎蕎麦といいたくなる、素朴で純情、朴訥としたノドゴシです。
蕎麦の香りと風味は、たっぷりと堪能できます。
押しだし製麺機があれば楽々と形のそろった麺を作れました。
コメント