納豆ねりこみ生パスタの作り方・レシピ 納豆の粒が器にのこらない食べやすい納豆パスタ【パスタマシーン使用 】

パスタ

和パスタの具として定着した納豆。おいしいですよね。

しかし、食べ終わったあとに、パスタとからまなかった納豆がたっぷり残っている、ズズッとすするのも行儀わるい、どうしましょうか。

生パスタにねりこめば、納豆が器に残りませんよ。

納豆を生パスタにねりこむレシピを書いています。

納豆パスタは、お湯でゆでるとブチブチと切れてしまい短いパスタになりました。うどんや蕎麦は短くなりません。パスタだけが短くなります。

パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。

納豆生パスタの調理工程

  1. 納豆と粉、ほかの材料と混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. 納豆生パスタの出来上がり

納豆生パスタの材料(2~3人分)

  • デュラムセモリナ粉:100g
  • 強力粉:100g
  • 納豆:1パック
  • 水:適量
  • 塩:2g
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 打ち粉:適量

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

この記事では、小粒の納豆をつかいました。粒の納豆はつぶす必要があります。

ひきわり納豆であれば、納豆をつぶす必要がありません。納豆をつぶす作業を省きたいかたは、ひきわりを使ってください。

納豆生パスタの作り方【 写真あり 】

納豆と粉、ほかの材料と混ぜあわせる

粒のままの納豆では、ローラーを通らない可能性がある。2パックはいっているのは、別記事用の納豆。

すりこぎでゴンゴンと叩く、ねる、こする。ねばねばした液体になり、これが魯山人がいった100回ねった効果なのだろうか、納豆を追発酵させたような濃い香りがしてくる。

デュラムセモリナ粉:100gと強力粉:100g、塩:2g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。

納豆もボウルにいれる。

納豆を手で混ぜると、エライことになる。そこで、ゴムベラやさいばしで混ぜあわせると、納豆と粉が手にくっつかず楽に作業できる。

粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。

納豆の水分だけで、粉ぜんたいがしっとりし、粉が3~5ミリほどの粒になればよいが、おそらくならないと思われる。

水を少量ずつボウルにくわえ粉と水を混ぜあわせる。粉が3~5ミリほどの粒になるまで水をくわえ、粉と混ぜる。

手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。

1時間ほど生地を冷暗所で寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。

パスタ生地の混ぜ方参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。

パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2~3倍になる。

2~3倍になった生地をペタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3~5回すると、生地がなめらかになる。

生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセット。

打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。

カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。

すべての生地をカッターに通す。生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。

生パスタは製麺したてを食べるよりも、寝かせてから食べたほうがコシがよくなる。密閉容器にキッチンペーパーをしき半日ほど寝かせる。

パカリと大きく開くので作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。

生地を切る参考動画

納豆生パスタを食べる

生パスタ:100gに、沸騰したお湯1~2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。

お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。お湯にいれた瞬間から短くちぎれていく。

ゆで時間の目安は3分~8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。

オリーブオイルにいれたニンニクを弱火でじっくりと炒め、醤油をジュンとたらし和ソースを作る。納豆パスタを混ぜあわせる。

醤油の焦げた芳ばしい香りたつ、ニンニクの風味が空に舞う、納豆の風味が地をはう。海苔やネギなどもトッピングしてもよいだろう。

醤油とニンニク、納豆のまちがいない組合せ。カッカッと食べおわったあとに、ネバっとした納豆がひとつも残っていない。

オリーブの実を細かく切り、パセリとあわせておく、オリーブオイルと醤油もくわえておく。ゆでた納豆パスタをあえる。

皇室の誰かが好みだった料理と聞いたことがある。オリーブとパセリ、納豆の組合せ。オリーブの実のすっぱい酸味とパセリの清涼な香りが納豆の濃い風味を中和し、高貴で格調たかいインペリアな味にしたてあげている。

納豆生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】

納豆をねりこんだパスタは、器に納豆がひとつぶも残りません。1つの納豆に8人の神がいるとか、いないとか、残らず食べきれます。

作り方は、納豆と粉を混ぜるだけです。

できあがった納豆生パスタをねかせると、ブツブツと麺がきれました。酵素的な何かの影響かと思われます。長いまま食べたいかたは、寝かせないほうがよいでしょう。

納豆が器にのこらない、納豆生パスタはあまり売っていません。売っていないのであれば、ご自宅で作ればいいんです。

不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。

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